今回、プーケットのパトンビーチには3泊したのだが、その間にレストランで食べたものをまとめてご紹介したい。
まずはパトンビーチの海沿いにあるレストラン。パトンビーチ北側のビーチ沿いに立ち並ぶレストランの一番端(バングラ通り寄り)だ。
オーダーしたのはビールとサテ。サテはインドネシア発祥の串焼きだ。日本の焼き鳥と同じく、ビールによく合う。
ビーチ沿いで沈みゆく夕日(サンセット)を眺めながら美味しいつまみを片手に飲むビールは最高だ。海外旅行中で一番幸せを感じる瞬間である。綺麗な景色を眺めながら食事を堪能したい方にはビーチ沿いのレストランはおすすめだ。なお、パトンビーチの夕日に関しては以下の記事も参照して欲しい。
続いてパトンビーチの南側、Thaweewong Road(Beach Road)沿いにある洋食レストラン「The Place」。
タイに長くいてエスニック料理ばかり食べていると、何故か日本食ではなく無性にパスタなどのイタリアン料理やステーキを食べたくなることがある。この日はステーキを食べようとこのレストランにやって来た。洋食レストランらしく、お客さんは欧米人が目立つ。このお店のオーナーらしき人もヨーロッパ人のようだ。
オーダーしたのは、サーロインステーキにライスとビール。ステーキを食べるときについついライスも注文してしまうのは日本人の悲しいサガである。ステーキはニュージーランド産の牛肉を使用しており、柔らかくて美味しかった。
物価の安いタイと言っても、レストランで食べる外国産牛肉ステーキは決して安くない。2,000~3,000円は当たり前のようにする。ステーキが運ばれてくると、周囲の人たちが羨ましそうな目で見てくるような気がするのは気のせいだろうか。タイにはヨーロッパ人旅行者も多いが、彼らは1ヶ月くらいの長期休暇を取ったりするので、意外と貧乏旅行も多いようである。ステーキをペロリと平らげ、食後にはマンゴーパンナコッタをいただいた。どれも上品な味で美味しかった。
最後に、Soi Keb-Sub沿いにあるレストラン「Siam Thai Restaurant」をご紹介しよう。このレストランでは、タイ料理を中心に様々な国の料理を提供している。もちろんシーフード料理も豊富だ。店頭では、陽気なネパール人が客引きをしている。
店内はゆったりとした造りで、冷房が効いた席とオープンな席がある。Wi-Fi(インターネット)も利用可能だ。
このレストランは僕が泊まっていたホテル(クリスタルビーチホテル)から近いこともあって、プーケット滞在中何度か利用した。このレストランで食べたものを順番にご紹介したい。まずは僕のお気に入りのタイ料理の一つであるマッサマンカレー(ゲーンマッサマン)。マッサマンカレーのスープはマイルドな味わいなので、辛いのが苦手な人にもおすすめだ。具には肉(鶏肉や牛肉など)にじゃがいも、玉ねぎが入っていることが多い。
続いてシーフードトムヤムクンに定番の揚げ春巻き。海に囲まれたプーケットらしく、トムヤムクンには豊富な種類のシーフードが入っている。僕はまろやかで辛いトムヤムクンの方が好きなのだが、ここのトムヤムクンのスープはサラッとしており、それほど辛さも感じられなかった。揚げ春巻きはどこで食べても美味しいものだ。
後日、妙にケバブが食べたくなったのでケバブ屋台を探していたのだが、昼間のパトンビーチではなかなか見つからず、ここのレストランでラム(子羊)ケバブをいただくことにした。屋台でもケバブ専門店でもない普通のレストランでケバブを食べるのはこれが初めてかもしれない。ラムケバブは上品な味で美味しかった。
世界中から観光客が集まる有名なリゾート地だけあって、パトンビーチには山ほどレストランがある。店頭で呼び込みをしている光景も日常的だ。多国籍の料理が味わえるので、色々と食べ歩いてみるのも面白いかもしれない。