マカオ滞在中、カジノが立ち並ぶ夜の繁華街を歩いて写真を撮ったのでご紹介したい。
マカオと言えば、世界遺産とカジノの街である。マカオの夜の街は、昼とは風景が一変する。通りには、ギラギラにライトアップされたカジノが立ち並ぶ。
カジノの周辺には、歩調を合わせるようにライトアップされた高級ホテルが立ち並ぶ。
中国人観光客やカジノで一儲けした客目当てなのか、貴金属店もやたら多い。余談であるが、中国本土ではギャンブル禁止でカジノがないそうなので、多くの中国人がカジノ目当てでマカオにやって来るようだ。日本もカジノを作ったらきっと中国人で溢れかえることだろう。
当然、貴金属店以外にもレストランや飲み屋などのお店もあるのだが、同じようにギラギラしているためか分かりづらい。ちなみに、僕はマカオ滞在中はもっぱらセナド広場周辺で食事をしたのだが、セナド広場周辺のレストランは閉まるのが早いお店が多い(午後10時とか)。以前ご紹介したセナド広場近くの「カテドラルカフェ(Cathedral Cafe)」は深夜までやっているので、バーとして利用するのもおすすめだ。一度午後の11時頃に訪れたが、お店の中も外も会話を楽しむ欧米人で賑わっていた。
今回、マカオには世界遺産の観光とヨーロッパ調の街並みを楽しむために訪れたので、カジノで遊ぶ予定は全くなかった。なので、マカオ滞在中カジノの中には入っていない(一人だと何だか入りづらいこともある)。カジノ自体は嫌いと言うわけではなく、オーストラリアに住んでいたときに何度か訪れたことがある。マカオで高級ホテルに泊まってカジノ三昧というのも、いつかやってみたいものである。
マカオの夜の街は人通りが多いので治安は安全だと思うが、ギャンブルの街だけあって、当然ギャンブル狂も多いことだろう。中にはおかしい人もいるだろうから、油断は禁物だ。
マカオの人は概して親切だったが、道中やたら目つきの悪い人に何人か出くわしたこと、タクシーの運転手に態度が悪い人が多いことも気になった。何だか突然怒り出す人がいるイメージである。
マカオのヨーロッパ調の街並み、そしてギラギラとした夜の街の雰囲気も好きなのだが、なんだか非日常的で落ち着かない。マカオから香港に戻ったときは妙に安心したものである。香港はゴミゴミとしていて無愛想な人もいるのだが、街はいわゆる普通の生活をしている人たちで溢れかえっている。東京や大阪で見るのと同じ風景なので、安心できるのだ。
しかし、マカオは観光するには面白い所であった。また香港に来たときにはマカオにも立ち寄りたいものである。