高級ホテル!?「アスコット マカオ」でおすすめのスイートルームに宿泊!

エグゼクティブスイートのリビング

今回、香港からフェリーでマカオ(澳門)に行って2泊したのだが、マカオに行く直前(2日ほど前)にホテルを予約したためか、安いホテルが全然見つからなかった。

一番安いホテルでも1泊2万円くらいする。香港の2倍である。マカオというのはこんなにホテルが高いのか・・・と唖然としたのだが、後からホテル予約サイト「Agoda(アゴダ)」で1ヶ月後の日付を指定してホテルの金額を調査してみたところ、1万円くらいの格安ホテルもたくさん発見した。

お盆休みで日本人観光客が多かったのか、それともたまたま部屋が空いていなかったのか、ともかくタイミングが悪かったようだ。

1泊2万円以上のホテルしか空いていなかったので、その中で一番お得感があった「アスコット マカオ(Ascott Macau)」のエグゼクティブスイートを予約した。宿泊料金は2泊で2,980.80香港ドル(約4万1,500円)。1日あたりの料金は香港のホテルの2日分、タイの地方のホテルの1週間分である。当初、3~4泊しようと思っていたのだが、宿泊料金が高いため2泊に変更した(というかせざるを得なかった)。

4つ星ホテルだし、エグゼクティブスイートと言っても部屋に大げさな名前が付いていることはよくあるので、それほど期待はしていなかった。しかし、思ったよりもホテルの建物は立派だった。「アスコット マカオ」は、他のマカオに立ち並ぶ5つ星の高級ホテルと同じように、遠くからでもホテルのビルを見ることができる。

「アスコット マカオ(Ascott Macau)」外観

「アスコット マカオ(Ascott Macau)」外観

「アスコット マカオ」はマカオ半島の南側、観音像やMGMホテルの近くにある。周辺にはカジノ、飲食店やレストランも多い。セナド広場も若干距離があるが歩いて行くことができる。マカオのホテルはカジノが併設されているところも多いが、このホテルにはカジノがないので静かに過ごしたい方にはおすすめだ。

「アスコット マカオ」入り口

「アスコット マカオ」入り口

フロントには2つしかデスクがなく、若干待たされた。スタッフの対応は丁寧で、日本語が話せるスタッフがいる。英語が話せない日本人と思われるのは癪であるが、せっかく日本語で対応してくれたので日本語で返す。結構流暢な日本語で、「ナカムラさん、2泊ですね。Wi-Fi(インターネット)のパスワードはこちらです。」などと丁寧に説明してくれる。ありがとう、でも僕はナカジマだ。

「アスコット マカオ」フロント

「アスコット マカオ」フロント

「アスコット マカオ」ロビー

「アスコット マカオ」ロビー

エグゼクティブスイートがある階は静寂に包まれていた

エグゼクティブスイートがある階は静寂に包まれていた

部屋は思ったよりもずっと広かった。写真では広さが伝わらないのが残念であるが、広さといい豪華さといい、まさにスイートルームである。タイでよく泊まる4つ星ホテルと大差ないと思っていたのだが、5つ星ホテルと言っても良い豪華さだ。

リビングルームには大きなソファが置いてある。美女と一緒にドンペリニヨンでも飲みながらマカオの夜を堪能するのに相応しいソファである。一体、1人でどうしろと言うのだ。

エグゼクティブスイートのリビング

エグゼクティブスイートのリビング

「アスコット マカオ」はサービスアパートメントホテルらしく、キッチンと洗濯機まであり、さながら六本木ヒルズの高級マンションと言った雰囲気である。キッチンにはエスプレッソマシーンが置いてある。初めて利用したが、マカオの街並みを眺めながら飲むエスプレッソはなかなかの味わいだった。

エグゼクティブスイートのキッチン

エグゼクティブスイートのキッチン

無料のドリンク類

無料のドリンク類

部屋の窓からはマカオの街並みが見えるが、目の前(ホテルの裏)には地元の人たちが住んでいるらしきアパートが建っており、視線が気になるのが残念であった。

部屋の窓からの眺め

部屋の窓からの眺め

Wi-Fiは問題なく繋がる。マカオはフェリーだけでなく街中でも無料のWi-Fiが使え、結構インターネット環境は良いようだ。香港とマカオは日本とプラグの形状が違うので、一応ナイトマーケットで10ドルで購入した変換プラグ(アダプタ)を持参したのだが、書斎デスクには日本のプラグが差し込めるコンセントもあった。コンセントを複数利用したいのであれば変換プラグ(アダプタ)を持参した方が良いかもしれない。

エグゼクティブスイートの書斎デスク

エグゼクティブスイートの書斎デスク

シャワーとトイレは別々になっており、浴槽まである。映画の見過ぎだろうか、海外のホテルで立派な浴槽を見ると、泡まみれになっている金髪美女を連想してしまう。結局浴槽を使うことはなく、ゴージャスな雰囲気だけを味わった。

洗面台にシャワー&トイレルーム

洗面台にシャワー&トイレルーム

アメニティ類

アメニティ類

ゴージャスな浴槽

ゴージャスな浴槽

シャンプー類はロクシタン

シャンプー類はロクシタン

タイミングの良いことに丁度洗濯物が溜まっていたので、キッチンに置いてある洗濯機で洗濯しようと思ったところ、洗剤が見当たらなかったのでフロントに言ったら部屋まで持ってきてくれた。スイートルームの客は自分で洗濯なんてしないのだろうか。しかし、高いホテルでランドリーサービスなんて頼んだらいくら取られるか分かったもんじゃない。ユニクロのTシャツとパンツなんて誰が洗ったって一緒だ(ユニクロは安い割に丈夫なので旅にはおすすめである)。

キッチンにはシーメンスの洗濯機がある

キッチンにはシーメンスの洗濯機がある

僕は今回マカオには世界遺産観光のために訪れたのであるが、高級ホテルに泊まってカジノ三昧というのもマカオの楽しみ方の一つだろう。約1ヶ月間に渡り1人で旅行している僕にとって、スイートルームは無用の長物で1泊2万円というのは高い料金なのだが、2人で高級ホテルに泊まると考えたら安いものだ。お盆休みに家族や恋人と旅行に来る日本人はこのようなところに泊まるのだろうか。何だか羨ましくも感じる。

部屋とベッドが広すぎて落ち着かないせいか、それともマカオのギラギラとした夜の街のせいか、あまり熟睡することができなかった。

スーパーキングベッド

スーパーキングベッド

まだまだ自分には不釣り合いだなぁ・・・と感じながらも、かなり快適な滞在であった。たまにはスイートルームに泊まるのも良いかもしれない。またセレブな気分を味わいたくなったら来ることにしよう。

「アスコット マカオ」外観(夜)

「アスコット マカオ」外観(夜)

「アスコット マカオ(Ascott Macau)」住所と地図:No. 339 R.Cidade de Braga, Nape, Macau(アゴダで予約する