パタヤからバンコク市街地へのバスを使った移動方法(料金、時間など)

パタヤバスターミナルのチケット売り場

パタヤ(パタヤー)からバンコクに行くにはタクシーかバスを利用することになると思うが、今回初めてパタヤからバンコク市街地にバスを使って移動したので、その移動方法をご紹介したい。

パタヤからバンコク行きのバスはノースパタヤにあるパタヤバスターミナルから出発する。パタヤ市街地からバスターミナルまでの行き方は、ソンテウを利用すれば安く行けると思うが、荷物が多いと面倒だし、僕が滞在しているホテルは比較的バスターミナルの近くだったので、今回はタクシーを利用した。

ソイ5にあるホテル(パタヤブルースカイ)からパタヤバスターミナルまでのタクシー料金は150バーツだった。なお、「パタヤバスターミナル」と言えば連れて行ってくれると思うが、「Pattaya Bus Terminal for Bangkok」などと、バスでバンコクに行きたい旨を伝えれば確実だろう。

バスターミナルに着いたら、自分が行きたい場所が書かれた窓口に並んでチケットを購入する。バンコクはバンコクでも、3つの行き先(バスターミナル)がある。エカマイ(バンコク東バスターミナル)、モーチット(バンコク北バスターミナル)、そしてバンコク南バスターミナルだ。自分の目的地がどのバスターミナルに近いか事前に調べておこう。なお、チケットの事前予約はできないようだ。

パタヤバスターミナルのチケット売り場

パタヤバスターミナルのチケット売り場

僕がバンコクで滞在するホテルは、毎度のことながらスクンビットにあるので、スクンビットから近いエカマイ行きの切符を購入した。エカマイバスターミナルはBTS駅からも近く便利なので、行き先がよく分からなければとりあえずエカマイにしておけばなんとかなるだろう。マイペンライだ。

エカマイと書かれた窓口に並ぶ

エカマイと書かれた窓口に並ぶ

バンコク行きのバスは本数が多く、現在は午前4時半から午後11時まで、およそ30分ごと(午後9時以降は1時間ごと)に発車しているようだ。パタヤバスターミナルに到着したのは午後0時頃。この日は日曜日だったが、オフシーズンということもあってか、次の午後0時20分発のバスの座席を取ることができた。パタヤからエカマイまでのバス料金は108バーツとかなり安い。座席は指定されており、チケットに座席番号が記載されている。チケットは出発までなくさないようにしよう。

エカマイ(バンコク)行きバスチケット

エカマイ(バンコク)行きバスチケット

この日は朝から何も食べていなかったので、バスターミナルの待合所にあるカフェでホットドッグとカフェラテを味わいながら出発の時を待つ。なお、トイレはバスによって付いていたり付いていなかったりするようなので、事前に済ませておくと安心だ。

パタヤバスターミナルの待合所

パタヤバスターミナルの待合所

ホットドッグとカフェラテをいただく

ホットドッグとカフェラテをいただく

バスの出発時刻が近づいてきたらゲートが開くので、チケットに記載されている番号のバスに乗り込めば良い。バスの座席番号は座席の後ろに記載されているので、自分の座席番号を確認して座ろう。バンコク行きのバスは、日本の街中を走っているバスと同じような感じで、座席はそれほど広くない。

バンコク行きバスの車内

バンコク行きバスの車内

僕の隣の席にはかなり巨漢のお兄さんが座っていて、当初1人で2座席のほとんどを占領していたので、「座れねえじゃねえか」と思ったのだが、僕が座ろうとすると、できる限り(それでもはみ出しているが)端っこに寄ってくれた。巨漢のお兄さんと肌が触れ合い窮屈ではあったが、クッションだと思うことにした。

バスは満席で、バラエティ豊かな面々が乗っている。タイ人の警察官、アラブ人のビジネスマンらしきグループ、アジア人やヨーロッパ人の観光客などなど・・・。なんだか、密室事件が起こる舞台としてはぴったりだと思ってしまった。

安い移動方法ということもあってか、頻繁に携帯電話で話したり、音を出したまま動画を見たり、隣の人と話し続けていたりと、日本人の感覚からするとあまりマナーはよろしくない人が多かったが、特に問題はなくバンコクに到着した。パタヤからバンコクのエカマイまでの所要時間は2時間~2時間半程度だ。バンコクに入ってからは道路がかなり混雑するので、混雑状況によってかなり変わるようだ。

エカマイバスターミナルに到着し、バスターミナル前に停まっているタクシーを利用してスクンビットのソイ15にあるホテル(ドリームホテル)へ向かうことにした。バスターミナルからホテルまでのタクシー料金は200バーツだった。

エカマイ(バンコク東)バスターミナル

エカマイ(バンコク東)バスターミナル

パタヤからバンコクまでの移動にかかった合計料金は458バーツ(タクシー350バーツ+バス108バーツ)。タクシーのみを利用するとこの3倍はかかると思う。僕は今までパタヤからバンコクのドンムアン空港に向かうときはタクシーを利用していたが、時間を節約して快適な旅をしたい人にはタクシーがおすすめだ。パタヤ市街地であればタクシーは簡単に見つかると思うが、日本語でタクシーの予約ができる「オールパタヤ」というサービスもあるので紹介しておく。以前何度か利用したが、指定した時間にホテルまで迎えに来てくれるので安心だ。

もうさほど若くないこともあってか、安い移動方法だとつい身体が悲鳴を上げてしまう。ひとまずホテルにチェックインして休むことにした。

ホテル入り口にある回転するオブジェ

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2017年8月9日