マクタン・セブ国際空港近くの格安ホテル「エロイザ ロイヤル スイーツ」

バンタヤン島を後にし、次の目的地であるマクタン島へと向かう。マクタン島はセブ島と橋で繋がっている空港がある島だ。

バンタヤン島のサンタフェ港からセブ島のハグナヤ港まではフェリー、そこからマクタン島まではタクシーで向かうことにした。バンタヤン島の港ではハグナヤ港からセブシティ方面に向かうタクシーのスタッフが客待ちをしており、簡単にタクシーを捕まえることができた。最初に提示されたセブシティまでの料金は1,500ペソだったが、僕はマクタン島のホテルに泊まって、一緒にバンタヤン島に滞在していた友人のギルバートはセブシティのホテルに泊まるので、マクタン島を経由してセブシティに行かなければならず、料金は2,000ペソになった。

ハグナヤ港からマクタン島までは3~4時間程度だ。今回マクタン島で泊まったホテルは、空港近くにある「エロイザ ロイヤル スイーツ(Eloisa Royal Suites)」。マクタン島のビーチ沿いにはリゾートホテルが立ち並ぶが、今回マクタン島に滞在した目的は、仕事のない祝日にゆっくりと帰国するために空港近くで数日滞在を延長したかっただけなので、最低限の設備があるホテルであればどこでもよかった。

滞在したエロイザホテルは空港のすぐ近くの大きな道路沿いにあり、小綺麗なビジネスホテルと言った感じだ。値段は朝食付きで1泊4,400円程度で、レビュー評価は高いものの値段が安いので正直あまり期待はしていなかった。しかし、ホテルスタッフの対応も悪くなく、部屋は狭いが設備は新しくて綺麗だ。水回りも清潔でポイントが高い。インターネットもスピードが速く快適で、滞在中困ることはなかった。

リゾートホテルをイメージすると物足りないかもしれないが、ビジネス目的や一人旅の滞在であれば十分過ぎる。部屋が狭いホテルは他のサービスが良くて設備が整っていてもかなり安くなる傾向にあるようだ。しかし、狭いと言っても日本の狭いビジネスホテルに慣れていると全然苦痛には感じない。むしろ落ち着く。今まで部屋が狭いホテルは他のサービスも悪いというイメージがあり、またせっかくの旅行ということもあって敬遠してきたのだが、これから一人旅の時には部屋が狭いホテルを選ぶのも良いかもしれない。

今回このホテルには3泊4日滞在したのだが、残念ながら仕事が忙しくマクタン島を散策することはできなかった。滞在中出歩いたのは最終日の夜にセブシティまで行って友人のマット、ギルバートと共に飲んだくらいだ。レストランやスーパーなどもホテルの徒歩圏内にあるようだが、ホテルのレストランが24時間やっていることもあって利用することはなかった。

デメリットとしては道路に面しているので車の音がうるさいことだろうか。フィリピンではクラクションの音も頻繁に聞こえてくるので耳栓があった方が良いかもしれない。

後はトイレもコンパクトな造りになっており、トイレットペーパーが詰まったりする。詰まった場合は、ルームクリーニングにお願いするか、あるいはトイレの横に洗浄用シャワーが備え付けられているので、それを詰まったトイレットペーパーに向けて噴射すれば解決出来るだろう。洗浄用シャワーの勢いはすさまじいので、くれぐれも跳ね返りには注意して欲しい。

ホテルから空港へは無料送迎サービスもあるようだが、友人のマットがすぐ近くに住んでいるので車で空港まで送ってもらうことにした。仕事が溜まっていたのもあるが、ほとんど出歩かず数日間ホテルでゆっくりしていたおかげで長旅の疲れも癒えた。ホテルを後にし、日本に帰国するため空港へと向かう。

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