今回、初めてのチェンライ滞在で利用したホテルは、ナイトバザール近くにある「ハイ チェンライ ホテル(Hi Chiangrai Hotel)」だ。いつも通り、ホテル予約サイト「Agoda(アゴダ)」で予約した。宿泊料金は「スーペリア キングベッド」で1泊あたり約2,900円と、バンコクなどに比べると大分安く感じる。
このホテルはチェンライバスターミナルからも近い(仮設バスターミナルからは少し距離がある)ので、バスでチェンライに来た方はバスターミナルからホテルまで歩くことも可能だが、チェンライ市街地の道路はでこぼこしており、特にスーツケースを引きずりながらだと歩きづらい。バスターミナルで客待ちをしているトゥクトゥクなどを利用した方が手っ取り早いだろう。
チェンライには別に「チェンライ ホテル」という紛らわしい名前のホテルがあるので行き先を伝える時は気を付けよう。正しくはナイトバザール近くにある「ハイ チェンライ ホテル」だ。念のため住所も見せれば安心だ。
ホテルのチェックイン時には500バーツのデポジットが必要だった。1Fには大きなプールがあってリゾート気分に浸れるが、それを取り囲むように客室があるせいか、プールで遊ぶ子どもたちの声が部屋まで響いてきた。
「スーペリア キングベッド」の部屋は、リーズナブルな料金の割には十分と言った感じである。Wi-Fi(インターネット)も早いが、スマホでは頻繁に繋ぎ直さなければいけないのが面倒だった。
シャワー&トイレルームも清潔だった。シャワーの出は問題ないが、勝手に温度が変わったりするのが難点だ。
部屋には無料のコーヒー、紅茶、水が置いてあり、1Fのロビーではビールやジュースを販売している。1Fではレストランもやっているようだが、朝食なしのプランで泊まったこともあり、滞在中利用することはなかった。
滞在中に困ったのはランドリーサービスがないことだった。フロントスタッフに聞くと、近くのランドリーを案内してくれた。料金は1キロ30バーツだ。これだけ安いと、どうも汚れは落ちてもボロボロになって返ってくるんじゃないかと不安になる。
僕は旅行をするときはもっぱらユニクロのTシャツとパンツ、後は数年前に買ったシャツばかりなので特に問題はなかったが、高い服やお気に入りの服は安い街中のランドリーに出すのは避けた方が無難である。
ナイトバザールやバスターミナルに近く、周辺にはコンビニもあって飲食店も多いので立地は抜群だ。ホテルの近くには24時間営業の食堂「ムアントーン」がある。タイの地方都市で24時間営業というのもなんだか珍しい。この食堂には英語メニューもあるので利用しやすいだろう。一度ここでランチにトムヤムクンをいただいた。
僕がホテル選びで重視するのは第一に早いWi-Fi、それから仕事をするための十分なスペースがある机、清潔なベッド、セキュリティなので、それらの条件が整っていれば(値段にもよるが)十分に満足だ。その点ではこのホテルでの滞在は快適なものだった。個人的には木の机がお気に入りだ。
「リーズナブルで使い勝手の良いビジネスホテル」という表現が適切だろうか。今度チェンライに来るときは、他に良いホテルが見つからなければまたこのホテルを利用するだろう。安いけれどもそれなりのホテルを探している方にはおすすめだ。
「ハイ チェンライ ホテル(Hi Chiangrai Hotel)」住所と地図:902/3 Phahonyothin Road, Wiang, Mueang, City Center, Chiang Rai(アゴダで予約する)