チェンライのおすすめ観光スポット「ワット・ロン・クン(ホワイト・テンプル)」

チェンライで人気の観光スポットに「ワット・ロン・クン(Wat Rong Khun)」という白い寺院がある。通称「ホワイト・テンプル」だ。この「ワット・ロン・クン」は、チェンライ出身のアーティスト、チャルムチャイ・コーシッピパット(Chalermchai Kositpipat)氏がデザインしたものらしい。チェンライのアイコンである市街地の時計塔もこの人がデザインしたもののようだ。チェンライがどことなくきらびやかな印象なのはこの人の影響だろうか。

「ワット・ロン・クン」はチェンライ市街地から南へ約14kmとそれほど離れていない場所にあり、日帰りで観光することが可能だ。地図は以下を参照して欲しい。

「ワット・ロン・クン」への行き方(アクセス)だが、市街地からソンテウを利用して行くことができる。バスターミナルからバスも走っているようなので便利な方を選んで欲しい。もちろん、トゥクトゥクやタクシーでも可能だ。「ホワイト・テンプル」と言えば通じるだろう。

この日は滞在ホテルを出発し、ナイトバザールの入り口があるパホンヨーティン通り(Phahonyothin Road)を歩いていると、車両の前に「White Temple」と書かれた青いソンテウが前方から走ってきたので、すかさず止めて値段を聞くと、40バーツとのことだったので、迷わず乗り込むことにした。パホンヨーティン通りには「ワット・ロン・クン」行きのソンテウが結構頻繁に走っているようである。

20~30分程度走って、ソンテウは「ワット・ロン・クン」に到着した。タイ国政府観光庁公式サイトによると営業時間は6:30~18:00らしいが、情報は古いかも知れないので各自確認して欲しい。入場料の50バーツを支払って中に入る。この日は天気が良く、白い建物が青空に映える。チェンマイでは毎日のように雨が降っていたが、チェンライに来てからは時折のスコールを除き、何故か連日晴れ続きだ。

「ワット・ロンクン(Wat Rong Khun)」

「ワット・ロン・クン(Wat Rong Khun)」

救いを求める手を横目に寺院へと続く道を進む。どうやら天国と地獄がテーマになっているようだ。

「ホワイトテンプル」と呼ばれる真っ白な寺院

「ホワイト・テンプル」と呼ばれる真っ白な寺院

救いを求める手

救いを求める手

寺院へと続く道を進む

寺院へと続く道を進む

入り口で貰ったビニール袋に靴を入れ、帽子を取って寺院の中へ入る。この寺院に限らず、基本的にタイの寺院は靴を脱いで帽子を取らないといけないので注意しよう。また、短パンではなく長ズボンを履いておくと安心だ。「ワット・ロン・クン」の寺院の中は一般的な寺院と同じようになっているが、寺院の中は撮影禁止のようだった。

靴を脱いで寺院の中に入る

靴を脱いで寺院の中に入る

街中にあるような古い寺院も趣があって良いのだが、この「ワット・ロン・クン」や、同じくお金持ちが私財を投じて建設したパタヤの「サンクチュアリー・オブ・トゥルース(真実の聖域)」のような寺院も芸術性があって好きだ。

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2017年8月8日

寺院の周辺には、小銭を投げ入れる泉や、絵馬のように願い事を書いて飾るものまである。縁起の良いものをごちゃ混ぜにした感じである。

小銭を投げ入れる泉

小銭を投げ入れる泉

願い事を書いて飾るようだ

願い事を書いて飾るようだ

この寺院はまだまだ増築中らしく、敷地内では至る所で建設作業が進められていた。

建設中の建物(中にはガネーシャがいる)

建設中の建物(中にはガネーシャがいる)

「ワット・ロン・クン」の敷地内は結構広く、観光客は多かったがゆっくりと見て回ることができた。観光客が集まっているメインの白い寺院以外にも、様々な建造物やアートがある。

「ワット・ロン・クン」にある鐘

「ワット・ロン・クン」にある鐘

「ワット・ロン・クン」にある仏像

「ワット・ロン・クン」にある仏像

生首が吊されている

生首が吊されている

敷地内には美術館(中は撮影禁止)や、飲食店などが入っている建物もある。暑い中歩き回って疲れたので、パーラーでマンゴースムージーを飲んで休憩することにした。僕はマンゴースムージーが大好きなのだが、バンコクやタイ南部に比べると涼しい北部の街だからか、チェンライではどうもマンゴースムージーが見つかりにくい。

冷えたマンゴースムージーをいただく

冷えたマンゴースムージーをいただく

ベンチで一休み

ベンチで一休み

身体をクールダウンしたところでチェンライ市街地へ戻ることにした。ちなみに、「シンハーパーク(Singha Park)」も近くにあるようなので、時間がある人はついでに立ち寄るのも良いだろう。寺院の入り口にはソンテウが停まっており、運転手に市街地までの値段を聞いてみると、人が集まれば安くなるが、一人だと150バーツとのことだった。暑い中待つのも嫌だったので、150バーツを支払ってナイトバザールまで連れて行ってもらった。「ワット・ロン・クン」、チェンライに来たら必ず訪れたいおすすめの観光スポットだ。