セブシティに滞在中、アヤラセンターでディナーをしてきた。アヤラセンターはセブシティの中心にある大きなショッピングモールで、レストランも数多く入っている。滞在しているクエストホテルからは徒歩数分で行ける距離だ。
夜のアヤラセンター
アヤラセンターでは様々な国の料理が楽しめるが、せっかくなのでフィリピン料理を食べたいと思い、2階にあるHukadというフィリピンレストランで食事をすることにした。人気店らしく、お店に入ったのは夜9時頃だったと思うがかなり混んでいた。
東南アジアなのでフィリピン料理も辛いものを想像していたのだが、意外にも全然辛くない。フィリピン料理はスペインや中国の影響を受けているようで、脂っこいものも多いが、全体的にシンプルな味付けだ。タイと同じく基本的に左手にフォーク、右手にスプーンを持って食べる。フォークとナイフで食事をするのに慣れていない日本人にとってはこちらの方が食べやすい。
Hukadではご飯はお代わり自由でバナナの葉に乗せてくれる。料理の量も多いので2人で3品ほど頼むとお腹がいっぱいになる。メインの料理で1品200ペソ程度だろうか。今回注文したのはフィリピンのスープ（シニガン）、豚肉の焼いたものに鶏肉の甘辛炒め。フィリピンを訪問したのは今回が初めてなのでまだフィリピン料理の名前を把握しきれていない。
フィリピン滞在中によく食べたのはシニガンというスープにシシグ、アドボだろうか。どれもフィリピンを代表する料理だ。シニガンは肉や魚介、野菜が入った酸味のあるスープで、エビの入ったスープだと辛くないタイのトムヤムクンといった感じだ。シシグは細かく切った豚肉をニンニクやタマネギなどと一緒に鉄板で炒めたもの（卵が入っている場合もある）、アドボは豚肉や鶏肉を甘辛く煮込んだものだ。豚肉だとラフテー（豚の角煮）に似ている。
Hukadでのディナー
Hukadでのディナー
正直、僕は辛い料理が好きなのでタイ料理の方が好みなのだが、フィリピン料理も悪くない。それほど多くのフィリピンレストランに行った訳ではないが、今回滞在中に食べたフィリピン料理はレバー（フィリピンではよく食べるらしい）を除いて苦手なものはなく、どれも美味しかった。このHukadのフィリピン料理はお勧めなので、セブシティに滞在しているのであれば是非一度行ってみて欲しい。
