レッドカレーが美味しい!チェンマイの歓楽街・ロイクロ通りにあるおすすめ屋台

レッドカレー(フライ)

チェンマイの歓楽街(ナイトスポット)・ロイクロ通りに僕がチェンマイ滞在中よく利用する屋台がある。屋台の場所は、ロイクロ通りの中心部と言えるムエタイリングがあるバービア群をロイクロ通りから出て、道路を渡って少し右に行ったところだ。営業時間は定かではないが、夜が近づくにつれオープンするようだ。

ロイクロ通りにある屋台(店内から)

ロイクロ通りにある屋台(店内から)

ここは正に僕がイメージするザ・タイ料理といった感じで、メニューの品揃えも豊富だ。小さな屋台でよくここまで作れるものだと感心する。

屋台のメニュー

屋台のメニュー

この日は午後7時前、まだ空が明るい時間に屋台にやって来た。丁度屋台のおやじが開店準備をしていたところだった。テーブルに座って、数あるタイ料理の中でも僕が一番好きなレッドカレー(70バーツ)、オムレツ(50バーツ)、ライス(10バーツ)、シンハービール(90バーツ)をオーダーする。これだけ頼んで値段は220バーツと、観光客向けレストランでの食事に比べるとかなり安い。

雨上がりのチェンマイの青空の下でビールを飲みながら待っていると、すぐにオムレツとライスが運ばれてきた。オムレツはチリソースでいただく。まぁ、普通の味だけど、ご丁寧にトマトやタマネギなどの野菜も入っていて栄養たっぷりだ。

タイの定番シンハービール

タイの定番シンハービール

オムレツとライス

オムレツとライス

屋台のおやじは手際よく料理を続け、オムレツを食べ終える前にレッドカレーが運ばれてきた。

レッドカレー(フライ)

レッドカレー(フライ)

レッドカレーにはフライ(炒め)とスープがあり、この日オーダーしたのはフライ(炒め)だが、汁が殆ど無いわけではなく、レッドカレーのスープも十分に楽しめる。

レッドカレーはビーフに葉っぱ(バジル?)とシンプルな具材だ。純粋にレッドカレーを味わうにはこのくらいが丁度良い。スープはココナッツミルクが効いていて濃厚でくせになる味付け。辛さも絶妙で、お箸(スプーンとフォークだけど)が止まらない。僕好みの味で、今まで食べたレッドカレーの中でもベスト3に入るだろう。

料理の腕前といい、以前蚊除けスプレーをくれた優しさといい、屋台のおやじにしておくにはあまりにも惜しい。リッツ・カールトンの総料理長がふさわしい。それはさすがに言い過ぎかもしれないが、入れ替わりの激しい夜の街にあって、ここの屋台のメンバーはおやじにイケメンの若い店員(息子?)と、2年前から変わっていないように思う。

それにしても、タイでも台湾でも、高級レストランより屋台や小さな食堂で食べる飯の方が感動することが多い。値段が安いせいもあるのかもしれないが、きっと、観光客向けに作られたものではなく、その土地の人たちが長年愛してきた味だからなのだろう。

屋台では衛生面が気になるところだ。ホテルのレストランなんかに比べると屋台飯はお腹を下しやすいようなので、特にタイ初心者の方は気を付けよう。僕はタイにいるときは日々辛いものばかり食べてビールばかり飲んでいることもあって、お腹は常にゆるゆるだが、下痢や食あたりになると言うほどではなく、食べるものに関しては生ものなどを除いてそれほど気にしていない。

この屋台に来るとついついレッドカレーをオーダーしてしまうのだが、せっかくタイに来たので今度はトムヤムクンでも食べることにしよう。お腹が満たされたところで、屋台を後にして夜の街を散策することにした。

なお、チェンマイで屋台街を探している方には、近くにあるナイトバザール(マーケット)もおすすめなので合わせてチェックしてみて欲しい。

ロイクロ通りの屋台所在地と地図: ムエタイリングがあるバービア群を出て斜め右前