台北滞在中、晩ご飯を食べようとホテル近くにある遼寧街夜市(リャオニンジエイエシー)にやって来た。
遼寧街夜市はMRT南京復興駅から歩いて数分のところにある。
遼寧街夜市は一般的な屋台が立ち並ぶイメージの台湾の夜市とは違う感じで、海鮮レストランや屋台風のお店が通り沿いに立ち並んでいる。

遼寧街夜市
お店が多くて何を食べようか迷ったのだが、とりあえず店内でゆっくりと食事をしたかったので、遼寧街夜市の真ん中あたりにある海鮮レストラン「鵝肉城活海鮮」に入ることにした。

「鵝肉城活海鮮」外観。明るくてひときわ目立つ
店頭には様々な海産物(シーフード)が並んでいて、店員が熱心に呼び込みをしている。
どうやら日本のテレビも取材に来たようで、芸能人の写真も飾られていた。

店頭には様々な海産物が並ぶ
料理は店頭に並んでいる食材から選んで注文するスタイルだ。写真メニューも掲示されているので、そこから選ぶこともできる。
店頭に立っている店員はカタコトだが日本語が話せるようだった。
とりあえず、店員にすすめられるままに何品か注文。調理方法も選べるようだが、よく分からないのでお任せだ。
料理を注文した後、案内された2階の席へと座る。
このレストランは人気店らしく店内はグループ客で賑わっており、1人だと若干居づらい雰囲気だった。
宴会をしている台湾人らしきビジネスマンたちを横目に1人でビールを飲みながら待っていると、最初にアヒル肉(鴨肉)が運ばれてきた。

アヒル肉(鴨肉)
骨付きのアヒル肉は弾力があってなかなかの食べ応えだ。
後から知ったのだが、このお店は店名にもなっているガチョウ肉(鵝肉)の料理もおすすめらしいので興味がある方は食べてみて欲しい。
続いてやって来たのが凝った盛り付けの刺身。

刺身。ちなみに中国語では「生魚片」と書く
どうも台湾人は日本人を見ると「サシミ」とおすすめしてくるようで、こちらも聞き慣れた言葉に安心してついつい注文してしまう。
ご飯と一緒に料理をがふがふと勢いよく食べ進めていると、続いて台湾タケノコの炒め物が運ばれてきた。

台湾タケノコの炒め物
台湾タケノコはシャキシャキしていてとても美味しく、白いご飯との相性も抜群だ。
最後に運ばれてきたのがアサリの炒め物。

アサリの炒め物
ぷりぷりしたアサリは一度食べ出したら止まらない美味しさで、結構なボリュームにもかかわらずペロリと平らげてしまった。
料理は濃いめの味付けが多くてとにかくご飯が進む。ご飯をお代わりし、無事に完食することができた。
料金は上記の料理4品、ご飯2杯とビール1本で合計800~900元(3,000円前後)程度と、味と量を考えるとリーズナブルに感じる。
店内はほぼ満席だったので、食後はそそくさとお店を後にした。
「鵝肉城活海鮮」、台北の中山区で海鮮グルメを堪能したい方にはおすすめのお店だ。
店舗情報
営業時間:16:00~2:00
アクセス:南京復興駅3番出口より徒歩数分
住所と地図:台北市中山區遼寧街77號
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。