はじめに
台北に滞在中、台北のランドマークである台北101(中国語表記:臺北101)を訪れた。
台北101の名前の由来は地上101階(地下5階)からなっていることで、高さは509.2mあり台湾一高いビルとなっている。
なお、台北101ができるまでは台湾南部の高雄にある高雄85ビルが台湾で一番高いビルだったようだ。
僕は別に高い建物が好きなわけではないが(むしろ高所恐怖症だ)、高雄85ビルの展望台に引き続き、せっかくの機会に台北101の展望台にも上ってきたので以下にご紹介したい。
台北101への行き方
台北101はMRT(地下鉄)でアクセス可能で、MRT台北101/世貿駅を降りてすぐのところにある。
台北101は台北市の信義区という地域にあって滞在ホテルがある中山区からは若干離れていたが、この日は街歩きがてら台北101まで歩いて行くことにした。
滞在しているホテルの最寄り駅である南京復興駅から台北101までの距離はおよそ4km。
交通機関が発達していることもあってMRTの路線図を見ると大きく感じるが、実際に歩いてみると台北の街は意外と小さく感じる。
中山区から南東の方角へ歩き、中山公園の横の道を通って台北101を目指す。

中山公園を通り過ぎる
中山公園を過ぎると台北101はもうすぐそこだ。超高層ビルがだんだんと眼前に迫ってくる。

台北101の外観。竹がモチーフになっているらしい
いざ、展望台へ
台北101に到着後、5階にあるチケット売り場で展望台のチケットを購入。

ブランドショップが多い台北101
台北101展望台の入場料金は600元(約2,200円)となかなか高い。
なお、チケットには列に並ばなくても良いファストパス(1,200元)もあり、チケットはインターネット予約も可能だ(詳細は公式サイト参照)。

展望台のチケット売り場
やはり人気の観光スポットのようで、高い入場料金にもかかわらずエレベーター前には長蛇の列ができていた。

エレベーターの列にしばらく並ぶ
かなり長い列だったが、エレベーターのスピードが速いので思ったよりも早く進む(待ち時間は30分もなかったように思う)。
エレベーターの時速は約60キロで、1階から展望台がある89階まで39秒で到達するそうだ。

展望台へと向かうエレベーター
このエレベーターは東芝製で、2015年までは世界最速のエレベーターだったが、現在は上海のビルに導入されている三菱製のエレベーターが世界最速らしい。日本の技術力はまだまだ健在である。
高さ382.2mの展望台からは四方に台北の街を望むことができる。

台北101の屋内展望台からの景色
スペースが広いためか、屋内展望台はそれほど混雑しているという印象は受けなかった。

台北の街がまるで箱庭のようである
91階には階段で行ける屋外展望台があるが、残念ながらこの日は天気が悪くて屋外展望台にはアクセスできなかった。

悪天候で見通しが良くない。それにしても台北は雨が多いな
お土産を購入して台北101を後にする
89階の屋内展望台にはカフェや土産物屋などが並んでいる。

屋内展望台の様子
展望台をゆっくりと見て回った後、せっかくなのでお土産を買って帰ることにした。
僕は旅先でその土地のランドマークの置物を買って帰って自宅の書斎に飾るのが好きなので、台北101のメタル模型を購入。

台北101のメタル模型。1,550元となかなかの値段である
お土産を購入した後は、帰りのエレベーターに乗るために1つ下の88階まで階段で降りる。

台北101のマスコットキャラクター「ダンパーベイビー」
帰りのエレベーターにも長蛇の列ができていたが、行きと同じく列はスムーズに進んだ。
地下1階にあるフードコートで食事をし、雨が止みそうもなかったのでタクシーを拾ってホテルに戻ることにした。
この日1日でかなりのお金を使ったような気がするが、台湾一高いビルの展望台から見る台北の景色とお土産に満足して台北101を後にした。
台北101、台北に来たら是非一度は訪れて欲しい観光スポットである。
観光情報
営業時間:9:00~22:00(入場は21:15まで)
定休日:なし
入場料金:600元(大人)
公式サイト(日本語):https://www.taipei-101.com.tw/jp/index.aspx
アクセス:台北101/世貿駅4番出口すぐ
住所と地図:台北市信義路五段7號
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。