【国立故宮博物院】写真撮影可!台北名物の翠玉白菜がある世界四大博物館の一つを観光

翠玉白菜

はじめに

台北に滞在中、翠玉白菜(すいぎょくはくさい)と呼ばれる翡翠の白菜の彫刻で有名な国立故宮博物院を訪れた。

国立故宮博物院

国立故宮博物院

ルーブル美術館、メトロポリタン美術館、エルミタージュ美術館と並んで世界四大博物館の一つに数えられる国立故宮博物院は、九份と共に台北に来たら是非訪れたい観光スポットだ。

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2017年7月14日

いざ、国立故宮博物院へ

台北市の北部に位置する国立故宮博物院への行き方だが、台北市街地からはバスかタクシーを利用してアクセスできる。

バスは色々とあるので国立故宮博物院の公式サイトを参考にして欲しい。

市街地中心部からそれほど遠くないので、手っ取り早く行きたい方はタクシーを利用すると良いだろう。

僕は中山区にあるホテルから行き帰り共にタクシーを利用したが、タクシー料金は片道200~250元(700~900円くらい)程度だった。

タクシーを降り、広大な敷地に立つ立派な建物へと進む。

国立故宮博物院の本館

国立故宮博物院の本館

この日は平日だったにもかかわらず、ゴールデンウィーク中だったことも手伝って館内は多くの日本人を含む観光客で混雑していた。

入場チケットを購入し、お目当ての翠玉白菜を見るためにまずは3階へと向かう。

翠玉白菜は302室に展示されているが、他の観光客も翠玉白菜がお目当てらしく、302室の前には団体客を中心に行列ができていてなかなか前に進みそうもない。

仕方がないのでまずは他の部屋から見て回ることにした。

国立故宮博物院の展示数は膨大で、全てを見て回るのには相当な時間がかかりそうだ。

基本的に美術館や博物館にそれほど興味がない僕は、館内を駆け足で見て回って写真を撮ってきたので以下に何点かご紹介したい。

なお、以前は禁止されていたが、2017年現在館内での写真や動画の撮影は許可されているようだ。

国立故宮博物院の展示物。中国語に加えて英語表記がある

国立故宮博物院の展示物。中国語に加えて英語表記がある

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

しばらく他の展示室を見て回っていると、翠玉白菜がある302室に並んでいる観光客の行列が短くなっていたので、この機会を逃さずすかさず並ぶことにした。

翠玉白菜へと続く行列

翠玉白菜へと続く行列

行列はさほど長くなかったものの、みんながみんな翠玉白菜をカメラに収めようとするのでなかなか進まない。

302室には2つの展示ケースが並んでおり、1つ目のケースには翠玉白菜が2つ並んで入っていた。

翠玉白菜。こちらは前座である

翠玉白菜。こちらは前座である

2つ目のケースに入っているのが一番有名な翠玉白菜だ。

翠玉白菜は翡翠の自然色を生かして彫り上げた白菜の彫刻だが、この翠玉白菜は翠玉彫刻の最高傑作と言われているそうだ。

最高傑作の翠玉白菜。ちなみに豚の角煮(肉形石)は出張中だった

最高傑作の翠玉白菜。ちなみに豚の角煮(肉形石)は出張中だった

サイズは実際の白菜よりかなり小さく、「美しい・・・」と思わず息を呑むほどではなかったが、良くできた綺麗な彫刻である。

葉っぱには子孫繁栄を意味する2匹の虫(イナゴとキリギリス)が彫られているらしいが、小さくてよく分からなかった。

あまりゆっくりと見る時間もなさそうだったので、とりあえずみんなと同じように夢中になって写真を撮った。まさに国立故宮博物院のアイドルである。

壁にも白菜

壁にも白菜

最大の見どころである翠玉白菜を見た後は、1階と2階もざっと見て回ることにした。

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

国立故宮博物院の展示物

レストランでランチ

一通り本館を見て回った後、お腹が空いたので本館を出て右側の建物の地下2階にある「府城晶華」というカジュアルレストランで遅めのランチをいただくことにした。

「府城晶華」入り口

「府城晶華」入り口

ゴールデンウィーク中ということもあって、店内には日本人のお客さんが目立つ。

「府城晶華」の店内

「府城晶華」の店内

「府城晶華」には豊富な種類の台湾料理があり、メニューには日本語表記もある。

この日のランチにいただいたのは担仔麺、肉燥飯、そして瓶ビールと、いかにも台湾らしい組み合わせだ。

担仔麺(70元)、肉燥飯(50元)と台湾ビール(190元)。なぜかビールだけ高い

担仔麺(70元)、肉燥飯(50元)と台湾ビール(190元)。なぜかビールだけ高い

担仔麺は台南発祥の台湾を代表する料理だが、今回の台湾旅行中、南部の高雄ではなかなか食べる機会がなく、台北に来て初めて食べることができた。

料理はどちらも小ぶりでさらっと食べることができる。

お土産を購入

食事を終えてホテルに戻ろうかと思ったのだが、お土産を買っていないことを思い出し、翠玉白菜の置物でも買おうと思い本館へ戻ることにした。

お土産屋は本館の地下1階にあり、翠玉白菜をモチーフにした数多くの商品が並んでいる。

翠玉白菜の置物

翠玉白菜の置物

大きな翠玉白菜の置物は値段が高くてさすがに手が出なかったので、小さな置物を2つ、自分用とお土産用に購入することにした。

他の観光客も翠玉白菜の置物やストラップを買っている人が多いようだ。一体、白菜でどれだけ儲けているんだろう。

お土産も買ったし、満足して国立故宮博物院を後にする。

翠玉白菜、友人からしょぼくて失望したという話を聞いていたのでさほど期待をしていなかったのだが、思ったよりも良い白菜だった。

白菜という身近な素材だから良いのだろうか。美術品にはさほど興味のない僕でも何度でも見たいと思うような彫刻だった。

ちなみに僕は、鍋に入って柔らかくなったものを除いて、基本的に白菜が嫌いだ。

国立故宮博物院からの風景

国立故宮博物院からの風景

観光情報

営業時間:8:30~18:30(金・土は~21:00)

定休日:無休

入場料金:350元。日本語オーディオガイドのレンタルあり(150元)

公式サイト(日本語):https://www.npm.gov.tw/ja/

住所と地図:台北市士林區至善路二段221號

※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。