愛河(アイホー)は高雄市中心部を流れる川で、日本統治時代に高雄運河として開拓されたそうだ。
市街地中心部からほど近く、夜のライトアップも綺麗なので街歩きのついでに立ち寄りたい場所だ。
愛河への行き方だが、愛河は中山一路(高雄のメインストリート)から西に1kmほどの場所に位置しているので、MRT美麗島駅周辺から徒歩や自転車でアクセスできる。
MRT市議會駅からだと徒歩数分と近い。
この日は愛河周辺を散策して写真を撮ろうと思い、夕暮れ時に七賢二路にあるホテルから歩いて愛河までやって来たのだが、あいにくの空模様で今にも雨が降り出しそうだった。
七賢橋から川沿いに伸びる遊歩道を南にしばらく歩くと、「愛之船」と呼ばれるクルーズ船の乗り場があった。
愛之船の英語名称は「Love Boat」と、なんだかおっさん1人だと照れくさくて乗りづらい。
結局、この日は悪天候だったこともあってクルーズ船には乗らなかった。
クルーズ船は夜も営業しており、高雄の夜景を眺めながらのクルージングを楽しむことができる。
高雄港へと繋がり台湾海峡に注ぐ愛河沿いの遊歩道を歩いていると、港町らしい高雄の風景を満喫できる。
空が暗くなってくると、愛河にかかる複数の橋(南から高雄大橋、中正大橋、七賢橋)や周辺の建物がライトアップされる。
カフェや売店が集まったエリアも綺麗にライトアップされている。
売店でビールを買い、川沿いに設けられたテラス席に座って高雄の夜景を眺めながらのんびりと過ごす。
昼間は暑い高雄だが、夜の愛河は過ごしやすくて夜風が心地良い。
この日は平日で、天気も悪かったせいか川沿いには人通りが少なくゆっくりと過ごすことができた。
六合夜市も徒歩圏内にあるので、夕方から愛河を散歩して、夜景を眺めながら川沿いでビールを飲み、その後夜市に行く・・・なんてのもいかにも高雄らしくて良いかもしれない。
あるいは、愛河近くの海鮮レストランでの食事もおすすめだ。
高雄に来たら是非愛河を訪れ、綺麗にライトアップされた夜景を満喫して欲しい。
観光情報(愛之船)
営業時間:15:00~22:00(平日)、9:00~22:00(休日)
料金:150元
アクセス:市議會駅2番出口から徒歩数分
住所と地図:高雄市前金區河東路
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。