はじめに
今回、小琉球で2泊するにあたって「ラブハウスB&B(Love House B&B)」というホテルをアゴダ(agoda)で予約した。
宿泊料金はダブルルーム(朝食込み)で1泊あたり約5,800円だ。
アゴダでは滞在期間中このホテルしか空き室がなくて取り急ぎ予約することにしたのだが、なぜか小琉球に来てから別のホテルに泊まる羽目になってしまった。
小琉球は台湾人にも人気の観光地らしいので、スケジュールが決まっているのであれば早めにホテルを予約することをおすすめする。
チェックイン
小琉球の港(白沙漁港)に到着後、港から坂道を登って小琉球のメイン通りである中山路沿いにある「ラブハウスB&B」に向かった。
しかし、ホテルに到着したがフロントには誰もおらず、表に記載されている電話番号に何度か電話をしてみるが繋がらない。

「ラブハウスB&B」外観
まだチェックイン時間までは1時間以上もあったのでロビーで待つことにしたが、チェックイン時間が近づいてきても誰も現れる気配がないので、再度電話をしてみるとようやく繋がった。
英語が通じないようだったので、「チェックイン」「ホテル」などと連呼したところ電話は切れ、しばらくすると原付に乗ったおじさんがやって来た。
中国語で色々説明されるが僕は中国語が全く分からないので、紙とペンを差し出して書いてもらうと、おじさんは「another room(別の部屋)」と書き、スーツケースと僕を原付に乗せて別のホテルに連れて行ってくれた。
そんなわけでやって来たのが港のすぐ目の前にある「ドルフィンベイホームステイ(Dolphin Bay Homestay)」。
南国らしい青と白の外観で、いかにもダイビング客が集まりそうなホテル(民宿)である。

「ドルフィンベイホームステイ」外観
到着後に3階の部屋の鍵をくれたが、エレベーターはないのでスーツケースを抱えながら急な階段を登らなければならなかった。

「ドルフィンベイホームステイ」のロビー
Wi-Fi(インターネット)はどうやらロビーの近くでしか入らないようだ。
離島のネット環境は必ずしも良いとは限らないので、心配な方はモバイルWi-Fiルーターを持参することをおすすめする。
また、予約したプランは朝食込みだったが、朝食は言わないと出てこないようだった。
正直朝食は要らないと思っていたので、面倒くさいし何も言わないことにした。
部屋
予約した内容と違うので若干不安になったが、部屋は1人で滞在するには十分に広くて清潔だった。

「ドルフィンベイホームステイ」の部屋
エアコンとテレビがあってトイレ&シャワールームも付いており、小さな離島のホテルとしては十分だと思う。

光が差し込む開放的な部屋だ
このホテルに滞在したのは丁度連休中でパソコンを使う必要もなかったし、沖縄の小さな離島の民宿に泊まるときと同じように寝るところとシャワーやトイレなどの最低限の設備があれば良かったので、十分に満足のいく滞在をすることができた。
しかし、アゴダで予約した際に記載されていた部屋でのWi-Fiが使えない、書斎デスクらしきものがない、と言うかホテル自体が全く別のホテルであるというのは駄目だろう。
このホテル自体には特に不満はなく、港のすぐ目の前で立地は抜群だし、いかにも南国の民宿と言った雰囲気でむしろ好みである。
しかし、日本人の感覚としては「ちゃんと仕事をしてくださいね」と言いたくなってしまう。
南国の離島特有のいい加減な感じだろうか。
スタッフは受付にいないことも多いが、フレンドリーだし特に悪気はないのだろう。
アゴダのレビューが低かったので全く期待はしていなかったのだが、確かにこれでは評価のしようがない。
ネコが登場
ある夜、ホテルの部屋に戻ると「ゴン・・・ゴン・・・」とドアを叩く音がした。
幽霊かと思って恐る恐るドアを開けると、そこにはネコがいた。

ネコがついてきます
普段はロビーにいることも多いネコだが、とても人懐っこくて部屋に入ったまま出ていかない。

喉が渇いていたようだ
クーラーの効いた部屋が心地良いのか、ベッドの上でくつろいでいる。

ベッドを占領するネコ
部屋から出て行きそうもないので、放置することにした。
どうも、離島に来るといつもネコと戯れているような気がするな。
予約
このホテルは現在アゴダで「ドルフィンベイB&B(Dolphin Bay B&B)」として掲載されているが、空き室が表示されなければ別のホテルを探すことも検討して欲しい。
ホテル情報
公式サイト(中国語):http://www.iruka.tw/
住所と地図:屏東縣琉球鄉三民路276號