リペ島初日~バンコクからエアアジアのアイランドトランスファーを利用してリペ島へ~

サンライズビーチ

4回目の訪タイ。今まではバンコク・チェンマイ・パタヤしか行ったことがなく、今回初めてリペ島(Koh Lipe)にやってきた。

リペ島はタイの南部、アンダマン海に浮かぶ縦3km、横1.5kmほどの小さな島で、「アジアのモルディブ」、「タイ最後の楽園」なんて呼ばれている。

リペ島までのアクセスは日本からだとバンコクよりもマレーシア経由の方が便利だと言われている。マレーシア経由であればランカウイ島からフェリーが出ているみたいだが、残念ながら10月末〜5月末までしか運航していないようだ。8月はオフシーズンなので、今回はAirAsia(エアアジア)を利用してバンコク経由でリペ島にやってきた。

まずは飛行機で関空からバンコクまで6時間弱、バンコクで国内線に乗り換えてハートヤイまで1時間半弱だ。

ハートヤイ国際空港

ハートヤイ国際空港

ハートヤイ国際空港からはミニバンに乗り換え、パクバラ埠頭まで1時間半弱。

Air Asiaミニバン

Air Asiaミニバン

ミニバンからの景色

ミニバンからの景色

ミニバンはエアコンが効いていてWiFiも使用できるので快適なのだが、タイの田舎道を走るので道路状況が悪いせいか結構揺れる。景色は変わり映えしない田舎の風景が続く。時折小さな町や集落がある。

途中休憩を挟み1時間半弱でパクバラ埠頭に到着。パクバラ埠頭からはスピードボートに乗り換えリペ島を目指す。ちなみにバンコクからリペ島まではAirAsiaのアイランド・トランスファーでまとめて予約可能だ。

パクバラ埠頭

パクバラ埠頭

スピードボートに乗ってリペ島まで2時間弱かかるのだが、このスピードボートが曲者だった。すごいスピードで荒波を突き進み、まるでジェットコースターのように揺れまくる。しかも窓がないオープンなボートなので水がばしゃばしゃかかる。

以前、沖縄の石垣島から波照間島にフェリー(通称ゲロ船)で行ったときのことを思い出したが、その時でもせいぜい揺れるのは1時間弱、しかも水がかかることはない。

今回のスピードボートでは揺れが2時間弱も続き、しかも容赦なく水が降りかかるのだ。「もう勘弁してください」道中、心の中で何度もそう呟いた。僕もフェリーにはよく乗るので最初は余裕をぶっこいていたが、何度も吐き気に襲われさらに水しぶきが降りかかり、次第に意識は朦朧としてきた。薄れゆく意識の中、船内に響き渡るタイ人の船員たちの笑い声だけが聞こえていた。

逆流する胃液になんとか耐え、服やカバンは全てびしょ濡れになりながらようやく到着したリペ島。日本を発ったのが00:10で到着したのが14:00前だから14時間弱の長旅だ。ボートが到着したリペ島のサンライズビーチではホテルのスタッフが待機しており、車でホテルまで連れて行ってくれた。

サンライズビーチ

サンライズビーチ

マウンテンリゾートのグリーンカレー

マウンテンリゾートのグリーンカレー

今回泊まったホテルはサンライズビーチの北端にあるマウンテンリゾート。

リペ島に到着後はほぼ意識がなかったので、部屋で十分に睡眠を取ってからホテルのレストランで食事をした。レストランからの眺めは素晴らしい。グリーンカレーは可もなく不可もない味だった。タイ歴が長いと、さすがにカレーにも飽きてくる。

夜になっても船酔いが覚めやらず、食事をした後は部屋でゆっくりとしてリペ島の初日は過ぎていった。