高雄に滞在中、市街地中心部にある「季帆珈琲(La Barque books cafe)」というおしゃれなカフェに訪れた。
「季帆珈琲」はMRT美麗島駅から中山一路を北(高雄駅方面)に歩いて数分、道路の右側にある。
まだ4月末にもかかわらず高雄は暑く(石垣島よりも南にあるから当然と言えば当然なのだが)、日中の気温は30度近くまで上がる。
若干汗ばみながらカフェに到着。
「books cafe」という名前が示す通り、店内にはたくさんの本が並んでいる。
大通り沿いにあるにもかかわらず店内の雰囲気はとても落ち着いていて、涼みながらゆっくりとお茶をすることができそうだ。
ゆったりとした席に座り、カプチーノとブルーベリーケーキを注文。
カプチーノはまろやかな泡が美味しい。ブルーベリーケーキは若干甘くていかにも外国のケーキと言った味わいだ。
他にお客さんがいなかったこともあってか、カフェのオーナーが話しかけてきてくれた。
なんでもこのカフェのオーナーは日本に留学していた経験があるそうで、流暢な日本語を話す。
高雄の観光スポットなどについて話し合った後、翌週に離島の小琉球に行く予定だったので行き方を知っているかどうか聞いてみたところ、わざわざ親切に行き方を調べて紙に書いて教えてくれた。
このカフェのオーナーに限らず、高雄の人は他人に対してとても親切だと感じる。
海外では日本人は世界一礼儀正しいなんて言われているけれど、型にはまるのが好きで外面ばかり気にしている日本人は自らその座を返上した方が良いのではないかと思う。
少なくとも、一般的な日本人は道端で困っている外国人を見ても台湾人のように自ら進んで助けることはしないだろう。
あ、礼儀正しいと親切は別物か。
そんなことを考えつつ、店内に置いてあった日本語の本を読みながらまったりと過ごすことができた。
「季帆珈琲」、灼熱の高雄で涼を求める方だけでなく、日本語で高雄の情報を収集したい方にもおすすめのカフェだ。
店舗情報
営業時間:10:30~20:30
定休日:水曜日
住所と地図:高雄市新興區中山一路222號
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。