高雄市街地でランチを食べようとやって来たのがMRT美麗島駅近くにある「大圓環雞肉飯」。
ガイドブックにも掲載されているが、地元でもかなり人気があるようで店内はいつも混雑している。
このお店は美麗島駅の1番出口を出てすぐのところにある。
空いている席に座り、調理場の横に置いてあるオーダーシート(注文票)に書き込んで店員さんに手渡して注文する。
代金は料理が運ばれてきたときに支払えば良い。
この日注文したのは定番の鶏肉飯(ジーロウファン)とハマグリと鶏肉が入ったスープの蛤仔鶏湯。
鶏肉飯は大(45元)と小(30元)の2つのサイズがあり、大を注文したのだがそれほど大きなサイズではないのでお腹が空いているなら大の方がおすすめだ。
鶏肉飯はサッパリとしていてクセになりそうな味付けで、蛤仔鶏湯もハマグリのだしが効いていて絶妙だ。
台湾に来るのは今回が初めてだけれども、どこか懐かしい味がする。
2つ合わせて95元(約340円)と安いので、日本のチェーン店で牛丼を食べるのなんて馬鹿らしくなってくる。
滞在ホテルからそれほど遠くなかったこともあり、後日このお店に再度訪れて肉操飯(ローザオファン)をいただいた。
平日の午後3時前だったがハマグリのスープ(蛤仔鶏湯)は早くも売り切れていたので、代わりに骨付き豚バラ肉と大根が入った排骨酥湯を注文した。
排骨酥湯にはかなりの量の豚バラ肉が入っており、豚肉が乗った肉操飯と合わせてかなり肉々しい。まさに豚肉のランデブーだ。
スープは見た目からしてかなり脂っこいかと思いきや、お肉が柔らかいこともありガツガツと行ける。
肉操飯も美味しかったけれど、豚バラ肉のスープが味を邪魔してしまうので、やはりご飯ものにはサッパリとしたハマグリのスープを合わせたい。
僕が肉操飯より鶏肉飯の方が好きなこともあるが、「大圓環雞肉飯」のおすすめメニューは、個人的には鶏肉飯と蛤仔鶏湯の組合せがベストだと思う。
高雄には美味しいレストラン(食堂)が数あれど、高雄で食事をした中ではこのお店が一番印象に残っている。
高雄に来たなら是非一度は「大圓環雞肉飯」を訪れ、現地グルメを堪能して欲しい。
店舗情報
営業時間:10:00~18:15
定休日:不定休
住所と地図:高雄市新興區中山横路1-1號(三代春捲の隣)
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。