【旗津半島】海鮮グルメに高雄港の絶景!高雄おすすめの日帰り観光スポット

旗後灯台から望む高雄港

旗津半島(読み方:チージンバンダオ)は高雄市の西側、高雄港を取り囲むように伸びている幅200m、長さ11.3kmの細長い島である。

元々は陸続きだったらしく、高雄市中心部からすぐ近くにあるせいか思ったよりも都会に感じる。

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フェリー乗り場のすぐ目の前には旗津半島のメインストリートである廟前路(旗津老街)が伸びている。

廟前路(旗津老街)

廟前路(旗津老街)

廟前路の中心部には、1673年に建てられた高雄最古の廟・旗津天后宮がある。

旗津天后宮。道教の女神であり漁民の守り神である媽祖(天后)が祀られている

旗津天后宮。道教の女神であり漁民の守り神である媽祖(天后)が祀られている

漁業が盛んな旗津半島のメインストリート沿いには海鮮料理レストランが立ち並ぶ。

昼食にはまだ早い時間だったこともありお腹は空いておらず、歩いていると汗ばんできたのでドリンクスタンド(屋台)でタピオカミルクティーをいただくことにした。

台湾にはドリンクスタンドが多い

台湾にはドリンクスタンドが多い

タピオカミルクティーと言えばオーストラリアに住んでいたときに台湾のチェーン店「Easy Way」でよく飲んでいたような気がするが、これが本場の台湾でいただく初のタピオカミルクティーとなる。

タピオカのもちもちとした食感といいミルクティーの甘さといい、なんとも中毒性のある味わいだ。

高雄港をバックにタピオカミルクティー(45元)をいただく

高雄港をバックにタピオカミルクティー(45元)をいただく

メインストリートを散策した後、旗津半島北端の旗后山にある旗後灯台(チーホウドンタイ)へと向かうことにした。

旗津半島の街並みを抜けて旗后山へ

旗津半島の街並みを抜けて旗后山へ

家が立ち並ぶ通りを抜け、舗装された山道を登って旗後灯台に到着。

旗後灯台。1883年に建設され、1918年に改修されて現在の姿になった

旗後灯台。1883年に建設され、1918年に改修されて現在の姿になった

この日は終日雨模様だったにもかかわらず、灯台は観光客で賑わっていた。

旗後灯台からは高雄の街並みと高雄港が一望できる。

旗後灯台から望む高雄港の絶景

旗後灯台から望む高雄港の絶景

旗後灯台の近くには旗後砲台(チーホウパオタイ)があり、旗後灯台からは舗装された山道で繋がっている。

赤レンガ作りの旗後砲台は高雄港の防衛のため1875年に清政府によって造られたものだ。

旗後砲台からは旗津半島が一望できる

旗後砲台からは旗津半島が一望できる

旗後砲台から山を降りて、今度は海岸公園沿いの道路を散策してみることにした。

海岸公園沿いの道路。海産物を中心とした屋台が所狭しと立ち並ぶ

海岸公園沿いの道路。海産物を中心とした屋台が所狭しと立ち並ぶ

道路を歩いていると、日本語の音楽が流れていたり、なぜか日本の演歌を歌っているお姉さんもいたりした。

過去に約50年間日本の統治下にあったことも影響しているのか、台湾にいると所々に日本を感じることができる。

海岸公園には大きなビーチがあるが、ここ数日天気が悪いせいもあってか砂浜は黒く、海もお世辞にも綺麗とは言えなかった。

旗津半島のビーチ。夏には海水浴もできるらしい

旗津半島のビーチ。夏には海水浴もできるらしい

さすがに沖縄ほどとは言わなくても、南国の島ということもあってそれなりに綺麗な海を期待していた僕は若干失望した。

海岸公園沿いはサイクリングコースにもなっているので、レンタサイクルを借りてのんびりと島を巡るのも良さそうだ。

旗後灯台から高雄港を望み、海鮮グルメを堪能して海沿いでのんびりと過ごす・・・これが旗津半島の楽しみ方だろうか。

もう少しのんびりとしていたかった感もあるのだが、この日は他にも回るところがあったので、旗津半島の北部に集中している見どころを一通り見て回った後、昼過ぎには旗津半島を後にした。

帰りのフェリーから旗津半島を望む

帰りのフェリーから旗津半島を望む

旗津半島、高雄で日帰り観光スポットを探している方にはおすすめだ。

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