和歌山・橋杭岩、千畳敷を観光し、「和ん」で白浜ラーメンを堪能

千畳敷(せんじょうじき)

滞在先のホテル浦島を後にし、昨日は時間がなくて見ることが出来なかった観光スポットに立ち寄りながら大阪へと帰ることにした。本日最初の目的地は串本町にある橋杭岩(はしぐいいわ)だ。

橋杭岩は紀伊大島方面に長さ約900mにわたって巨岩が立ち並んでおり、その姿が橋の杭のように見えることから橋杭岩と呼ばれている。マグマの上昇と波の浸食によって出来たものらしいが、弘法大師が作ったという伝説も残されているようだ。

橋杭岩(はしぐいいわ)

橋杭岩(はしぐいいわ)

橋杭岩に到着したのは午前11時頃だったが、所々水溜まりはあるものの、下に降りて岩の周辺を歩き回ることが出来た。

橋杭岩

橋杭岩

それにしても、和歌山は海のあちこちに大きな岩や奇妙な形をした岩が転がっていて、自然が作り出す景観が面白い。沖縄の珊瑚礁の海とはまた違った光景だ。

橋杭岩を後にして、次の目的地である白浜町の千畳敷(せんじょうじき)へと向かう。

千畳敷は砂岩が波に浸食されて出来たものだ。「千」枚の「畳」を「敷」けるほどの広さが名前の由来らしいが、実際にはそれよりももっと広いようだ。地形はまるでミルフィーユを連想させる。

千畳敷(せんじょうじき)

千畳敷(せんじょうじき)

千畳敷は波が打ち寄せるだけあってとにかく風が強い。この日も天気こそ良かったものの、とにかく風が強く、2月末ということもあって寒い。

千畳敷

千畳敷

千畳敷

千畳敷

千畳敷の次は、再度白良浜(しららはま)に立ち寄ってラーメンを食べてから大阪に帰ることにした。千畳敷から白良浜までは2km程度で、歩いて行くことも出来る。今回は立ち寄ることが出来なかったが、千畳敷の近くには断崖絶壁で有名な三段壁(さんだんべき)もある。

白良浜は相変わらずの美しさであるが、冬の白良浜は人通りが少なくどことなく寂しさを感じさせる。夏はビーチ沿いで水着のまま楽しめる温泉も、冬は足湯しかやっていないようだ。

白良浜(しららはま)

白良浜(しららはま)

白良浜のビーチステーション(奥は足湯温泉)

白良浜のビーチステーション(奥は足湯温泉)

白良浜周辺を散策した後、お腹も空いてきたので、ビーチ前の道路のファミリーマートの向かい側にある和歌山ラーメンのお店「和ん(わん)」にやってきた。

「和ん(わん)」外観

「和ん(わん)」外観

豚骨醤油味の和歌山ラーメンもあるが、オーダーしたのは鯛のだしを使った塩味の「白浜味玉ラーメン」。魚系のスープを使ったラーメンはそれほど好きではないのだが、あっさりとしていて美味しかった。卵(赤玉)が絶品だ。

和んの白浜味玉ラーメン

和んの白浜味玉ラーメン

サイドディッシュに頼んだ紀州うめどりの唐揚げ、楽天やYahooショッピングでランキング第1位を獲得したらしい手作り餃子も美味しかった。

紀州うめどりの唐揚げと手作り餃子

紀州うめどりの唐揚げと手作り餃子

お腹が一杯になったところで、車に乗り込み暗くなる前に大阪へと向かう。1泊2日の旅行は短い。本当にあっという間だ。でも、たまにはこんな旅行も良いかもしれない。

旅行と言えば沖縄や海外ばかりに行っている僕であるが、身近にもこんなに美しい自然があるんだと再認識させてくれる旅であった。

なお、余談であるが、今回の旅から写真撮影は主に新しく買ったミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN E-PL7」を使用している。風景写真は基本的にこのカメラで撮っているので、これまで使用していたiPhoneのカメラに比べてかなり綺麗になったのではないかと思う。

ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN E-PL7」

ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN E-PL7」