JR高槻駅と阪急高槻市駅の間にある商店街「高槻センター街」の中ほどにあるセントラルマーケットの2階に「アユタヤ(Ayutthaya)」というタイ料理レストランがある。高槻でタイ料理や辛い物が食べたくなったときに訪れるお店だ。店名の「アユタヤ」はバンコク北部にある古都に由来している。
日本にあるタイ料理レストランはフードコートをイメージさせるようなカジュアルなお店も多いが、現地直輸入のインテリアを使った「アユタヤ」の店内は清潔で、広くゆったりとしている。ソファー席はとても座り心地が良く、まるでタイの王様にでもなったかのような気分を味わえる。
この日は1人で訪れたので、カウンター席に座ってまずはタイを代表する「シンハービール」をオーダー。南国らしく、タイのビールは飲みやすくてサッパリとしたものが多い。
前菜にはこのお店を訪れたら必ず食べる「ポーピアトード」。ポーピアトードは春雨を使ったタイの揚げ春巻きだ。スイートチリソースを付けていただく。
「アユタヤ」の料理はボリュームがあり、一品食べただけでも結構お腹が膨れる。ポーピアトードを食べた後はタイビールを味わいながらしばし休憩する。この日は金曜日の夜ということもありテーブル席は結構埋まっていたが、店内は落ち着いた雰囲気で1人でもゆっくりと食事を楽しむことが出来た。
メインにオーダーしたのはレッドカレーとジャスミンライス。レッドカレーの具は鶏、豚、エビの3種類から選ぶことが出来る。この日は豚をオーダーした。辛さは5段階から選ぶことが出来るが、レッドカレーは元々辛いしタイ標準の辛さなので、一般的な日本人には3でも十分の辛さである。
「アユタヤ」の料理はタイ人シェフが作っていて、味は本場タイで食べるものと遜色ない。僕もタイには頻繁に訪れているが、タイでもこのお店より美味しい料理を出しているところはなかなかない。
レッドカレーを食べた後はタイの米焼酎「あいやら(IYARA)」をいただく。タイ米を使った米焼酎・・・ということで、味は沖縄の泡盛そっくりだ。ロックで頼んだのだがなみなみと注がれる。
飲み物は他にもタイのメコンウィスキーやワインクーラー(ワインカクテル)の「スパイ(SPY)」シリーズなんかもある。
締めにはマンゴーアイスクリームをいただいた。辛いタイ料理を食べた後の甘くてサッパリとしたマンゴーアイスクリームは最高だ。
「アユタヤ」の料理は1,000円未満のものが多く、量が多いので2人で行くと3品も頼めばお腹が一杯になる。一般的な居酒屋に比べてリーズナブルに食事が出来るので、友人と一緒にこのお店に訪れることも多い。
1人だとポーピアトードにレッドカレー+ジャスミンライスでお腹がはち切れそうである。メニューが豊富なので他にも色々と食べたい料理があるのだが、すぐにお腹がいっぱいになってしまうのが悩みである。
高槻でタイ料理が恋しくなったらまた訪れよう。ご馳走様でした。
「アユタヤ(Ayutthaya)」所在地:高槻市高槻町17-4 セントラルマーケット2F(ホットペッパーグルメで予約する)