久高島おすすめの宿泊施設「久高島宿泊交流館」での滞在

久高島宿泊交流館

久高島を歩いて一周した後、滞在先の「久高島宿泊交流館」へ戻る。

久高島宿泊交流館はNPO法人久高島振興会が運営している久高島でも比較的新しい宿泊施設だ。沖縄の小さな離島には似つかわしくない近代的な建物が集落の端に立っている。

久高島宿泊交流館

久高島宿泊交流館

久高島には民宿も何軒かあるが、部屋数はそれほど多くなく、この日は旧正月ということもあって部屋が空いていたのはこの久高島宿泊交流館だけであった。

宿泊料金は1階で3,600円(2階は4,150円らしい)とかなり安い。+500円で朝食を付けることも出来る。

僕が泊まったのは1階の受付横の部屋。10畳の和室で5人まで入れるようで、1人だとかなり広く感じる。部屋には無料のクーラーが付いている。Wi-Fiも無料で使え、受付横の部屋ということもあるかもしれないが、インターネットのスピードはかなり速かった。

久高島宿泊交流館の部屋(1階)

久高島宿泊交流館の部屋(1階)

久高島宿泊交流館の部屋(1階)

久高島宿泊交流館の部屋(1階)

久高島宿泊交流館の1階には久高島民族資料室があり、久高島に関する写真や資料などが展示されている。島を散策する前にここで久高島の歴史や文化を学んでいくのも良いかもしれない。

久高島民族資料室

久高島民族資料室

久高島民族資料室

久高島民族資料室

この建物には眺めの良い屋上があるらしく、一度上がってみたのだが、この日は天気が悪くて星を見ることが出来なかった。少し雨が降ったこともあり、肌寒い。いくら沖縄の離島といっても、さすがに1月末の夜は冷える。

久高島で唯一夜に営業しているらしい食堂「とくじん」はこの日は旧正月で休みだったため、晩ご飯は沖縄本島のコンビニであらかじめ買っておいたおにぎり2つ。受付で販売している発泡酒と共にいただく。冷蔵庫は部屋には置いておらず、受付横の共用冷蔵庫を利用する。

斎場御嶽に久高島一周と、1日中歩き回って疲れていたこともあるが、夜はどこのお店もやっておらずやることがないため、早めにシャワーを浴びて寝ることにした。

久高島宿泊交流館のトイレとシャワーは共同になるが、どちらも広くて清潔で、シャワールームもいくつかあるので不便は感じなかった。ただし、お湯が出る時間帯は制限されているようだ。シャンプー、リンス、ボディソープはシャワールームに置いてあり、タオルセット(バスタオル・フェイスタオル)は受付で100円で貸してくれる。

シャワーを浴びてサッパリしてから部屋に戻る。受付前に置いてあるドライヤーで髪を乾かし、特にやることもなく部屋でビールを飲みながらボーッとして日中の疲れを癒やす。沖縄の離島に来たという実感が湧く。ここまでやることがないと、後はもう寝るという選択肢しかない。早めに布団に入り、夜10時頃には寝ることにした。この建物はかなり音が響くと聞いていたが、耳栓をしていたこともあり夜中は気になることはなかった。

翌日、目が覚めて早朝に島を散歩しようかと思ったのだが、前日歩き回ったせいか身体が重い。食事をしてチェックアウトしてから島の集落周辺を散策することにした。

朝食は朝8時になると久高島民族資料室前のスペースで準備してくれる。セルフサービスとなり、ご飯、味噌汁、豆類、漬け物などがある。簡素な食事で、お腹が空いていると物足りなく感じるものの美味しかった。なお、この日は団体の白い衣装を着た女性たちが泊まっていて、集団で朝から大声で騒いでいたので時間をずらして後から食事をすることにした。料理はかろうじて残っていたものの、なんだか残り物を食べているような気分であった。ひょっとしてこの人たちは神の使いか何かだろうか。だとすれば、人間界のマナーも守ってもらいたいものだ。

久高島宿泊交流館の朝食

久高島宿泊交流館の朝食

久高島宿泊交流館の朝食スペース

久高島宿泊交流館の朝食スペース

それはともかく、久高島宿泊交流館での滞在はなかなか快適なものだった。共用設備が多いが、短期の滞在であればそれほど気にならない。なんとなく合宿に来ているような気分になる。

建物自体が大きくて新しいこともあり、個人経営の民宿とは異なり沖縄の小さな離島の雰囲気は味わいづらいかもしれない。

午前10時前にチェックアウトして、沖縄本島に帰る前に集落周辺を散策することにした。

なお、僕が泊まったときはチェックアウト時刻は午前11時だったと思うが、現在のチェックアウト時刻は午前10時(チェックイン時刻は午後2時)になっているようだ。料金等も含め、久高島宿泊交流館の公式サイトで最新情報を確認して欲しい。予約もこのサイトから出来るようだ。

久高島宿泊交流館所在地:沖縄県南城市知念久高249


久高島の集落周辺を散策し、食堂・カフェ「パーラーさばに」でイラブーそばを堪能に続く