那覇市街地から沖縄本島南部にある斎場御嶽(せーふぁうたき)、および久高島(くだかじま)へのバスとフェリーを使った行き方をご紹介したい。
斎場御嶽にはバス、久高島には安座真港フェリーターミナルまでバスで行ってそこからフェリーに乗り換えるのだが、斎場御嶽と安座真港フェリーターミナルは近くにあり、那覇市からは同じバス(38番志喜屋線)に乗って行くことが出来る。
本来はゆいレール(沖縄都市モノレール)の旭橋駅近くにある那覇バスターミナルからバスに乗るようだが、現在那覇バスターミナルは工事期間中(平成30年3月31日までの予定)となっており、那覇バスターミナル周辺にある仮のバス乗り場まで行かなければならない。
38番志喜屋線は上泉(かみいずみ)バス停(C)から出ている。上の写真の緑色の部分で、那覇バスターミナルから東に数分歩いたところにある。案内が出ているのでそれに従って歩いて行けば良い。バス停はオハコルテベーカリー(oHacorte Bakery)というパン屋さんの目の前だ。
38番志喜屋線のバスの本数は1時間に1~2本程度。バスの時刻表はこちらのページを参照して欲しい。久高島に行きたい場合は「安座真(あざま)サンサンビーチ入口」、斎場御嶽に行きたい場合はその先の「斎場御嶽入口」で降りれば良い。
バスの運賃(2017年1月現在)は、「安座真サンサンビーチ入口」までが780円、「斎場御嶽入口」までが830円だ。バスに乗る際に入り口で整理券を取る必要がある。1,000円以外の紙幣は両替出来ないようなので事前に準備しておいた方が良いだろう。所要時間はどちらも1時間程度だ。
道中、バス会社の営業所のようなところでバスを乗り換える必要があるが、バスを繋げてくれるので案内に従って乗り換えれば良い。整理券は再度取る必要はなく、料金は最後にまとめて支払うことになる。
斎場御嶽へは「斎場御嶽入口」のバス停で降りてから徒歩10分くらいだ。斎場御嶽から久高島行きのフェリーが出ている安座真港フェリーターミナルまでの距離は1kmちょいで歩いて行けるので、時間に余裕があるのであれば、先に斎場御嶽に行って斎場御嶽から久高島を望み、それから久高島に渡るという順番がおすすめだ。
参照:沖縄本島南部のパワースポット・世界遺産の斎場御嶽(せーふぁうたき)を観光
斎場御嶽に寄らずに久高島に行く場合は、「安座真サンサンビーチ入口」で下車し、海の方角に歩いて行けば安座真港フェリーターミナルがあるのでそこからフェリーに乗れば良い。
安座真港フェリーターミナルの隣にはあざまサンサンビーチがあるので、フェリーを待っている間、ビーチでのんびりするのもおすすめだ。フェリーターミナルにいる猫と遊んでいても良い。
久高島へのフェリーは本数が少ないので、日帰りで久高島に行くのであれば午前中の便に乗った方が良いだろう。フェリーの時刻表はこちらのページを参照して欲しい。久高島への所要時間は15~25分程度。フェリー(フェリーくだか)と高速船(ニューくだかⅢ)があるが、出航時刻によって決まるので乗る時間が決まっているのであれば選択の余地はない。フェリーの料金(2017年1月現在)は片道670円(往復1280円)。高速船の料金は片道760円(往復1460円)だ。
なお、旧正月など久高島に渡る人が多い日は、臨時便が出ることもあるようだ。
参照:神の島・久高島を数時間かけて徒歩で一周~イシキ浜ビーチからカベール岬へ~