英検1級の面接(二次試験)を受けてきた。
会場は大阪大学の箕面キャンパス。
JRの新大阪駅から地下鉄御堂筋線に乗り換えると、北大阪急行に直通で箕面船場阪大前まで行けるようになったのでアクセスは悪くないけれど、高槻と箕面は地図上だと距離が近い割に、電車だと一回大阪まで出ないといけないのでちょっと面倒くさい(Vのような形で移動することになる)。
それに、なんでか分からないけどこんな日に限って大雨が降っている。
朝、目が覚めるといつもの天気痛に苦しめられたものの、正午の出発前にイブクイックDXを2錠服用して出発。
日曜日の新大阪駅は、国内外からの旅行者で混雑しているのであまり好きではないのだが、人混みをかき分けて、地下鉄御堂筋線に乗り換え箕面船場阪大前駅に到着。
箕面船場阪大前駅は新しく、駅から阪大前まではモダンな歩行デッキで繋がっていてなかなか快適である。
大阪大学の箕面キャンパスも、新しくてモダンなキャンパスだった。こんなところで学生生活を送るのも悪くはないかもしれない。
僕も、学生時代に普通に勉強していれば、大阪大学の医学部くらいはサクッと入れたんじゃなかろうか。すまん、言いすぎたかもしれない。
手塚治虫みたいな天才ではないし、相当の努力なくして医学部は無理だとしても、文学部くらいなら入れるかな・・・
会場では他の級の面接もやっているようで、制服姿の学生も結構見かけた。
控え室に入ってしばし待つ。英検1級の受験生は、司法書士試験や予備試験に比べると若い人が多い印象で、頭皮が寂しくなってきた人は少ない。
20代らしき女性や男性も結構多く、中には見た目が完全に外国人またはハーフの人もいた。
さすがにスピーチの試験だけあって、控え室ではブツブツ独り言言っている人が多かったなぁ。
僕は面接の準備と言えば、一次試験を受けてから約1ヶ月の間、DMM英会話で毎日のように英会話をし、NOVAで通常の週1回のレッスンに加えて英検対策のマンツーマンレッスンを2回受け、後は英検1級の面接対策本を元に7つのトピックについて暗唱できるくらいスピーチを準備してきた。
ちなみに、僕の英語歴は概ね以下の通りである。
1.TOEIC985点(15年前)
2.プロの翻訳者(20年以上)+翻訳会社経営(15年以上)
3.仕事と留学でオーストラリア滞在歴あり(数年)
4.法律家として渉外業務に携わると同時に、渉外業務関連の研究会座長を務める
この経歴だけを見ていると、英検1級の合格なんて当たり前で、根っからのバイリンガルや帰国子女でもなければ、控え室にいる学生らしき人たちには負けるわけがないんじゃないかという気がしてくる。
実は、面接というものが極めて苦手なのだ(英語ならなおさら)。もはやコンプレックスと言っても良い。
氷河期世代と言うこともあって就職面接と言えば圧迫面接のイメージしかなく、過去の国際企業や外資系企業の面接で、上手く話せなかったり沈黙したりしてどれだけ悔しい思いをしてきたことか。
英検1級に合格することは、過去の自分に対するリベンジと言えるかもしれない。
そんなことを考えながら控え室で30分程度待っていると、係員に面接室の前まで呼ばれる。
前の人の面接が終わって面接室に入室すると、中にはスーツを着たネイティブスピーカーの男性(30~40代くらい?)1人と、日本人面接官である小太りのおばさんが1人いた(後は時間を計るタイムキーパー1人)。
まずは自己紹介から始まったが、いつもDMM英会話などで自己紹介しているように仕事の内容や趣味(海外旅行とか)などの話をして、本題に入る。
英検1級の二次試験では、5つのトピックから1つのトピックを選び、1分間の準備の後(トピックを選ぶ時間も含まれる)、2分間のスピーチをして、その後に4~5分間のQ&Aがある。
自己紹介が終わった後に机の上に置かれたトピックカードをひっくり返すと、なんだかよく分からないトピックばかりで衝撃を受けた。
全く準備をしていないトピックばかりで1分間の時間制限ギリギリまで迷ったが(と言うか頭が真っ白になった)、なんとか対処できそうな「高齢化社会」に関するトピックを選んだ。
たどたどしくスピーチを始めたものの、話している途中で、あっという間に2分が経過してしまった。
「これはやばい」と半ば諦めモードに入ったが、その後のQ&Aは準備していない割に、なんとかつつがなく答えることができたように思う。
でも、英語ネイティブ面接官に比べて、日本人面接官の質問は、そこまで英語力高くない人が無理してネイティブっぽく振る舞っているようでいて発音が聞き取りにくかったなぁ。
英検1級の二次試験の合格率は60%程度らしいし(ちなみに、一次試験の合格率は10%程度らしい)、受かっている可能性も僅かながらあるかもしれないと思いつつも、スピーチがイマイチだったし、僕が面接官だったら落とすかなぁ。
やっぱり、どのトピックが出てもある程度は対応できるように準備をしてくるか、余程の即興力がないと難しいわ(この即興力があるレベルの人は、そもそも英検1級を受ける意味がないように思うが・・・)。
やっぱり、英検1級は日本国内の英語試験の最難関と言われるだけあって、ライティングとスピーキング(面接)がある分、個人的にはTOEIC満点(L&R)よりも遙かに難しいかな。まぁ、TOEICも985点しか取ってないけど。
それはともかく、英検1級の面接の準備は相当なストレスだったし、ようやく終わったので、ピザとビールを片手に、ボブディランでも聴くか。




