那覇おすすめの日帰り観光スポット!世界遺産の首里城へ~守礼門からの無料区域~

守礼門(しゅれいもん)

お腹が一杯になったところで首里城公園内を散策する。まずは首里城の入り口にある守礼門(しゅれいもん)。守礼門は沖縄戦で焼失したが1958年に今の姿に復元されたそうだ。

那覇市街地(国際通り周辺)から首里城へのゆいレールを使った行き方はこちら

守礼門は二千円札の絵柄にもなっていることで有名だ。驚くことに、沖縄本島では未だに二千円札が流通しており、僕も居酒屋のお釣りでもらった。大阪で無事に使えるかどうかは分からないが、お土産には良いかもしれない。

守礼門(しゅれいもん)

守礼門(しゅれいもん)

守礼門を通り過ぎてすぐのところにあるのが世界遺産の園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)。国王が外出する際は、この石門前で道中の安泰を祈願したそうだ。

園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)

園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)

続いて首里城の正門である歓会門(かんかいもん)。歓会とは「歓迎する」という意味で、中国皇帝の使者「冊封使(さっぽうし)」などを歓迎するという意味で名付けられたそうだ。

歓会門(かんかいもん)

歓会門(かんかいもん)

「めでたい泉」という意味の名を持つ瑞泉門(ずいせんもん)を通り過ぎると、続いて漏刻門(ろうこくもん)がある。漏刻とは中国語で水時計を意味し、この門の上の櫓の中にある水時計で時間を計っていたことから名付けられたそうだ。

漏刻門(ろうこくもん)

漏刻門(ろうこくもん)

漏刻門を通り過ぎると眺めの良い場所に出る。ここからは那覇市街地や那覇港を一望出来る。さすが南国沖縄、この日は1月末にもかかわらず小春日和といった陽気でとても過ごしやすく、ここでしばし立ち止まって那覇の風景を眺めていた。

漏刻門を通り過ぎたところにある広場

漏刻門を通り過ぎたところにある広場

続いて広福門(こうふくもん)。琉球王国時代はここに2つの役所が置かれていたそうだ。現在は券売所となっている。

広福門(こうふくもん)

広福門(こうふくもん)

広福門を通り過ぎると下之御庭(しちゃぬうなー)と呼ばれる広場に出る。無料区域はこの広場までだ。この広場にあるのが首里森御嶽(すいむいうたき)。首里森とは首里城の別称らしい。琉球開闢(かいびゃく)神話によればこの御嶽は神が造った聖地とされているようだ。首里城内にはかつてここを含めて「十嶽(とたけ)」と呼ばれる10カ所の礼拝所があったと言われている。

首里森御嶽(すいむいうたき)

首里森御嶽(すいむいうたき)

正殿へと続く最後の門である奉神門(ほうしんもん)をくぐるためには券売所でチケットを購入する必要がある。料金は一般の大人で820円だ。先ほど通った広福門でチケットを購入し、いざ正殿へと向かう。

券売所(広福門)

券売所(広福門)

首里城の有料区域・奉神門を通って朱色の正殿へ(入場料金、所要時間など)に続く