食べログランキング1位の那覇市牧志の居酒屋「旬菜処びいどろ」での食事

沖縄の魚の刺身盛り合わせ

初めての那覇。お店を全然知らないので食べログで居酒屋を探していたところ、滞在しているホテルの近くに「旬菜処びいどろ」という人気の居酒屋があったので行ってみることにした。2017年1月現在、食べログの那覇の居酒屋ランキングで1位になっているお店だ。

「旬菜処びいどろ」は那覇市牧志、国際通りと交差している県道222号線から少し中に入った人通りの少ない通りにあるので、初めての人は分かりづらいかもしれない。

「旬菜処びいどろ」はこのビルの2階

「旬菜処びいどろ」はこのビルの2階

「旬菜処びいどろ」入り口

「旬菜処びいどろ」入り口

座席14席のこじんまりとしたお店で、人気店ということも手伝って夜の早い時間は混んでいるようだ。今回那覇に滞在中このお店には2度訪れたが、どちらの日も午後9時頃に訪れたにもかかわらずお客さんでいっぱいだった。

1度目は4席あるカウンター席の1席が空いていてなんとか座ることができたが、2度目は金曜日ということもあって席が空いておらず、午後10時頃まで近くのバーで飲みながら待つことになった。食事時の時間に行きたいのであれば予約は必須だろう。なお、営業時間は午後6時~12時(ラストオーダー11時)のようだ。

カウンター席に座りオリオンビールを頼み、お通しのジーマミー豆腐をいただく。ジーマミー(ジーマーミ)とは沖縄の方言で落花生(ピーナッツ)の事だ。もちもちとした食感が何とも言えず美味しい。

「旬菜処びいどろ」カウンター席

「旬菜処びいどろ」カウンター席

オリオンビールとジーマミー豆腐

オリオンビールとジーマミー豆腐

「旬菜処びいどろ」の料理メニューは、典型的な沖縄料理に日本各地の素材を使った創作料理がある。せっかくの沖縄ということで沖縄料理を中心に頼むことにした。

おすすめメニューは沖縄の魚が楽しめる刺身盛り合わせだ。ご丁寧に説明書きまで付けてくれる。アーガイ(下の写真左から2つ目)は見た目の割にかなりいける。

沖縄の魚の刺身盛り合わせ

沖縄の魚の刺身盛り合わせ

醤油ではなく味噌仕立てのラフテーも初めて食べたが美味しかった。伝統的な琉球料理のラフテーは味噌味が基本のようだ。

味噌仕立てのラフテー

味噌仕立てのラフテー

もずくの天ぷらやだし巻き玉子は1人用に量を少なくして出してくれた。一人旅で居酒屋に行くと、せっかくなので色々と食べたいにもかかわらず2~3品ですぐにお腹がいっぱいになってしまうことが多いので、これはありがたい。

もずくの天ぷら

もずくの天ぷら

だし巻き玉子

だし巻き玉子

他にオーダーしたのは沖縄そばを使ったパスタや白身魚と島豆腐のマース煮など。マースとは沖縄の方言で塩を意味し、マース煮とは塩と泡盛を使って煮たシンプルな料理の事らしい。

沖縄そばを使ったパスタ

沖縄そばを使ったパスタ

白身魚と島豆腐のマース煮

白身魚と島豆腐のマース煮

最後に、那覇に来てからまだステーキを食べていなかったので石垣牛のステーキをいただくことにした。やはり沖縄に来ると締めにステーキや沖縄そばを食べたくなる。ライスを付けてもらい、ステーキセットに。

石垣牛のステーキセット

石垣牛のステーキセット

料理はどれも美味しく、値段もお手頃で量も十分だった。居心地が良くて本当に料理が美味しいと思うお店では食事に夢中になってしまい、ついついお酒を飲むのを忘れてしまう。飲み物はほとんどビールしか飲んでいないが、日本酒や泡盛の種類も豊富にあるようだ。

このお店は夫婦で経営しており、カウンター席で1人で座っていると色々と話しかけてきてくれる。奥さんは僕と同い年で同郷の大阪出身ということもあるが、とても話しやすい。優しそうな店主に気さくな奥さん、夫婦とても仲が良さそうだ。店員との距離が近くほんわかとした気分が味わえるというのも人気店の秘訣だろう。

「旬菜処びいどろ」の夫婦

「旬菜処びいどろ」の夫婦

夜遅くの店内ではお客さんが三線(さんしん)を弾いていた。どうやら奥さんの三線の先生らしい。いかにも沖縄の居酒屋と言った雰囲気だ。

「旬菜処びいどろ」店内

「旬菜処びいどろ」店内

さすが食べログランキング1位だけあって、料理、店内の雰囲気、店員の人柄全て満足のいくお店だった。1人でも入りやすく、また那覇に来た際には訪れたい。不満点と言えば、座席数が少ないこともあって空席がなかなかないことだが、人気店なのでこれはしょうがない。太るのが心配だが、これからも夜遅くにこっそりと訪れることにしよう。

食後にはあったかいお茶とお菓子をいただいた。ご馳走様でした。

食後のお茶とお菓子

食後のお茶とお菓子

「旬菜処びいどろ」住所と地図:那覇市牧志1-11-1