目次
はじめに
西洋絵画が好きなのだが、最近はそれほど惹かれる展示会がやっていないのでしばらく美術館を訪れていない。
2023年に関西で開かれる展示会で今のところ注目しているのは、国立国際美術館で2月から開かれる「ピカソとその時代」と、大阪中之島美術館で10月から開かれる「光」だ。
どちらも中之島なので通いやすいですね。
さて、今回のブックレビューだが、以前まで本を読み終えるたびにレビュー用の感想をザックリとまとめていたところ、勉強に集中するための時間を少しでも確保するために都度の感想を書くのを止めてしまった。
なので、今回はまとめて振り返っていてレビューも大雑把なのでご了承いただきたい。
『スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック』ジェームズ・ドゥティ
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アルコール依存症の父とうつ病の母と共にアメリカの寂れた田舎町で暮らす少年のジムは、ある日訪れた手品用品店でルースという不思議な女性と出会い人生を変えるマジックを教わることになる。
運命的な出会いを通じて逆境においても心の平静さを保つことを学び、ついには夢を実現して脳外科医として活躍する著者による、自らの人生を振り返った物語。
一度は投資で莫大な財産を築くも破産寸前に追いやられるなど、まるで映画のような人生が味わえる読んで損のない一冊。
『基本講義 手形・小切手法』早川徹
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予備試験の商法対策として購入。
初心者向けに手形・小切手法が分かりやすく解説されています。
『かぼちゃの馬車事件 〜スルガ銀行シェアハウス詐欺の舞台裏』冨谷皐介
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世間を賑わせた「かぼちゃの馬車」事件とは、スルガ銀行が不動産会社や建設会社と組んで、シェアハウスに投資するために不正融資を繰り返したものだ。
世間的には信用があると思われる地銀が、ほとんど貯蓄のないサラリーマンに口座残高を偽造するなどして億単位の融資をするのだからめちゃくちゃである。
この事件があって以降、銀行の不動産投資に対する融資は厳しくなったようだ。
本書は、スルガ銀行の不正融資によって1億円程度の価値しかない物件に2億円の融資を受けた挙げ句、家賃保障も嘘で利益どころか莫大な負債しか残らなかった著者が、被害者団体を組織してスルガ銀行と戦った記録である。
弁護士団を通じた粘り強い交渉やデモ、メディア取材や株主総会での活動などを通じてついに著者たちはスルガ銀行に勝つことになるのだが、本書は不正融資の全容を明かすと共に銀行や不動産会社の裏側を知ることができる良書となっている。
『銀行員だった大家が教える! 不動産投資 融資攻略バイブル』半沢大家
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タイトル通り、不動産投資において最も重要でかつ悩みどころでもある融資に関して、実際に銀行で不動産融資に携わっていた著者が攻略法を分かりやすく解説してくれている。
融資を受けた不動産投資を考えている方には必読書だ。
間違ってもスルガ銀行のような不正融資には引っかからないように(笑)。
『だから死ぬ気で旅に出た』片岡恭子、小沢カオル
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日本では精神を病み生きづらさを抱えていたとある女性が、旅によって生き返る。
「運び屋(と言っても違法なブツではない)」として南米の危険地帯でもスペイン語を駆使してたくましく旅をする著者の姿には、ワクワクすると同時に勇気をもらえる。
著者はガイドブックのライターにもなっているし、知能が高すぎて精神を病んだタイプかな?
旅好きには面白く読める一冊(マンガ)です。
『熟年売春 アラフォー女子の貧困の現実』中村淳彦
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アラフォーどころかババアまで売春しています。
『今日からワーキングプアになった 底辺労働にあえぐ34人の素顔』増田明利
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いわゆる「ワーキングプア(働いても低収入で貧困から抜け出せないこと)」の人たちに取材を行った事例集。
僕も氷河期世代で有名私大を卒業してもロクな就職先がなかったから人ごとではないんだけど、日本の問題って、新卒で良い仕事につけなかったり、リストラや倒産などで一度会社を辞めるとそのまま転落していったりするケースが多いことなんだよな。
それなりの大学を卒業していたりやる気があったりする人には、一人が十分に暮らせるくらいの収入が保証できる仕事がすぐに見つかるくらいじゃないと先進国とは言えんわ。
働いても報われない数々の事例を見ていると生活保護の方が遙かにマシだと思える一冊。
『身体を持って次の次元へ行く』ミナミAアシュタール
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宇宙人と交信することができるミナミによる宇宙からのメッセージ。
この人の本は結構好きなんだけど、スピリチュアル過ぎてあんまり内容を覚えていないんだよなぁ。でも、「死」に対する考え方が変わって不安がなくなったというか。
宇宙・別次元・引き寄せ・スピリチュアルなどが好きな方は是非。『アシュタール 宇宙の真実』もおすすめ。
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