新年の決意

夜明け

皆様、明けましておめでとうございます。

年末年始はいかがお過ごしでしょうか。

私は11月から12月にかけて宮古島に滞在してのんびり過ごすのが毎年の恒例行事となっており、その分年末年始は仕事に取り組んでいるか(長年携わっているプロジェクトの依頼が年末年始にあることが多い)、仕事が少ない時は勉強に集中しています。

年末年始は邪魔が入らず仕事や勉強に集中できるので結構好きなんですよね。

さて、今年(2023年)は司法書士の仕事を増やしたいのもあるのですが、私にとっての一大イベントは何と言っても司法試験予備試験を受験することです。

昨年末にかけて2ヶ月ほど、仕事や他資格の勉強が忙しく、かつ宮古島への旅行や引っ越しもあって、予備試験の勉強が全く進まずに焦りを感じていました。

宮古島でお酒をたらふく飲んだ翌日にベッドの上でぼーっと天井を眺めていたところ、デフォルト・モード・ネットワークの状態にある脳みそが私の本能に語りかけてきました。

「何かを得るためには何かを捨てなければならない」

その天啓を元に、今年は予備試験に向けて勉強に集中するため、生活を見直していくつかの事を止めることにしました。

まず、しばらくの間ブログを休止します。

このブログは多少の収益こそあるものの現在ではほとんど趣味で運営しています。

私は元々文章を書くのが好きな上に、ブログ記事を書こうと思うと読書や美術館巡りのモチベーションもアップして相乗効果もあるのですが、定期的に更新しようと思うと多少のプレッシャーにもなりますし、何よりブログ記事を書くのにもそれなりの時間を要します。

ですので、勉強に充てる可処分時間を少しでも多く確保するために、今年は数ヶ月間更新しないということもあるかもしれません。

定期的にアクセスしてくれている人には悪いのですが、ブログを開くたびになかなか更新されていないと欲求不満になる気持ちはよく分かりますので、事前にお伝えしておきます。

もちろん、定期的な更新を止めるだけでたまに更新することはありますし、読書や美術館巡りも勉強の息抜きとして続けていきたいと思います。

それからもう1つ、しばらくお酒を止めます。

私はお酒を飲むのは好きですし、最近は家でもビールを1~2本飲むのが日課になっていました。

司法書士試験の受験前にはお酒を止めていてその代わり気晴らしの旅行中には存分にお酒を楽しんでいたのですが、今から思えば良い意味でメリハリが効いていたように思います。

ただ、ここ2~3年はコロナ禍で旅行にも外食にも行けずストレスが溜まった結果、ついつい家で飲むお酒の量も増えていたんですよね。

ビール1本でもアルコールが脳に与える影響は大きいですし、翌日にも残ります。

普通に生活している分にはほとんど感じないのですが、法律の勉強などで高度の集中力を発揮するときは、少量のお酒でも脳のパフォーマンスに悪影響を与えていることが分かります。

とは言ってもこちらも完全に止めるということではなく、たまにある司法書士会のイベントや友人との会食、旅行中、そして週末の夜にリフレッシュのために飲むこともあるでしょう(我慢すると逆にストレスになるのでよくありません)。

止めるのは、1人で平日の夜に惰性でだらだらと飲むことです(そんな暇があったら勉強しろという話)。

そもそも私は何かから逃げるためのお酒は必要としていませんし、約3週間の宮古島の滞在中に1年分のお酒を飲みました。

年末年始もほとんどお酒を飲んでいませんが、身体にもお財布にも優しくて良いことずくめです。

最後に、スマホをだらだらといじることを止めようと思います。

私はLINEも含めてSNSは好きではなく、スマホは仕事のメールチェックや音楽を聴くため、後は暇つぶしにYahoo!などをチェックするくらいなのですが、それでもスマホの中毒性は相当なものだと感じます。

それが本当に幸せに繋がっているのなら良いですが、スマホによって失われている時間はもったいなく、スマホをチェックしている時間を全て勉強や仕事に捧げれば、かなりのことがなせるように思います。

やる気が出ない時はついだらだらと手元にあるスマホをいじってしまうのですが、こちらも意識的に減らしていきたいと思います。

以上、新年の決意として予備試験に挑戦するために止めることを並べてみました。

私は今の仕事を辞める予定はないですし趣味で勉強している側面もありますので、予備試験にはなにがなんでも今年受かりたいわけではなく、仮に数年かかったとしても問題ありません。

ただ、恐らくは日本一難しい試験ですから、毎年受かるつもりで勉強しないと数年かかっても合格できないという事態になる恐れもあります(兼業受験生であればなおさら)。

早速ですが、司法書士試験や行政書士試験の受験生時代のことを思い出し、この年末年始もタリーズでノイズキャンセリングのイヤホンでアリス=紗良・オットなどのピアノ音楽をバックグラウンドミュージックに、カフェラテを飲みながら勉強しています。

私は現時点でお金や仕事の心配をせずに何でもできるのであれば、世界を旅するか狂ったように司法試験の勉強に取り組むでしょう。

それだけ、司法試験の勉強はやりたいことなのです。

それから先は、自分が心からやりたいと思える仕事に取り組むか本を書くでしょう。

私が不動産投資を始めとする投資に惹かれるのも、お金や物質や名誉などの世俗的なものが欲しいわけではなく、本当に欲しいものは自分のやりたいことができる自由な時間です。

理想的な生活にはまだまだ遠いですが、今年は勉強だけでなく仕事に注力すると共に、また旅にも出たいと思っています。

例えこれから感染者数や死者数が増えようとも、私の中でコロナはもう存在しないものとなっています。

コロナ禍になって既に3年が経過し、これ以上の時間を無益に過ごすのであれば死んだ方がマシというものです。

もちろん、他者との関係でマスクはまだまだ外さないかもしれませんし、習慣になった手洗いも続けるに越したことはありません。

今年は厄年も終わって、良い年になりそうな気がします。

皆様も良い1年をお過ごしください。