目次
はじめに
しまった。
今年こそスペイン語検定4級を受けようと思っていたのだが、試験日の12月11日(日)はまだ宮古島にいる予定じゃないか。
宮古島の旅行計画を立てるのに夢中になってすっかり忘れていた。
スペイン語検定の申し込みはまだ始まっていないんだけど、申し込みをしていないから忘れていたという側面もある。
久しぶりのポカである。
しまったしまった島倉千代子。
飛行機は変更できないしキャンセルしてまで旅行計画を変えるほどでもない。
宮古島から沖縄本島に行って受験できるかとも思ったけれど、やはり面倒くさい。
99%受かる自信あるんだけどなぁ。
しょうがないから来年受験するとして、3級まで視野に入れて勉強を進めるとするか。
ちなみにスペイン語検定は英語検定に比べて同じ級でも難易度が高いらしく、スペイン語検定3級は英語検定準1級に相当するらしい。
ペーパーテストは勉強すればなんとかなるけど2次試験の面接は日本においてひとりで勉強している限り無理ゲー。
語学系の試験って、面接(口述試験)があるから嫌なんだよなぁ。
英検1級も昔、全く準備せずに2次試験の口述試験を受けて落ちて以来、日本にいると英語を話す機会もほとんどないし対策するのも面倒くさくて受けていないや。
スペイン語検定、次の試験は6月か。予備試験の超直前期じゃないか。
まいったまいったマイケルジャクソン。
『面白くて眠れなくなる植物学』稲垣栄洋
出典:amazon.co.jp
人間が愛して止まない花。
しかし植物は人間のために花を咲かせているわけではなく、昆虫を引き付けて花粉を運び子孫を残すために花を咲かせているのだ。
一般人には馴染みの薄い学問である植物学について分かりやすく書かれた本書は、読んでいると植物も我々動物と同じく生物であることを思い知らせてくれる(植物の方が食料を求めて動かなくて良いから生物として優れているのかもしれない)。
しかし、人間もそうだけど植物を含む生物がこれだけ精巧にできているのは、自然にできたものではなく神のような創造主が本当にいるのではないかと疑ってしまう。
多少の専門用語はあるものの、タイトル通り夢中になって読んでしまう本でした。
『北欧こじらせ日記』週末北欧部chika
出典:amazon.co.jp
フィンランドに魅せられた女性が、東京で仕事をしながら寿司職人としてフィンランドへの移住を目指す物語。
フィンランドはサウナやムーミンで有名な北欧の国で、本書によるとフィンランド人は日本人にも似た気質を持っているらしい。
僕は寒いのが超が付くほど苦手なこともあってフィンランドは訪れたことがないしそこまで惹かれないのだが、オーロラは見てみたいし自然豊かな夏のフィンランドには訪れてみたいと思う。
本書ではマンガによるフィンランド移住に向けた著者の日々の記録と合わせてフィンランドの情報がちりばめられているので、フィンランドに興味がある人には良いかと思う。
SNSで人気があり本の評価も高いようだが、まさにフィンランド好きの女性のブログと言った感じで、個人的には文章も絵もそれほど惹かれなかったかな。
ネットを駆使して色々な人とつながり、男とも平気で2人で会ったりするオープンな海外好きの女性が苦手なせいもあるかもしれない。
フィンランドのための女性の行動力は見事でそこまで好きになれるものがあるのは羨ましくもあるのだが、英語は得意ではないみたいだし移住するのにフィンランド語の勉強はしないのだろうか、と突っ込みたくもなった。
まぁ、Kindle Unlimitedで読めたので十分に楽しめたし、続編も気になるのでいつか読みたいと思う。
『陸上自衛隊ますらお日記』ぱやぱやくん、原田みどり
出典:amazon.co.jp
ツイッターで人気の元陸上自衛官による、ますらお(勇ましくて立派な男の意)と呼ばれる陸上自衛隊の隊員たちの日常をユーモアたっぷりに綴った一冊。
一般人からすると陸上自衛隊と言えばテレビで見る厳格で真面目なイメージしかないが、本書ではまるで大学の体育会系の部活のような、駐屯地における個性的な隊員たちの素顔を垣間見ることができる。
プライベートで娘に電話するときは顔つきが変わり赤ちゃん言葉になる鬼軍曹、結婚式の後にスーツと革靴で平然と50kmの道のりを歩いて帰る男、その他にも度を超した筋トレや食欲、時間管理や恋愛模様など、今までは遠い存在に思えていた自衛隊員を身近に感じることができた。
しかし、自衛隊員は駐屯地にいると衣食住が無料で社会的な信用もあるので魅力的な職業にも思えるが、やっぱり結局は体力勝負なんだよなぁ。
僕は勉強ならともかくトレーニングし続けるなんて無理だし、体力は最小限だけ必要で、諸葛孔明みたいに知能を駆使する作戦担当部門とかないのかな?
『破談のお値段~36歳で婚約者に逃げられました~』田口絵珠子
出典:amazon.co.jp
30代半ばで保育士をしながら漫画を描いていた著者は、ある日駅の階段で転んだところを男性に助けられる(歩きスマホなので同情できない)。
その男性は同い年で一流企業に勤め、外見も良く性格も優しくて結婚相手としては文句なしというお相手で、さらに著者のことを気に入って食事に誘ってくれるというまさに運命の出会いであった。
ところが結婚を前提に付き合い始めたところ、婚約者の彼は左遷され出世コースから外れることが決まってからは態度が一変するようになり、彼の母親も毒親であることが判明する。
それでも結婚式に向けて奮闘するも、結婚式直前になって彼と母親から酷い言葉を浴びせられて破談になり、既に職場も退職していた36歳の著者は一方的に婚約破棄をした相手に対して弁護士を立てて慰謝料を請求することになる。
慰謝料も大した金額ではないのだが、36歳でもう後がないと考えていた女性が結婚式直前に相手に逃げられるという天国から地獄を味わえる話で、人の不幸は蜜の味なのか面白くて一気に読んでしまった。
結婚詐欺などではなくただ単に相手側がクズだったという話なのだが、サイコパスや詐欺師なんてのは、一見すると外見が魅力的で、口が上手く(場数を踏んでいて嘘を付くことに何らの躊躇いもない)て優しい(他人のためではなく主に自分のため)ことも多いので、注意が必要である。
『モテないアラサー女がいろんな婚活してみた話 モテないアラサー女シリーズ』ワタシはタワシ
出典:amazon.co.jp
アラサー女がお見合いサイト(今で言うマッチングアプリ)や婚活パーティー、街コンなどに参加する様子をユーモアたっぷりに描いた4コマ漫画(Kindle本)。
くだらなくて結構好きなのでKindle Unlimitedを利用している方は是非。