コロナ禍で読んだ本まとめ㉓

鶏肉のタジン(80ディルハム)。クスクス、パンとオリーブも付いてくる

はじめに

ゴールデンウィーク、予備試験とFP3級の勉強で終わってしまった。

5月22日に実施されるFP3級の前日はアリス=紗良・オットのコンサートで、そんな日までお金の勉強なんてしたくないから早めに仕上げておきたいんだよな。

さて、日本ツアーに向けてアリスさんから日本語を交えたメッセージ動画がアップされています。

アリスさんを見ている(聴いている)と、やはり女性は知性、品性と優しさだと思うよ。

婚活においても若さと美しさを何より重視する男も多いけど、若さはいずれ失われる。

それに、どんなに美人でも時の経過と共に衰えるのは避けられないし、そもそも中身の伴わない美人に価値はない。

まぁ、アリスさんは若さと美しさも兼ね備えているから女神のような存在なんだけどな。

アリスさんは33歳かー過去に10歳年上の指揮者と付き合っていた噂もあったみたいだけど、結婚はしないのかな?

ピアニストでも画家でも、やっぱり孤独な方が良い作品が生み出せるのだろうか。

僕をペットとしてドイツに連れて帰ってくれませんか。ワンワン

4年ぶりの来日コンサート、楽しみだなぁ。

え?男の価値は何だって?

男は強さと優しさだと僕は思います。

『生物はなぜ死ぬのか』小林武彦


出典:amazon.co.jp

生物が死ぬのは進化に必要だからである。

生物学者によるヒトの死を巡る論理的な考察で、理系および生物学に疎い僕でも楽しみながらサクサク読むことができた。

確かに、とりわけ日本のような少子高齢化が進む国では、高齢者が亡くなることは感情論を除くと種の保存と発展には必要なことのように思える。

本書を読んでいたら子どもを産み育てたらさっさと死んだ方が良いんじゃないかと思えてきたけれど、(生に対する執着はないとは言え)やっぱり死に対する恐怖は拭えないなぁ。

数百年前の平均寿命の低さに驚愕すると共に、比較対象として出てきた「ハダカデバネズミ」を画像検索して出てきたその姿に悶絶した。

『女ひとり、イスラム旅』常見藤代


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写真作家である著者がイスラム圏の国々(チュニジア、ヨルダン、パキスタン、モロッコ、オマーン、エジプト、シリア)を旅した記録。

現地の人々の家に招かれ、対話を通じて現地の人々の生活、恋愛観や結婚観がよく分かる。

著者は旅先でよく声をかけられ家に招かれていて同じ旅人としては羨ましくも感じるが、これはイスラム圏の人々がフレンドリーということに加えて、女性の1人旅というのも大きいだろう。

特に、著者の写真とか見ても声をかけたくなるタイプの人だと思うんだよな。

おっさんが1人で旅してても女性から「家でお茶飲んでいかない?」と言われないのはもちろんのこと、自分から話しかけない限り(金目当てを除いて)男が話しかけてくることも少ないから、その点では女性の方が得しているとも言える。

もちろん著者の場合はたまたま上手くいっているケースかもしれず、女性の場合は危険も伴うわけだけれど、それでもイスラム圏において女性は守られるべき存在のようで、女性の方がイスラム圏の国々にはまっている人が多いように感じるのは偶然ではないように思う。

著者の文章は読みやすいし、イスラム圏の文化(特に恋愛・結婚観)に興味がある方にはおすすめの一冊だ。

外では髪や肌を隠すイスラムの女性が家では夫のために化粧をしてセクシー下着を着用するという事実には衝撃を受けた。

本書に登場する国々の中ではモロッコしか訪れたことがなくあまり良い思い出はないけれど(トップの写真はモロッコで食べた鶏肉のタジンである)、チュニジア、オマーン、そしてシリアは訪れてみたくなったなぁ。

『空き家は使える!戸建て賃貸テッパン投資法』サーファー薬剤師


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地方の戸建て(一軒家)を中心に不動産投資を行い成功を収めているサーファー薬剤師さん。

彼の手法は数百万円程度の安い戸建てを購入し、必要に応じてリフォームや融資を利用して高利回りで貸し出すというものだが、本を読んでいるとなんだかワクワクしてすぐにでも不動産投資を始めたい気持ちにさせられる。

日本は高齢化社会でこれからも空き家は増えそうだし、相続登記が義務化されることによって空き家を早く手放したい人も増えるだろうから、そのような空き家を安く入手してリフォーム後に民泊や不動産賃貸に利用するのは良いビジネスモデルだと思う。

うーん、良い物件が見つかったら数百万円程度の融資を受けて田舎に戸建て購入しようかなぁ。ゼロになることはなさそうだし数百万円程度なら多少上手くいかなくてもダメージは小さいしな。

本書は数ある不動産投資の中でもおすすめの一冊。

『ウイグルからの手紙』KENJI YAGI、他


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日本人写真家によるウイグル人の写真とムカイダイスによる詩、そして他のウイグル人からの寄稿によって新疆ウイグル自治区の現状と歴史がよく分かる本。

ロシアのウクライナ侵攻をメディアは連日報じているけれど、ウイグル人権問題も同じように報道してもらいたいものだ。

最近ようやく書籍も増えてきて少しずつ認知されるようになってきているウイグル人弾圧だが、これは分かりやすく言えばユダヤ人ホロコーストと変わらない。

平穏に生活していたらある日突然中国人が家に入ってきて言いがかりをつけられて強制収容所に連行され、劣悪な環境で生活をして中国語で習近平を称賛するよう強制され、拷問を受けて死に至ることも多い。

戦争から77年が過ぎて日本人はすっかり平和ボケしているけれど、日本がウイグルやウクライナみたいにならないのは先人たちが築き上げてきた国力があるからで、力がなくなったらいつ侵攻されてもおかしくないからな。

ここ最近の世界は新しいステージに入ったような感があるけれど、中国とロシアがやっていることを見ていると、この2カ国を除いた新しい世界秩序を作っていく必要があるんじゃないかな。

それはともかく、本書はサクサクと読める良書だった。ムカイダイス氏の本もおすすめなので是非。


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『いちばんやさしいGoogleマイビジネス+ローカルSEOの教本 人気講師が教える「地図」で伝えるこれからの集客術』伊藤亜津佐


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Googleマイビジネスをこれから集客に活用する人向けの解説本。

Googleマイビジネスとは、Google検索やGoogleマップで検索すると、写真、所在地や営業時間などのビジネス情報と共に、星やクチコミなどが表示されるアレのことだ。

本書ではGoogleマイビジネスへの登録方法から活用術まで分かりやすく解説されているので、これから始める方は本書1冊を手元に置いて作業を進めれば十分だと思う。

スマホで現在地を元に検索するユーザーは増えているし、飲食店や美容室などはもとより、地域密着型の業種にはこれからますますローカル検索への対策は欠かせなくなっていくだろう。

しかし、ウェブサイト作って検索エンジン対策するだけでも大変なのに、それに加えてGoogleマップとかのローカル検索対策、SNSでの情報発信とか、専任の担当者がいる大企業ならともかく、1人でやっている個人事業主は大変だな。

まぁ、営業とか嫌いだし結局はやる羽目になるんだけど。ネットでの集客に力を入れていたら、Google様が世界を牛耳っているのがよく分かるわ。