オランダの不遇の天才画家であるフィンセント・ファン・ゴッホ。
最近なぜか仕事が立て続けに舞い込んできて調子に乗ると共にややストレスが溜まっている僕は、そんなゴッホの絵画を事務所に飾って癒されようと、彼の代表作である『夜のカフェテラス』の複製画を買うことにした(以下の書籍の表紙)。
出典:amazon.co.jp
以前ヨハネス・フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』を買ったときと同様、購入したのは楽天市場に出店している「アート名画館」だ。
サイズはF8(45.5×38.0cm)の額縁付きで税込42,680円。
できれば実物と同じサイズ(81.0 ×65.5 cm)にしたかったのだが、10万円近くになりそうだったのであえなく断念した。
同じくゴッホの代表作である『星月夜』(本記事上部の絵)やクロード・モネの『睡蓮』とも迷ったんだけれど、事務所のデスク横に飾るということもあって、南仏アルルのカフェで仕事している気分を味わえるのではないかと今回は『夜のカフェテラス』を選択。
書き上がるまでは約2ヶ月半。
しかし、どちらもオランダの画家であるゴッホもフェルメールも、青と黄色の使い方が秀逸で心惹かれるものがあるんだよな。
コロナ禍でアートに目覚めたおっさんは早くコロナが落ち着いてオランダに行くのが待ちきれないわ。
ところで、お金の使い方は消費・投資・浪費の3つに分けられるらしい。
今回購入したゴッホの絵画はどれに当たるのだろうか?考えてみた。
生活必需品ではないので、消費ではない。
事務所に飾るので投資かとも思ったが、そもそも外からは見えないし、ゴッホの絵画があることによって来客数が変わるとも思えない(セレブが依頼を決断するかどうかの決め手になる可能性は微存)。
旅先のカフェにいる気分になって僕のモチベーションや効率と共に収入もアップするのではないかとも思ったが、客観的に数値化できるわけでも根拠があるわけでもない(仕事を投げ出して南仏に逃げたくなる可能性も微存)。
しかし、それでも多少はやる気になって月数千円でも収入がアップすればすぐに投下資本は回収できるので、投資の側面は否定できない。
本物だとともかく複製画だと資産価値もそれほどないだろうから、やはり絵画は自分の楽しみのために購入する浪費の側面が大きいように思う。
結論として、投資:浪費の割合は3:7くらいだろうか。
うん。まぁ、別に自分の稼いだ範囲内で使って満足しているなら何でも良いんだけどな。
42,680円って決して安い金額ではないけれど、コロナ禍になって旅行や飲みにほとんど行かなくなってからお金の使い道がないんだよ。
旅行にも飲みにも行かなければ、僕の趣味なんてランニング・勉強・読書とお金のかからないものばかりだからな。
初夏の頃、『夜のカフェテラス』が届くのが楽しみだ。
あぁ、ゴッホの青と黄色はいつ見てもたまらないなぁ。
(*´д`*)ハァハァ