2022年5月21日(土)に滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで開催されるアリス=紗良・オットのコンサートに申し込んだ。
一般人ではなく友の会会員である僕は、一足お先に先行発売チケットをびわ湖ホールのサイトから購入。
最前列の一番良い席を確保しようと、発売当日はパソコン前にスタンバイして発売開始の10時になると同時に予約ページにアクセスしたのだが、最前列のど真ん中の席はすでに何者かによって確保されていた。
コネだろうか?いや、パソコンやネットワーク環境によってもわずかな差は生じるだろうし、運の要素もあるんだろうな。
しかし、何とか最前列の席の確保に成功した。
最前列の席はS席で料金は5,500円(一般は6,000円)だ。
結構なスピードで埋まっているようだったので、やはり良い席を確保しようと思ったら友の会会員になる必要性を感じる。
とにかく無事にチケットは確保できたし、憧れのアリスさんのコンサートまであと約2ヶ月。楽しみだなぁ。
今まで推し活している人とか嵐の櫻井くんとか見てキャーキャー騒いでいるおばちゃんとか冷ややかな目で見ていたけれど、今ではその気持ち、少し分かるような気がするよ。
もっとも、僕はアリスさんのピアノ音楽を純粋に愛しているんだけどな。
え?おばちゃん達も嵐の音楽を純粋に愛しているですって?
あっそう。
ところでプロのコンサートなんて行ったことがないから緊張するんだけど、うちわ持って「ア・リ・ス!」とか言えば良いのかな?あ、それは氷川きよしか。
アリスさんの演奏の邪魔にならないよう上品な格好して大人しく座っていれば良いんだな?よし分かった。
上品な格好・・・
タキシード!?ひょっとしてタキシードなのかい!?
「Echoes Of Life」のジャケットでは青い服着ているから青い服にするか・・・びわ湖だしな。
出典:amazon.co.jp
びわ湖ホールはJR大津駅から徒歩約20分。
大津なんて長いこと行っていないけれど、高槻駅からは約30分程度と思ったよりも近い。京都ってそんな細かったっけ?
ひさびさの県(府)をまたいだ移動で、せっかくなので旅行気分でびわ湖大津プリンスホテルでも泊まろうかと思っていたけれど、次の日クソFP3級の試験じゃないか。
開場は午後1時からだし、びわ湖ホールのレストランで、滋賀県の面積の6分の1を占める雄大な琵琶湖を眺めながらランチに近江牛のステーキでも食べるとするか。
マンゴーパフェ美味しそうだな・・・
メタ認知能力を駆使して琵琶湖の畔でひとり無表情にマンゴーパフェを食べるアラフォーのおっさんを想像するとなかなかシュールで笑けてくる。
シャレオツ。シャレオツな大人の男の休日。
ところで水辺のコンサートホールにレストランと言えばオペラハウスを思い出すけれど、シドニーに住んでいる時にオペラハウスのコンサート行っておけば良かったなぁ。
オペラハウスは高いし、当時はオペラハウスを外から眺めながらビールやワインを飲んでいればそれで満足して、クラシック的なものにはあんまり興味がなかったんだよな。
当日のアリス=紗良・オットのコンサートは約70分。あっという間に終わりそうだし、7時間くらいぶっ通しでやって欲しいよ。
それはともかく、コンサートに先立ってメッセージ動画がアップされています。
ドイツ人のアリスさんの英語がネイティブレベルなのもびっくり。
字幕なしでもアリスさんの話している内容が分かるぞ・・・!英語を勉強してきてこんなに感動したのは生まれて初めてだ!
ゼレンスキー大統領の演説見ても分かるけれど(※ちなみに同時通訳は死ぬほど難しい。はっきり言って司法試験に受かって弁護士になるより同時通訳者になる方が難しいと思う)、いくらAIや機械翻訳が進化したところでそれはその人自身が話している言葉ではなく、この感動は味わえないだろう。
さて、後はコンサートが無事に開催されるよう、コロナと戦争が落ち着くのを祈って待つだけだ。
コロナ禍になってから気が付けば失われていた感動。
あぁ、生きるのって楽しいなぁヽ(´ー`)ノ
あ、一般のチケットは本日より発売開始です。
<特別コンサート>アリス=紗良・オット ピアノ・リサイタル Echoes Of Life【滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール】