目次
はじめに
花粉症で目が痛い。
元々あまり目が強くないのか(特に左目)、お酒をたくさん飲んだとき、低気圧が近づいてきたとき、花粉症のときなんかは目の奥がジンジンと痛む。
コンタクトをしていた頃は日常的に頭痛に悩まされていてレーシックをしてから少しはマシになったものの、それでもドライアイにはなるし、ダイレクトに花粉が目に入ってくるせいか花粉症は酷くなったようにも思う。
花粉症の症状が酷いときは目ん玉が飛び出そうになるし、脳みそに花粉が詰まっているような感覚に陥って勉強にも支障が出るので、司法書士試験の受験生時代は沖縄や台湾によく一時避難したものだが、コロナ禍の今ではそれも難しい。
おまけに、アラフォーになった今、老眼も始まったようだ。
花粉症と老眼のコンビネーションはなかなかにキツく、いざ読書をしようとしても文字がかすんで読みづらい。
そりゃ、あのイチローでさえも40過ぎて3割打てなくなるわけだ。
あぁ、目が・・・目がぁぁぁぁぁ・・・・・・
スポポポポポポーン!!!
。 。
。 。 。 。゚
。 。゚。゜。゚。。
/ // / /
( Д ) Д)Д)) エリコセンセー! !
『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書【宗教編】』山﨑圭一
出典:amazon.co.jp
高校教師でYouTuberでもある著者によるこの『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』シリーズはストーリーで分かりやすく世界史を学ぶことができ、僕も数ある世界史本の中で本シリーズが最も好きなのだが、本書【宗教編】は、第一作目、第二作目【経済編】に続く第三作目となる(他に世界史人物辞典もある)。
本書【宗教編】では、高校の世界史の教科書に掲載されている13の宗教(ゾロアスター教、ユダヤ教、キリスト教、マニ教、イスラーム、バラモン教、ヒンドゥー教、ジャイナ教、仏教、シク教、儒教、道教、神道)が解説されている。
民族の団結や戦争にも大きな役割を果たしてきた宗教の知識は世界史を学ぶ上では避けて通れないが、個々の宗教の詳細は他書で学ぶことにして、それぞれの宗教の歴史や概要をサクッと学ぶにはとてもおすすめの本だ。
ちなみに僕はブッダファンではあるが、「どの宗教か」と問われると日本人としてはやはり神道を推したい。
神道について楽しく学びたい方は『まんが古事記』もおすすめだ。
出典:amazon.co.jp
『物語 ウクライナの歴史―ヨーロッパ最後の大国』黒川祐次
出典:amazon.co.jp
駐ウクライナ大使を務めたことがある著者によるウクライナの歴史を解説した本。
ロシアがあれだけでかいのでウクライナは小さい国というイメージを勝手に抱いていたのだが、ウクライナの面積はヨーロッパでロシアに次いで第2位(日本の約1.6倍)、人口も4~5,000万人と結構な大国であることが分かる。
本書は典型的な歴史本らしく人名や年代も多く出てきて退屈する部分もあるのだが、今ニュースで話題になることが多いウクライナのことをもっと知りたいという方は是非読んで欲しい。
ところで、同一民族同士の争いであるロシアによるウクライナ侵攻は、武力による現状変更を行おうとするもので決して許されない。
日本も遠い国で起こっている対岸の火事ではなく、このまま国際社会がロシアを止めることなくロシアの要求が通れば、それに倣って中国が尖閣諸島や台湾に侵攻してくる恐れもある。
将来的に、日本の国力がさらに弱まってアメリカも守ってくれないとなれば、中国やロシアが日本本土に侵攻してくる可能性も十分にあるわけだ。
もしそんなことになったら、僕は沖縄の離島で戦闘機相手に竹やりを持って戦う・・・かと言えばそんなわけはなく、日本政府に愛想を尽かしてさっさとアメリカに逃げますよ。
『40歳になったことだし』森下えみこ
出典:amazon.co.jp
静岡の田舎で1人暮らしをしながらイラストレーターをしていた著者が、様々な不安を抱えながらも40代になって憧れだった東京での暮らしを始める様子を描いたマンガ。
著者の本は初めて読むが、ほのぼの系のイラストで癒されながら楽しく読むことができた。
年齢や自営業という点も似ていて共感できたが、女性の方が見た目を気にする人は多いだろうし出産可能年齢などもあるだろうから、男性に比べて40代になる変化というのは大きいのかもしれない。
ふっと東京への引っ越しを決めた著者だけど、40代に入って、30代までのようにがむしゃらではなくとも、もうひとがんばりしたいというのはよく分かるなぁ。
『高利回り戸建て投資術: 初心者向きのテッパン不動産投資法』サーファー薬剤師
出典:amazon.co.jp
元薬剤師で戸建(一軒家)を中心とした不動産投資で成果を収め、千葉でサーフィン三昧の生活を送っているという何とも羨ましい著者による初心者向けの不動産投資本。
本書はKindle本であるが、文章が簡潔で分かりやすく、納得しながらサクサクと読み進めることができた。
著者は地方の数百万円程度で買える戸建への投資をおすすめしているが、確かに築20~30年程度・200~300万円程度の安い戸建を購入してリフォームすれば魅力的な物件になるし、上手くやれば利回りも高くなるように思える。
不動産投資本は著者によっておすすめの投資対象がアパート一棟だったり、区分マンションだったりまたは本書のように戸建だったりするので悩むが、知識を付けた上で比較検討しながら自分に合った投資手法を身に付けて行きたい。
個人的には、不動産投資初心者としてはいきなり数千万円以上するアパート(またはマンション)一棟を金融機関からの融資を受けて購入するよりも、まずは勉強を兼ねて安い区分マンションや戸建を現金で購入するのが良いのではないかと思っている。
特に、古い戸建や空き家をリフォームして有効活用するのは地域振興にもなるしやりがいがあって面白そうだ。
投資初心者にはおすすめの本だが、「司法書士の報酬は交渉すれば安くなる」と書いてあるのは少々気になった。継続して依頼してくれるならまだしも、実入りの少ない司法書士相手にあんまり値切らんでくれ。
『ウクライナ危機の真相 プーチンの思惑』小泉悠、佐々木正明、その他
出典:amazon.co.jp
専門家たちによる解説で、ロシアとウクライナの関係がKindleで10分くらいでサクッと読めます。
それにしても、プーチンはいつになったら止まるのでしょうか。