【新型コロナウイルス対策】夏のランニングにはマスク代わりのバフがおすすめだっていう話

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で自粛生活が求められる中、皆様いかがお過ごしだろうか。

僕は現在、週に2~3日ほど近くの山までランニングをする以外はもっぱら引きこもっている。

最近ランニングをする際は、新型コロナウイルス対策としてバフを巻いて走っているので本記事ではバフについてご紹介したい。

バフ(Buff)とはスペイン発のアウトドアブランドで、京都大学の山中伸弥教授がバフを紹介したYouTube動画がテレビで取り上げられたこともあって、今ランナーの間で話題の商品となっている。

バフの公式サイト

僕が普段走っているのは人の少ない田舎道だし、外出自粛が求められた当初はマスクなしで走っていたのだが、最近ではテレビでも「ランニングしてると飛沫がめっちゃ飛ぶ」みたいに言われるようになってきた。

マスクをせずに走って時折すれ違う人たちになんだか犯罪者のような目で見られても困るので、Amazonでバフを購入することにした。

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テレビで紹介されたこともあって在庫切れのお店が多かったのだが、何とか1枚入手することができた。

筒状のバフ。デザインも豊富だ

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このバフの夏用ネックチューブ(COOLNET UV+)は薄手で暑くなく、汗をかいてもすぐに乾燥するので口に張り付くこともない。

おまけにUVカットなので、アラフォーになってもシミシワ1つない僕のような意識高い系男子にもおすすめだ。

これが新しいランニング様式

これが新しいランニング様式

帽子にサングラスをしてバフを巻くと何やら変質者と間違われそうな風貌になるが、最近ではテレビでもランニング時のマスク着用が呼びかけられているし、良識のある大人であれば察してくれるだろう。

コロナ対策にはマスクやバフを着用した方が良いのは当然だが、ふと、マスクを着用せずに犯罪者のような視線で見られるのとバフを着用して変質者のような視線で見られるのとどっちの方が良いのか疑問に思ってしまった。

僕がランニングをしているのはたまに猪が出るような山道とそこに繋がる川沿いの道で、普段は1km走っていても人とすれ違わないことも普通なのだが、大阪に外出自粛要請が出されて以降、運動不足のためか散歩などをする人たちで逆に人が増えてしまった。

1人でランニングする人たちや夫婦、家族で散歩する人たちはまだ分かるのだが、わざわざグループで集まってラジオ体操なんかをしている人たちもいて、これでは健康になりたいのかコロナに感染して死にたいのか分からない。

恐らくは政府が「散歩ならしても良いよ」と言ったからなのだろうが、物事の本質も理解しようとせずお上の言うことに盲目的に従っているだけでは戦時中の日本人から精神が進歩していないようにも思える。

休校になって暇なのか、集団でチャリンコに乗って走る中学生くらいの子どももよく見かけるようになった。

ある日ランニングをしていると、チャリンコで追い抜きざまに「コロナうつるぜぇ。ヒャッハー」などと言いながら走って行く陽気なクソガキ子どもたちもいた。

いや、「ヒャッハー」は長い引きこもり生活でメンタルが崩壊してきた僕の幻聴かもしれないが、以前までは穏やかだった田舎の風景にもなんだか世紀末の様相が漂ってきたような気がする。

話は逸れたが、いざバフを巻いて走ったところ、当然普段より息苦しさを感じるものの思ったよりも快適に走ることができた。

汗をかいてもすぐに乾燥するので濡れて口に張り付くこともないし、ここ最近は気温が上がってきたがそれほど暑さを感じることもない。

また、この時期になると小さな虫が大量に飛び始めるのだが、帽子とサングラスに加えてバフを装着していると完全に顔をガードすることが可能だ。

マスクなしの状態では10kmを50分程度で走っていたのだが、初めてバフを巻いて走ったときのタイムは54分程度と、思ったよりも悪くはない結果となった。

また、3回に1回は15kmをゆっくりと走っているのだが、バフを巻きながらでも問題なく15kmを完走することができた。

バフは着脱がしやすいのも魅力的だ。

前述の通り1kmくらい走っていても人とすれ違わないことも多いので、今では人がいないところではバフを首までずらして、遠くに人影が見えてくると素早くバフを鼻まで戻すというスタイルで走っている。

夏が近づき気温が上がるにつれて息苦しさも増してくるのだが、慣れてくるとスピードも上がるだろうし、良い訓練だと思って走ることにしている。

ただ、初めてバフを巻きながら走った後に思ったことは、自分の息が臭いことだ。

まるで牛乳を拭いた後の腐った雑巾みたいな匂いがバフの中に充満していた。

しかし、これはおろしたての生地の匂いがランニング前に歯磨きをしていなかった僕の息との間で妙な化学反応を起こしていたようで、バフを洗濯した後にはそれほど匂いも気にならなくなった(息が臭くなくて良かった)。

コロナのせいでなんだか暮らしにくい世の中になってしまったが、マスクをせずに走っているとコロナ感染のリスクが高まるのはもちろん、白い目で見られるしトラブルに発生する可能性もあるだろうから、ランニングをする際には是非バフなどを着用して走るのがおすすめだ。

また、これからの時期はコロナだけでなく熱中症のリスクも増えるだろうから、特に初心者の方は途中で水分補給をするなど無理をせずにゆっくりと走って欲しい。

※追記:湿度の高い日にバフを巻いて走ったところ、10kmを過ぎたあたりからバフが水分を含んだ状態になり口に張り付き苦しくなって走れなくなった(軽く死ぬかと思った)。さすがのバフと言えども限界があるようなので、くれぐれも走り過ぎには気を付けて欲しい。

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