はじめに
2019年11月初旬に慶良間(けらま)諸島を約一週間かけて巡った。
慶良間諸島は沖縄本島の西に位置する大小20余りからなる島々で、2014年3月5日(サンゴの日)に国立公園に指定されている。
宮古諸島や八重山諸島は何度か訪れている僕だが、慶良間諸島を訪れるのは今回が初めてだった。
那覇の泊港からフェリーで約2時間(高速船だと約1時間)かけて座間味島に到着した後、ホテルへの送迎バスの車内から見る「ケラマブルー」の海は今までに見たことがないような青さで、素朴な島の風景と相まって、たちまち虜になってしまった。

座間味島の安護の浦
誰が考えたのかは知らないが、さすがに「世界が恋する海」なんて言われているだけあってその海の透明度は抜群で、世界各国から訪れる観光客を魅了している。
確かに、慶良間諸島の海は僕が今まで訪れた離島の中でも宮古島(宮古諸島)、波照間島、与論島の海と比べても遜色のない美しさで、歩いて回れるサイズ感(小さな離島感)と言い、「好きな離島ランキングトップ5」を挙げるとすれば慶良間諸島の島々は外せないだろう。
今回は慶良間諸島を構成する主な有人島である座間味(ざまみ)島、阿嘉(あか)島、渡嘉敷(とかしき)島の3島に合計で約1週間かけて滞在したのだが、どの島も人口が数百人程度と小さく、2~3日あれば(とりあえずは)十分に満喫できるので丁度良かったように思う。
慶良間諸島はすっかり気に入ったので、次回訪れた際にはそれぞれの島に1週間ほど滞在してのんびりと過ごすのも良いかと思っている。
以下に今回の旅で滞在したホテルや訪れたビーチ、島の風景などをご紹介した本ブログの過去記事をまとめてみたので、慶良間諸島に訪れる前にでもざっくりと呼んで参考にしていただけると幸いだ。
座間味島
座間味島だけでなく沖縄を代表する古座間味(ふるざまみ)ビーチ。その海の青さは息を呑むほどで、シュノーケリングにもおすすめだ。
座間味島を一周して離島の素朴な風景を満喫。山がちな島で傾斜が多く道路も狭いのでバイクがおすすめ。
座間味島の中でもとりわけ素朴な阿佐(あさ)集落に位置するリゾートホテル。立地はやや不便だが、静かな集落で離島気分を満喫することができる。
座間味集落内にある人気のレストラン(食堂)。観光客に人気の座間味島には結構飲食店が多い。
阿嘉島
青とエメラルドグリーンのグラデーションが見事な阿嘉島を代表するビーチ。その美しさは慶良間諸島随一。
阿嘉島から橋を渡って慶留間(げるま)島と外地(ふかじ)島を巡る。とりわけ素朴な風景を楽しみたい離島マニアにおすすめ。
島料理が美味しくスタッフの人柄も良い前浜ビーチ前にある民宿。飲食店の少ない阿嘉島では2食付きがおすすめだ(特にオフシーズン)。
雰囲気の良い古民家バー。こんな小さな離島で本格的なバーに出会えるとは思ってもみなかった。
渡嘉敷島
渡嘉敷島で人気の阿波連(あはれん)ビーチ。海の透明度は抜群で驚くほど多くの魚を見ることができる。
慶良間諸島最大の島をレンタルバイクで巡る。数多くの展望台や集団自決跡地などの見どころがある。
阿波連ビーチから歩いてすぐのホテル(ペンション)。思う存分ビーチで過ごしたい方におすすめ。
阿波連集落内にある本格的なイタリアン。小さな離島の夜に嗜むパスタとワインは最高。
ホテル「シーフレンド」の近くにある同経営のレストラン(居酒屋)。広々とした店内でゆっくりと食事できる。
阿波連集落内にあるリゾートホテルで優雅なランチ。沖縄に来たらイカスミ料理は外せない。