【ヨナミネハウス】築100年の古民家を利用した阿嘉島のバーで離島の夜に酔う

カウンター席で泡盛のロック

阿嘉島の集落(阿嘉集落)の端っこの方に、「ヨナミネハウス」という築100年の古民家を利用したバーがある。

人口が300人にも満たない小さな離島のバーは一体どんなものかと、滞在している民宿で晩ご飯を食べた後に訪れてみることにした。

「宝生」外観

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2019年12月10日

真っ暗になった阿嘉島の集落を歩き(暗闇でケラマジカに遭遇したら怖そうだ)、およそバーとは思えない外観の「ヨナミネハウス」にたどり着いた。

「ヨナミネハウス」外観。暗くてよく分からないが赤瓦屋根の古民家である

「ヨナミネハウス」外観。暗くてよく分からないが赤瓦屋根の古民家である

さすがに古民家を利用しているだけあって店内は広く、カウンター席に座敷席、テーブル席もある。

「ヨナミネハウス」の店内。居心地の良さそうな空間だ

「ヨナミネハウス」の店内。居心地の良さそうな空間だ

まだ午後7時前だからか店内には他にお客さんはおらず、カウンター席に座ってお酒をいただく。

カウンター席で泡盛のロック

カウンター席で泡盛のロック

小さな離島にもかかわらず思ったよりも本格的なバーで、お酒の種類も多い。

沖縄らしく泡盛も色々な種類がある

沖縄らしく泡盛も色々な種類がある

軽食もあるので、阿嘉島で夜食べる場所がなくて困っている人にも良いだろう。

バーのマスターの与那嶺さんは気さくで優しい雰囲気の沖縄のおじさんだ。

阿嘉島は「あかしま」と呼ぶ人が多くてグーグル検索でも「あかしま」と出てきたりするのだが、島の人によると「あかじま」らしい。

お酒を飲みながらマスターと取り留めのない話を楽しんでいると、晩ご飯を食べ終えたのか次々とお客さんがやって来た。

中国系の団体を含む観光客に地元民らしき人たち・・・この夜阿嘉島にいる大人たちが全員集まっているのではないかと思ったほどだ(大げさ)。

波照間島の居酒屋などと同じように、小さな離島では夜に飲むところなんてろくにないからみんな同じ場所に集まるんだろう。

虫も人間も、どうやら明るいところに集まる習性は変わらないらしい。

このバーではフルーツを搾ったカクテルも作ってくれるのが嬉しい。ビタミン不足でお肌カサカサになった一人旅のおっさんの救世主である。

カクテルとスペインに行って以来好きになったオリーブ

カクテルとスペインに行って以来好きになったオリーブ

もう少しゆっくりと飲んでいたかったが、カウンター席も埋まってきたしマスターも忙しそうだったので早めに切り上げて民宿に戻って寝ることにした。

阿嘉島の素朴さはすっかり気に入ったので、また次回訪れた際は島にゆっくりと滞在して飲むことにしよう。

「ヨナミネハウス」、店内の雰囲気、マスターの人柄、お酒の味とどれもおすすめで、阿嘉島に来たら是非訪れて欲しいバーである。

店舗情報

営業時間:18:30~24:00

定休日:日曜日

公式サイト:http://www.urinain.com/users/akajima/

住所と地図:沖縄県島尻郡座間味村字阿嘉144

※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。