座間味島の海は青い。
ケラマブルーと呼ばれるその海の青さはとても印象的で、これまで訪れた他の沖縄の海とも、地中海の海とも違う今まで見たことのないような青色をしている。
座間味島に滞在中、座間味島の南部に位置する古座間味(ふるざまみ)ビーチを訪れてシュノーケリングをしてきた。
古座間味ビーチは座間味島だけでなく慶良間(けらま)諸島を代表するビーチで、三日月型をした砂浜が約1kmに渡って続く。
トリップアドバイザーが2018年に発表した「日本のベストビーチ トップ10」で見事1位に輝き、ミシュラン・グリーンガイドでも2つ星に選ばれた押しも押されもせぬ日本のトップビーチである。
もう11月だと言うのに晴天の座間味島は夏真っ盛りの気候で、古座間味ビーチは海水浴やシュノーケリングを楽しむ人たちで賑わっていた。
古座間味ビーチの手前にはレンタルショップが立ち並び、ビーチにはまだライフセーバーがいた。
さすがにこの時期になると外国人観光客の方が多いのか、ビーチではのんびりと過ごす欧米人観光客が目立つ(いつも思うのだが、この人たちは日焼けしてヒリヒリしないのだろうか)。
古座間味ビーチでは事故防止やサンゴ礁を守ることを目的として遊泳区域が設定されている。
ロープとブイで区切られた遊泳区域は一見すると狭く感じられるのだが、海に入ってみると案外広い。
水泳用ゴーグルとラッシュガード(もちろん海パンも)を着用し、いざシュノーケリングをしようと古座間味ビーチの海に入る。
厳密に言うとシュノーケルマスクではなく水泳用ゴーグルを付けて泳ぐとシュノーケリングではないのだが、ここでは泳ぎながら魚を見る行為を便宜シュノーケリングと読んでいる。
個人的にはビーチエントリーでは水泳用ゴーグルで十分だと思うのだが、古座間味ビーチは少し泳ぐと深くなっているし波も少しあったので泳ぎに自信がない方はシュノーケルマスクを着用した方が良いかもしれない。
なお、相変わらず日差しは強いのでラッシュガードを着用するのもおすすめだ。
古座間味ビーチの海は透明度抜群でサンゴ礁が広がり、ビーチから少し泳いだだけでも色とりどりの魚を見ることができる。
ビーチエントリーのシュノーケリングでこれだけ多くの魚を見ることができたのは古座間味ビーチが初めてかもしれない。
ケラマブルーと呼ばれる真っ青な海に漂っている時間はまるで異世界にいるかのような至福のひとときで、いつまでも海の上で過ごしていたくなった。
砂浜の上で綺麗な海を眺めながらのんびりと過ごすのも良いが、古座間味ビーチを訪れたら是非シュノーケリングを楽しみ、世界中の観光客を魅了するサンゴ礁の海を満喫して欲しい。
観光情報
駐車場:あり
設備:シャワー、トイレ、更衣室、ロッカー、売店、レンタルショップ
行き方(アクセス):座間味港から徒歩約20分(約1.4km)、村営バスあり
住所と地図:沖縄県島尻郡座間味村字古座間味
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。