目次
はじめに
慶良間(けらま)諸島の座間味島(ざまみじま)では2泊3日の滞在だったのだが、その際に宿泊したのが「ケラマビーチホテル」だ。
宿泊料金はツインルーム(朝食・夕食付き)の2名利用で1泊あたり約17,500円(1人あたり約8,750円)と、11月のオフシーズンなのでなかなかリーズナブル。
「ケラマビーチホテル」は座間味島にある3つの集落の中でも一番素朴な阿佐(あさ)集落に位置している。
飲食店や売店が集まっている座間味集落からは少し離れているので立地はやや不便だが、その分人の少ない静かな集落で沖縄の離島気分を存分に満喫することができた。
以下にご紹介していきたい。
座間味港からの送迎でチェックイン
ホテルの滞在日が近づいてくるとスタッフからわざわざ電話連絡があり送迎時間を確認してくれた。
座間味港からホテルまでの道のりは安護(あご)の浦と呼ばれる湾の美しい景色が右側に広がる。
いわゆるケラマブルーと呼ばれる海は今まで目にしたことがないような青さで、まるでハワイアンブルーのかき氷のようだ。
ホテルの立地はやや不便だが、ホテルからは座間味集落や古座間味(ふるざまみ)ビーチなどに送迎バスが出ているので滞在中の移動に利用すると良いだろう。
オーシャンビューの客室
宿泊したツインルームは広々としていて開放的で、沖縄の離島でよく見かけるリゾートホテルといった感じである。
11月はそれほど宿泊客も多くないのか眺めの良い部屋に案内してくれたようで、部屋からは正面にビーチと安護の浦を望むことができた。
バスルームはコンパクトながらも清潔で、アメニティ類も充実していて滞在中に困ることはなかった。
ホテル目の前の静かなビーチ
ホテルの目の前には安護の浦のビーチが広がっている。
観光客に人気の古座間味ビーチと違って人も少なく、プライベートビーチ気分を味わえる静かなビーチだ。
かなり遠浅のビーチで足場もゴツゴツとしていたが、泳いでいると魚も見ることができた。
海水浴やシュノーケリングには古座間味ビーチの方がおすすめだが、ホテルから散歩がてらサクッと海に入るには良いだろう。
なお、ホテルのフロントではビーチタオルを貸し出しているし、客室以外にシャワールームを利用することもできる。
洋食と和食が日替わりの食事
ホテルは1泊2食付きで、食事は1階にあるレストランでいただく。
今回は2泊したのだが、洋食と和食が日替わりで出てきて両方堪能することができたので丁度良かった。
夕食
初日の夕食は洋食のコース料理で、サラダ、コーンポタージュ、そしてポークステーキ(ライス付き)が提供された。
ディナーの洋食メニューはどれも目が覚めるような美味しさで、このホテルでいただいた食事の中では一番印象に残っている。
2日目の夕食は沖縄料理を存分に味わうことができる和食だ。
沖縄料理はやや食べ飽きた感があるので改めて感動することはなかったものの、料理はどれも美味しかった。
なお、お酒などのドリンク類やおつまみも追加で注文することが可能だ。
朝食
初日の朝食は洋食メニューで、シンプルながらも高級ホテルで食べる上品な味がした。
2日目の朝食は沖縄の民宿に泊まると出てきそうな和食。
夕食は洋食の方が印象に残っているものの、朝食はやはり品数が豊富で身体にも良さそうな和食が良い。
ホテルの食事はどれも美味しかったが、ホテルから飲食店がある座間味集落へは徒歩では遠いし夜は送迎もないので、座間味島の居酒屋に行ってみたいという方にはやや不便である。
チェックアウト
「ケラマビーチホテル」はオーシャンビューの客室、美味しい食事、そしてスタッフの丁寧な対応とどれもレベルが高く、初めての座間味島の滞在を満足いくものにしてくれた。
座間味島に滞在中は天気も抜群で、数ある沖縄の離島の中でも特に気に入った島の1つになった。
座間味港へと向かう送迎バスの中でケラマブルーの美しい海を眺めながらまた座間味島に戻ってくることを心に誓い、次の目的地である阿嘉島(あかじま)へと向かった。
「ケラマビーチホテル」、座間味島の静かな集落で美しい海を眺めながらのんびりと過ごしたい方にはおすすめのホテルである。
予約
ホテル情報
公式サイト:http://www.kerama-beach-hotel.com/
住所と地図:沖縄県島尻郡座間味村阿佐119