はじめに
フェズ観光の中心となるのがフェズ・エル・バリと呼ばれるメディナ(旧市街)だ。
メディナを散策中、ガイドブックやネットで調べた情報を頼りにメディナ内にあるカフェとレストランに訪れてきたので以下にご紹介したい。
いずれもメディナの入り口にある門バブ・ブージュルード(通称:ブルーゲート)の近くにあるので、メディナ散策前後の食事や休憩におすすめだ。
イギリス人経営のおしゃれカフェ「カフェ・クロック」
フェズのメディナを散策する前に腹ごしらえのため訪れたのが「カフェ・クロック(Café Clock)」。
「カフェ・クロック」はイギリス人経営のカフェで、フェズ以外にシャウエンやマラケシュにも店舗があり、欧米人観光客に人気が高い。
屋上のテラス席からはメディナの街並みを望むことができる。
「カフェ・クロック」ではドリンク以外にも朝食やモロッコ料理(タジンやクスクスなど)も提供しているので食事利用にも良いだろう。
このカフェを訪れたのは午前中でまだ本格的な料理は提供していないようだったので、朝食をいただくことにした。
朝食メニューは卵料理、パンケーキやミューズリー(シリアル)から選べるが、僕はスクランブルエッグとローストトマトをチョイス。
シンプルな朝食だが、久しぶりに食べるスクランブルエッグが美味しかった。
「カフェ・クロック」はモロッコとヨーロッパが混在したような雰囲気で居心地も良く、メディナ散策中にのんびりと休憩したい方にはおすすめのカフェだ。
店舗情報
営業時間:9:00~23:00
定休日:無休
公式サイト:https://www.cafeclock.com/
住所と地図:7 Derb el Magana, Fes
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。
おすすめ中華レストラン「Chez Maimonide」
メディナを一通り散策した後、遅めのランチに訪れたのがネットで日本人からの評判が良かった「Chez Maimonide」。
「Chez Maimonide」は上記にご紹介した「カフェ・クロック」と同じ建物内にあるので分かりやすい。
店内に入ると、オーナーの中国人らしき親切なおじさんが対応してくれた。
餃子が美味しいとの評判だったので食べてみたかったのだが、残念ながら品切れだったのでスープとチャーハンを注文。
トマトと卵が入ったスープはサッパリとしていて飲みやすく、メディナ散策で汗をかいた後には最高だ。
チャーハンは中国人や日本人が調理していると大抵美味しいものだが、毎食パンのモロッコではお米がより一層美味しく感じる。
中国人観光客にとってもオアシスなのか、店内では若い中国人女性数名がオーナーと談笑している。
モロッコではウザい人も多く、かつ東アジア人は目立つし狙われやすいだろうから、普段は敬遠する中国人観光客もモロッコで出会うとどこか安心してしまう。
それにしても、シャウエンにも中華レストランは点在していたし、毎日パンばかりのモロッコで中華レストランを経営してくれるのは本当に助かる。
「Chez Maimonide」、モロッコ料理が飽きた方は是非訪れて欲しいおすすめのお店だ。
シエシエ。
店舗情報
営業時間:11:00~22:00(金曜日は17:00~22:00)
定休日:無休
公式サイト(中国語):https://lunch-restaurant-34.business.site/
住所と地図:4 Derb el Magana, Fes
※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。
おわりに
以上、フェズのメディナ内で訪れたカフェとレストランをご紹介した。
おしゃれなカフェで休憩してモロッコ料理も味わいたいなら「カフェ・クロック」、モロッコ料理に飽きたのであれば「Chez Maimonide」と使い分けると良いだろう。
どちらも外国人経営なので安心(?)で、バブ・ブージュルードの近くで立地も抜群なのでメディナ散策の際に活用して欲しい。
他にもメディナ内には数多くのカフェやレストランがあるので、散策しながら気になったお店に立ち寄るのも良いだろう。