はじめに
モロッコの山あいの街シャウエン(シェフシャウエン)では2泊したのだが、その際に宿泊したホテルが「プエルタ・アズール(Puerta Azul)」だ。
予約はBooking.comで行い、宿泊料金はバルコニー付きダブルルーム(朝食付き)で1泊あたり約64ユーロだった。
シャウエンは「青い街」として観光客に人気の高い街だが、青い街があるのはメディナ(旧市街)となる。
このホテルからメディナまでは徒歩10分程度となかなか便利な立地で、今回の旅の一番の目的だったシャウエンの青い街を快適に観光することができた。
以下にご紹介して行きたい。
チェックイン
タンジェから乗ったバスをシャウエンのバスターミナルで降りた後、歩いてホテルへと向かう。
バスターミナルからホテルまでは徒歩で15~20分くらいで、結構な坂道なのでしんどい思いをしたくない方はタクシーを利用すると良いだろう。
「プエルタ・アズール」の建物は青と白を基調にしており、いかにもシャウエンらしい。
ちなみに、「プエルタ・アズール(Puerta Azul)」とはスペイン語で「青いドア」を意味する。
モロッコ北部はスペインの保護領だったこともあり、地理的にも近いのでスペインの影響を随所に感じる。
英語が通じるのでチェックインはスムーズに行うことができた。
スタッフと一緒に階段を上って部屋に向かう途中「スーツケース持とうか?」と言われたのだが、チップとか面倒くさそうだし自分で運ぶことにした。
部屋
案内された部屋は広々としたツインルーム。
予約したのはバルコニー付きダブルルームだったはずなのだが、ツインルームだしバルコニーらしきものは見当たらない。
部屋が違うんじゃないかと思ったのだが、モロッコで物事がスムーズに進むことなんて少ないし、もう面倒くさいしどうでも良いや。
エアコンはリビングとベッドルームに2台付いていて快適で、Wi-Fi(インターネット)も十分使える。
バスルームは清潔だが、モロッコのホテルらしくリンスはなく、ヘアドライヤーも見当たらなかった。
ちなみに僕は旅行には無印のトラベル用ヘアドライヤーをかかさず持参しているが、海外対応でコンパクトなのでおすすめだ。
部屋にはバルコニーがなかったので代わりに屋上のテラスに上がってみると、山とシャウエンの街並みを見渡すことができた。
シャウエンは「青い街」なんて言われているが、街全体の景色は青よりも白の方が目立つように思う。
なお余談であるが、ホテルの部屋の鍵は開けるのが難しく永遠に閉じ込められるかもしれない恐怖を感じたのだが、最初に外側から試してみて開け方が分からなければスタッフに教えてもらうと良いだろう。
朝食
朝食は1階のレストランでいただく。
朝食はセルフサービスではなく、席についたら提供してくれるのが嬉しい。
朝食メニューはモロッコらしくパンやクレープが中心となるが、卵も焼いてくれるし、オレンジジュースとコーヒーも美味しいので十分な朝食である。
チェックアウト
宿泊料金は余っていたユーロで支払い、チェックアウト。
チェックアウト時にスタッフが「アプリでBooking.comの予約を見せてくれ」なんて言うからiPhoneを手渡したら、勝手に全てに最高評価を付けてやがる。
Booking.comの評価がやたら高いのはこれが理由か。
確かに「Was everything all right?」なんて聞かれて面倒だし「Yes」って言ったけど、これだからモロッコ人はウザい・・・なんて言われても気にしないんだろうなぁ。
まぁホテルでの滞在は十分に満足いくものだったので(あくまでもモロッコ基準だが)、シャウエンでそれなりのホテルを探している方にはおすすめだ。
次の目的地であるフェズ行きのバスに乗るため、ホテルを後にしてバスターミナルへと向かった。
予約
住所と地図
Av. Maghreb arabe, Chefchaouen