はじめに
アンダルシア州の港町マラガでは5泊したのだが、その際に宿泊したのが「ホテルモンテビクトリア(Hotel Monte Victoria)」だ。
マラガ自体は小さな街だが、マラガを拠点にしてバスでミハスやフリヒリアナなどの白い村を訪れるのが今回のマラガ滞在の目的でもあった。
「ホテルモンテビクトリア」の予約はBooking.comで行い、宿泊料金はシングルルーム(朝食なし)で1泊あたり59.5ユーロ。
マラガの見どころが集まる旧市街エリアもホテルから徒歩圏内で観光にも便利な立地だったので、なかなか快適な滞在を送ることができた。
チェックイン
「ホテルモンテビクトリア」は、旧市街エリアの北にある丘の上に位置しており、旧市街のメルセー広場までは約1km。
僕はマラガにはグラナダからバスでアクセスしたのだが、マラガのバスターミナルからホテルまでのタクシー料金は約10ユーロだった。
ホテルの入り口には鍵がかかっていて、事前にBooking.com経由で到着時刻を知らせる必要があった。
周辺の家もセキュリティーがしっかりしてそうだし、治安はあまり良くないのだろうか。
丸々とした女性スタッフは笑顔で丁寧な対応で、英語も話せるのでストレスなくチェックイン。
部屋
シングルルームの客室はこじんまりとしていて可愛らしい。
日本人だし部屋の狭さはさほど気にならないが、物を置くスペースが少なく、パソコン作業もしづらかったのがやや残念だ。
意外にも、バルセロナやグラナダで泊まったホテルよりもWi-Fi(インターネット)が高速で快適だった。
バスルームは清潔で広々としており使いやすい。
スペインのホテルのバスルームは概して広くて、このホテルも部屋のサイズとそれほど変わらないのだが、バスルームのスペースを削って部屋を広くするという考えはないのだろうか。
朝食
朝食は9ユーロで追加可能で、ガーデンでいただく。
せっかくなのでガーデンでの朝食でセレブ気分を味わおうと、初日だけ朝食をいただくことにした。
朝食メニューはシンプルでスーパーで買えそうなものばかりで、まぁ美味しいのだが、値段の割にはやや味気ない。あ、コーヒーの美味しさは印象に残っているな。
節約したい方は周辺のカフェで済ませるかスーパーで買ってくるのも良いだろう。
チェックアウト
Booking.comのレビュー評価が高いだけあって、「ホテルモンテビクトリア」での滞在はなかなか満足の行くものだった。
スペインのホテルでは概して笑顔が少ないが(どうやら働くのが嫌いなようである)、このホテルはアットホームな雰囲気で、スペインのホテルで初めてホスピタリティらしきものを感じることができた。
チェックアウト後はタクシーを呼んでもらい、次の目的地であるヨーロッパ大陸最南端のタリファ行きのバスに乗るべくバスターミナルへと向かった。
「ホテルモンテビクトリア」、マラガの旧市街エリアでお手頃なホテルを探している方にはおすすめのホテルである。
アスタ・ルエゴ。
予約
ホテル情報
公式サイト(英語):http://hotelmontevictoria.es/?lang=en
住所と地図:Conde de Ureña, 58, Málaga