2016年も終わりを迎えようとしている。年末年始は翻訳の仕事が忙しいこともあるが、寒いのと人混みが苦手なので、例年通り大阪の自宅で引きこもっている。
春が来るまでは長期の旅に出る予定もないので、しばらくはブログの更新も滞りそうだ。
このブログを始めたのは今年の9月なので残念ながら全ての情報を記録していないが、2016年はかなりの国・地域を訪れる事が出来た。2016年の旅をざっと振り返ってみたい。
まず、4~5月にオーストラリアのシドニー・ダーウィン、インドネシアのバリ島、シンガポール、タイのバンコクを1ヶ月ほどかけて回った。
8~9月にはタイのリペ島・バンコク、フィリピンのセブ島・マクタン島・バンタヤン島に4週間近く滞在した。ブログを始めたのはこの旅の最中だ。
そして、11月には例年通り沖縄の宮古島に3週間ほど滞在した。
日本を除いて合計で5カ国に訪れたが、今年の旅で一番印象に残ったのは、文句なしでタイのリペ島だ。小さな離島好き、そして南国好きの僕にとって、リペ島は理想的な場所だった。綺麗な砂浜と海、人が少なくて静かな島、美味しいシーフードのタイ料理、そして地元の人たちの優しさと、都会から離れてリラックスするには最高の場所だった。
逆にマイナスの点と言えば、タイ最南部の離島なのでアクセスが悪いこと、そして海以外で遊ぶところがないので特に夜は何もやることがないということだろうか。まぁ、これらはプラスの点でもあるのだが。後は野良犬が怖い。
思ったよりも良かった場所と言えばシンガポールだ。行く前は東京のようなゴミゴミした場所を想像していたのだが、意外と人は少なく、東南アジアの国とは思えないほど街は綺麗で洗練されており、街中を歩いているだけでも結構楽しめる。食事も美味しくて人も親切だ。
シンガポールのマイナスの点と言えば、訪れたのが真夏だったこともあり昼間は暑すぎる(まぁ、これはタイやフィリピンでも一緒だろうけど)のと、物価が東京並みに高いので長期滞在には向いていないというところだろうか。
逆に、期待したほどでもなかった場所と言えばフィリピンのセブ島にインドネシアのバリ島だ。セブ島はもう少しリゾート地を想像していたのだが、街中は暗くてリゾート地のイメージとはほど遠く、また街中にもかかわらず遊ぶところが少なく退屈だった。バリ島も島一番の繁華街であるクタに滞在したこともあり、ナイトクラブなどが立ち並び騒がしい若者が多かった。発展途上国であればある程度はしょうがないことだが、どちらの国も客引きがしつこく煩わしかったような気がする。
ただ、僕は騒がしい場所は嫌いにもかかわらず初めて行く場所では安全のためにも人の多い街の中心部に泊まるのでこのような結果となったが、フィリピンでもバリ島でも別の人の少ない離島や街から離れた静かな場所に泊まればのんびりとした快適な滞在が出来ると思う。
なお、シドニー、バンコク、宮古島にはもう何度も訪れており真新しいことも特にないので当然上記には入っていない。
気楽なのでついつい慣れ親しんだ土地を訪れてしまいがちであるが、来年は新しい場所にも多く訪れたいと思っている。現在気になっている国と言えばチェコにモーリシャスだ。以前から候補に挙がっていたインドとミャンマーにも早く行ってみたい。