バンコクでのひとときの休息の後、セブ島へと向かう。フィリピンを訪問するのは初めてだ。今回セブ島に行くことになったのは、シドニーに住んでいる友人のギルバートが休暇でセブ島を訪れることになり、連絡をくれたところリペ島滞在後の丁度良いタイミングで、前から行ってみたかったのもありセブ島で落ち合うことになったからだ。
タイを旅した後に、シドニーからの古い友人とセブ島で再会するなんて、なんともロマンチックな話じゃないか。お互い30代の男だけど。
バンコクからセブ島まではフィリピン航空とセブパシフィックを利用することが出来る。どちらもマニラ経由で値段もほとんど変わらなかったので、LCCのセブパシフィックではなくフィリピン航空を選んだ。いつもタイから出国するときはAirAsia(エアアジア)なのでドンムアン空港しか使ったことがなかったが、今回初めてスワンナプーム国際空港に行くことになった。
ホテルがあるスクンビットからタクシーでスワンナプーム国際空港に向かう。ホテルで呼んでもらったタクシーのメーターが壊れていたので、500バーツ(高速代込み)で連れて行ってもらうことになった。スワンナプーム国際空港には初めて行くので相場がどの程度なのか分からないが、ドンムアンより遠いことを考えるとこのくらいだろう。スクンビットから40分程度でスワンナプーム国際空港に到着した。
古いドンムアン空港とは違い、スワンナプーム国際空港は広くて綺麗だ。ここからフィリピン航空機に乗りマニラへと向かう。バンコクからマニラまでは3時間と少し。機内では、乗客とキャビンアテンダントが話している姿を何度か目にした。
フィリピンの公用語は英語なので外国人もコミュニケーションを取りやすいようだ。オンライン英会話で散々フィリピン人と話してきて慣れているはずの僕でも、公用語が英語だと聞くと「自分の方が英語が下手なんじゃないか・・・」と思い何故か一歩後ろに下がってしまう。
マニラに到着した後乗り継ぎをするのだが、これが若干厄介だった。何故か一度荷物をピックアップして再度スタッフに預けなければならない。今回の旅でフィリピンの空港システムはかなり遅れているように感じた。マニラの空港は見て回っていないので特に印象に残っていないが、WiFiは快適に使うことが出来た。タイのように色々と入力する必要はなく、利用規約に同意するだけで簡単に使えるようになる。
空港での待ち時間が面倒くさいが、マニラからセブまでは1時間と少しだ。一日早く到着したギルバートが待つセブ島へと向かう。