はじめに
スペイン南部のアンダルシア州にあるグラナダはアルハンブラ宮殿で有名だが、バル天国で街の雰囲気も良く、スペインの中でも特に気に入った街だ。
グラナダでは3泊したのだが、その際に宿泊したのが「レオナルドホテルグラナダ(Leonardo Hotel Granada)」。

「レオナルドホテルグラナダ」外観
予約はいつも通りアゴダ(agoda)で行い、宿泊料金はツインルーム(朝食なし)で1泊あたり約5,500円だった。
このホテルはどうやら4つ星ホテルらしいのだが、4つ星ホテルとして期待して行くとややがっかりするものの、格安料金を考えると十分に満足できるホテルである。
チェックイン
「レオナルドホテルグラナダ」はグラナダ駅の近くにあるので、バルセロナから鉄道でグラナダに着いた後、徒歩でチェックイン。
市街地中心部、やや歩くがアルハンブラ宮殿やバスターミナルも十分徒歩圏内にあるのでなかなか便利な立地だ。
フロントスタッフの対応は4つ星ホテルとは思えない雑でシンプルなものだったが、チェックインは一瞬で完了。
なぜか日が変わって外出するごとにカードキーが無効になるのか部屋に入ることができず、その都度フロントに行く必要があった。バルで飲んだくれていたから早くトイレに行きたいんですが。
余談であるが、アルハンブラ宮殿があるグラナダは日本人観光客にも人気が高いのか、大勢でロビーにたむろしているウザい日本人観光客の団体に遭遇した。
部屋
少し古い感じはするものの、ツインルームの客室は広くて快適だ。

「レオナルドホテルグラナダ」のツインルーム
エキストラベッドも含めてなぜかベッドが合計で3台も置いてあった。

一人旅だと無駄に感じるツインベッド
スペインのインターネット環境はそれほど良くないのか、このホテルでもWi-Fiがやや使いづらいのが難点だった。

デスクは広くて使いやすい。無料の水も置いてあった
ノートパソコン(ちなみにDell)では一度ネット接続するとなんとか使えるレベルだったのだが、iPhoneからは接続自体がなかなかできなかった。
ホテルなどのネット環境が心配な方はモバイルWi-Fiルーターや現地SIMカードを利用すると良いだろう。
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高層階にある部屋のバルコニーからの眺めは良くグラナダの市街地を一望できるが、手すりが高いわけではなく、高い所が苦手な僕はバルコニーにいるとついつい足がすくんでしまう。

バルコニーからグラナダの絶景を望む
「バルで泥酔した馬鹿な日本人がスペインのホテルから落下」なんて記事が出ないようにしたいところである。
バスルームも広くて清潔だ。

スペインのホテルは概してバスルームが大きい
スペイン人はリンスをしないのか、スペインのホテルではリンスが置いておらずシャンプー(またはシャンプーとボディソープが一緒になったもの)のみというケースをよく見かける。

4つ星ホテルらしい高級感がある
ルームサービス(レストラン)
ルームサービスのメニューはスパゲッティ、サンドイッチやピザなどシンプルなものが多い。
バルセロナからの長時間移動で疲れていたこともあって、グラナダ初日のディナーはルームサービスを利用してスパゲッティボロネーゼ(7ユーロ)をいただいた。

ルームサービスのスパゲッティボロネーゼ
味は普通に美味しく、チーズ好きとしては大量のチーズが付いてくるのが嬉しい。
なお、このホテルではルームサービスを頼むと2ユーロの追加料金を取られるのでチップは要らないだろう。
ホテルでの食事も良いが、グラナダのバルではドリンクを頼むとタパス(小皿料理)が無料で付いてくるシステムになっているので、グラナダでは是非バル巡りを楽しみたいところだ。
チェックアウト
ホテルをチェックアウトし、次の目的地であるマラガ行きのバスに乗るため約2km先のバスターミナルへと徒歩で向かう。
グラナダは小さな街だが、街並みとバル文化が気に入ったので、もう少しのんびりと滞在していたいと思った。

グラナダの街からホテルを望む
「レオナルドホテルグラナダ」、4つ星ホテルと思うと期待外れの感はあるが、グラナダで格安ホテルを探している方にははおすすめだ。
予約
ホテル情報
公式サイト(英語):https://www.leonardo-hotels.com/leonardo-hotel-granada
住所と地図:Avenida de la Constitución 18, Beiro, 18012 Granada