【カル・ピンチョ】バルセロナのレストランで名物のフィデウア!一人旅の食事にもおすすめ

さすがに地中海沿岸の港町だけあってシーフードが美味しい

スペインのバルセロナに滞在中、ランブラス通りからポルト・ベイを散策し、港近くにあるレストラン「カル・ピンチョ(Cal Pinxo)」にやってきた。

「カル・ピンチョ」外観

「カル・ピンチョ」外観

店頭には若い女性スタッフが立っていて、僕が日本人だと分かると日本語のメニューを手渡してくれた。

一人用のパエリアがあるか確認したかったので、話しかけてみる。

「¿Hablas inglés?(君、英語話せる?)」

しまった。スペインでは全てスペイン語で通すつもりだったのに早速こんな質問をしてしまった。

観光客が多いせいかバルセロナでは結構英語が通じるのだが、このレストランもスタッフの多くは英語を話せるようだ。

それはともかく、このレストランでは一人用のパエリアを提供しているので一人旅での食事にも最適だ。

「Una cerveza, por favor(ビールください)」

案内されたテーブルに座って、ビール、そしてシーフードのフィデウアをオーダー。

港を眺めながらビールとおつまみのチップスをいただく

港を眺めながらビールとおつまみのチップスをいただく

フィデウア(fideua)とは通常の米を使ったパエリアではなくパスタを使ったパエリアで、バルセロナがあるカタルーニャ地方の名物料理らしい。

チップスとビールを堪能していると、しばらくしてフィデウアが運ばれてきた。

シーフードのフィデウア(25ユーロ)。見た目は普通のパエリアと大差ない

シーフードのフィデウア(25ユーロ)。見た目は普通のパエリアと大差ない

パエリアのお米がパスタになっただけなので想像の枠を超えない味で、なんだかそばめしのような感じである。

さすがに地中海沿岸の港町だけあってシーフードが美味しい

さすがに地中海沿岸の港町だけあってシーフードが美味しい

フィデウアはなかなかの味だったが、味付けは濃く感じた。味付けが濃いのはバルセロナで食べる料理全般に言えるのだが、ひょっとすると歳のせいだろうか。

普通のパエリアと迷ったあげく、せっかくなので食べたことのないフィデウアをいただいたのだが、米食文化の日本人には普通のパエリアの方が好みかもしれない。

レストランのお客さんの多くは観光客らしく、食事をしているとあちらこちらから英語が聞こえてくる。

どうも、周りが全員欧米人という環境で食事をしていると、アメリカとロシアに挟まれた日本みたいな気分になってイマイチ落ち着かないな。

レストラン前の港。ヨーロッパの空は青い

レストラン前の港。ヨーロッパの空は青い

フィデウアはなかなかのボリュームだったが、一人でも十分に食べきれる量だった。

「La cuenta, por favor(勘定お願いします)」

料理とビール2杯にミネラルウォーターで、会計は約41ユーロ。

普通のパエリアの方が良いとは思ったものの、カタルーニャ地方の名物料理フィデウアを初めて食べたことに満足してお店を後にした。

「カル・ピンチョ」、港近くでパエリアを堪能できる、一人旅にもおすすめのお店だ。

港沿いの遊歩道を歩く

港沿いの遊歩道を歩く

店舗情報

営業時間:12:00~23:00(夏季)

定休日:無休(冬季休暇あり)

公式サイト(英語):https://calpinxo.com/en/home-en/

アクセス:地下鉄4号線バルセロネータ駅から徒歩数分

住所と地図:Placa Pau Vila, 1 Barceloneta-PortVell

※上記は変更の可能性がありますので予めご了承ください。