【深謀遠慮】司法書士試験の撤退に関する一考察

分岐点

第三者の評価を意識した生き方はしたくない。

自分が納得した生き方をしたい。

引用:イチロー

司法書士試験受験生の皆さんは司法書士試験から撤退することを考えたことはありますか?

3~4%程度しか合格しない難しい試験ですから、諦めて撤退することを考えたことがある人も多いのではないでしょうか。

私は1回目の受験後に、撤退の可能性も含めて「これからどうしよう」と考えたことはあります。

本ブログでも何度か言及している通り、私は兼業受験生で4回目の受験で合格したのですが、1年目は仕事以外の時間をほぼ全て勉強に捧げるような生活でした。

1年目は2,000時間ほどの勉強時間を確保したにもかかわらず択一の基準点にも届かなかったのですが、その散々な結果を見て自分の不甲斐なさに嫌気が差すと同時に、司法書士試験が思ったよりも難しい試験であること、また合格するまでには相当の覚悟と時間を要することを実感しました。

私はもともと司法書士になるつもりはなかったので本業の方を優先するようにはしていたのですが、それでも司法書士試験の勉強によって仕事にも悪影響が出て、他にやりたいことをする時間も取れず、年を重ねて焦りは募るばかりでした。

趣味で勉強するにしては犠牲が多すぎたのです。

これ以上法律の勉強に莫大な時間を費やすわけにもいかず、「このまま惰性で勉強を続けるか」、「いっそのこと諦めて自分の仕事や人生に注力するか」と考えたことがあります。

私の場合、勉強をしていると何かをやっている気になって妙に落ち着くので、毎日勉強ばかりしていることが自分の本当にやらなければならないことから逃げているような気にもなったのです。

ですので、司法書士試験を諦めると言ってもどちらかと言えば前向きな考え方で、ただ単に勉強が嫌になって楽な方に逃げるために撤退を考えたわけではありません。

私は友人から司法書士試験の撤退について相談されることなどありませんが(そもそも受験生の友人が少ない)、仮に相談されたとしても、その人たちの人生なので自分で決めろとしか言えません。

人生には他にもいくらでも道はありますし、今後の自分の人生を総合的に考えて、撤退した方が良いと判断したのなら撤退すれば良いでしょう。

しかし、それがただ単に嫌なことや面倒くさいことから逃げたいだけであれば良い結果には繋がらないように思います。

皆さんは夢や本当にやりたいことはありますか?

私には残念ながらそこまでの情熱を持って「これがやりたい」というのはないのですが、もしそのようなものがあれば、全身全霊をかけて取り組むと思います。

人生は意外と退屈で、私はただ単に楽を求めるような生き方には興味がないので、本当にやりたいことがあるにもかかわらず、それに向かって努力をしない理由が私には分かりません。

「司法書士になるのが夢だった」

「法律家になってたくさんの人の役に立ちたい」

そのような方はひたすら勉強に邁進するだけですので、正直羨ましくも感じます。

逆に、司法書士試験の勉強を始めてみたもののそれほど司法書士にこだわりがない方は、損得を考慮に入れて撤退について考えるのも良いのではないでしょうか。

結局、私は負けず嫌いな性格も手伝って、2年目からは仕事と趣味(旅行や読書など)を優先することを条件に、独学でマイペースに司法書士試験の勉強を続けることにしました。

3年目くらいに合格レベルに達したと感じたときには、もう途中で止めることは考えられず、「ここまで来たら何としてでも合格してやる」という気持ちに自然となりました。

司法書士試験には多くの犠牲が伴いますから、時には撤退する勇気も必要だと思います。

でも、冒頭に引用したイチロー(この人のストイックさがあれば、司法書士試験に合格するのは容易なことのように思います)の言葉にもあるように、他人からの評価を気にするのではなく、自分が納得するだけの理由が必要になるかと思います。

【お役立ちリンク】お得な航空券をスカイスキャナーで今すぐ検索!