「千と千尋の神隠し」のモデルはデマ!?九份・豎崎路の「阿妹茶樓(阿妹茶酒館)」へ

「阿妹茶樓(阿妹茶酒館)」

基山街(九份老街)から豎崎路へ入る(基山街に関しては前回の記事を参照)。豎崎路の読み方は日本語読みで「けんざきろ」、中国語読みで「シューチールー」となるようだ。

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赤提灯が連なる豎崎路の階段は、ガイドブックなどでもよく目にする最も九份らしい風景と言えるだろう。かつての鉱山の町を思わせる横道もある。

豎崎路の階段を下りる

豎崎路の階段を下りる

豎崎路の横道

豎崎路の横道

階段を下りていくと、映画「千と千尋の神隠し」に出てくる有名な「湯婆婆(ゆばーば)の屋敷」を名乗ったお茶屋さんがある。正式な名前は「阿妹茶樓(阿妹茶酒館)」と言い、日本語では「あめおちゃ」とも呼ぶらしい。なんだか色々と名前があってややこしい。

「湯婆婆の屋敷」を名乗ったお茶屋さん

「湯婆婆の屋敷」を名乗ったお茶屋さん

「阿妹茶樓(阿妹茶酒館)」

「阿妹茶樓(阿妹茶酒館)」

なお、以前にも書いた通り、九份もこのお茶屋さんも「千と千尋の神隠し」のモデルになったというのは制作者側から公式に否定されているようなので、あくまでも自称らしい。

別に「千と千尋の神隠し」が好きだから九份に来たというわけでもないし、だからといって九份の魅力が損なわれるわけでもないのだが、あまりにも「湯婆婆の屋敷」を強調していたり、たくさんのジブリグッズが販売されていたりするのを見ると、若干興ざめである。

「阿妹茶樓」の中には入らなかったが、雰囲気の良いお茶屋さんで、外観も趣があり九份を代表する建物となっている。お茶の値段は1,000円前後のようで、台湾にしては高く感じる。

さらに豎崎路の階段を下りていく。5月の台湾は沖縄のように暑いが、山の中にある九份は雨が降ったこともあってかそれほど暑さは感じなかった。長袖シャツを羽織って丁度良い気候である。

赤提灯が連なる豎崎路の階段

赤提灯が連なる豎崎路の階段

歩き回って若干喉が渇いたので、赤提灯が連なる豎崎路の階段を下りたところにあるドリンクスタンド(飲料店)でタピオカミルクティーをいただく。やはり台湾ではお茶よりもコーヒーよりも冷えたタピオカミルクティーである。台湾に長いこと居たら太りそうだ。

豎崎路にあるドリンクスタンド(飲料店)

豎崎路にあるドリンクスタンド(飲料店)

冷えたタピオカミルクティーをいただく

冷えたタピオカミルクティーをいただく

さらに階段を下りていくと、お店の数も減っていき、観光客の姿もまばらになってくる。田舎町らしい九份の素朴な風景を味わうことが出来る。

さらに豎崎路の階段を下りる

さらに豎崎路の階段を下りる

九份の風景

九份の風景

豎崎路の階段を下りてしばらく歩いていると、寺廟にたどり着いた。

九份の寺廟

九份の寺廟

一通り九份を観光したので、夜のライトアップ目当ての観光客で混雑する前に台北に戻ることにした。豎崎路を下ってからだと、行きで降りた「九份老街(舊道)」のバス停より一つ手前(坂道の下)の派出所の先にある「九份派出所」のバス停の方が近いだろう。

九份派出所

九份派出所

「九份派出所」バス停

「九份派出所」バス停

僕は早めの時間(多分午後3時くらい)に帰ったこともあり、またゴールデンウィークの最終日で日本人観光客が少なかったこともあってか余裕でバスに座ることが出来たが、混雑しているときはこのバス停からは乗れないこともあるようだ。

混雑しているときは、帰りも基山街(九份老街)の入り口近くにある「九份老街(舊道)」のバス停で乗るか、または時間があるなら金瓜石まで観光に行って始発のバスに乗るのも良いかもしれない。九份周辺には客待ちをしているタクシーも多いが、台北までは1,200元程度と高いので、相乗りでなければ使う気にはならない。

台北までは約1時間の道のりだ。今回の台北滞在中、九份への観光が一番印象に残るものだった。今回は日帰りで昼間の観光だったので、次回九份を訪れたときは1泊して、夜と朝の九份の風景をゆっくり堪能したいと思う。