台北名物!?翠玉白菜を見るために國立故宮博物院(2017年現在写真撮影可)へ

翠玉白菜

台北には5日間ほど滞在したのだが、台北郊外の人気観光スポット「九份」に行く以外は特に予定を決めていなかった。

そんな中、ガイドブックをめくっていると、翡翠の白菜の彫刻が目に留まる。以前、友人が海外旅行に行った際に有名な白菜の彫刻を見に行って、散々並んだあげく思ったよりも小さかったのでがっかりした・・・と言っていた話を思い出したので、その白菜の実物が見たくなって、台北市の北にある國立故宮博物院に行くことにした。

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國立故宮博物院への行き方(アクセス)だが、台北市街地からはバスかタクシーを利用することになるだろう。バスはMRT西門駅とMRT士林駅から出ているようだが、市街地からそれほど遠くはないのでタクシーが手っ取り早い。中山にあるホテルから行き帰り共にタクシーを利用したが、料金は片道200~250元程度だった。

國立故宮博物院は世界四大博物館の一つらしい。台北郊外の広大な敷地に立派な建物が立っている。正直のところ、僕は美術館や博物館にはそれほど興味がなく、人が集まった建物の中を歩くのは嫌いなので、白菜さえ見れれば良いと思っていた。

國立故宮博物院入り口

國立故宮博物院入り口

國立故宮博物院本館

國立故宮博物院本館

國立故宮博物院の営業時間は午前8時30分から午後6時30分まで(金曜日と土曜日は午後9時まで)だ。この日は平日だったが、館内は観光客で混雑していた。ゴールデンウィーク中だったこともあり、あちらこちらから日本語が聞こえてくる。入場料金は250元と、ちょっと高めだ。有料(150元)でオーディオガイド(日本語もあり)の貸し出しもやっている。なお、営業時間や入場料金に関しては公式サイトも参考にして欲しい。

入場チケットを購入し、お目当ての翠玉白菜(すいぎょくはくさい)を見るためにまずは3階へ向かう。翠玉白菜の展示場所は302室であるが、他の人たちも翠玉白菜がお目当てらしく、302室の前には団体客を中心に行列が出来ていてなかなか前に進みそうもない。仕方がないのでまずは他の部屋から見て回ることにした。

展示品には英語の解説も記載されているが、展示数は膨大で、全てを見て回るのには相当な時間がかかりそうだ。駆け足で見て回りながら写真を撮ったので印象に残ったものを何点か載せておきたい。なお、以前は禁止されていたが、2017年現在館内での写真撮影や動画撮影は許可されているようだ。

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

しばらく他の展示室を見て回っていると、団体客もいなくなったようで翠玉白菜がある302室に並んでいる観光客の列も短くなっている。この機会を逃さずすかさず列に並ぶことにした。

翠玉白菜(すいぎょくはくさい)へと続く列

翠玉白菜(すいぎょくはくさい)へと続く列

みんながみんな翠玉白菜の写真を何枚も撮るのでなかなか列が進まない。302室には2つの展示ケースが並んでおり、1つ目のケースには翠玉白菜が2つ並んで入っている。

翠玉白菜

翠玉白菜

2つ目のケースに入っているのが一番有名な翠玉白菜。翠玉白菜は翡翠の自然色を生かして彫り上げた白菜の彫刻だが、この翠玉白菜は翠玉彫刻の最高傑作と言われているそうだ。

翠玉白菜

翠玉白菜

サイズは実際の白菜よりかなり小さい。「美しい・・・」と思わず息を呑むほどではなかったが、良く出来た綺麗な彫刻だ。葉っぱには子孫繁栄を意味する2匹の虫(イナゴとキリギリス)が彫られているようだが、小さくてよく分からなかった。あまりじっくりと見ることも出来なさそうだったので、とりあえずみんなと同じように夢中になって写真を撮った。まさに國立故宮博物院のアイドルである。

壁にも白菜

壁にも白菜

ちなみに、翠玉白菜と並んで人気のある肉形石という豚の角煮に似た彫刻もあるようだが、肉形石は出張中のようで見ることは出来なかった。2017年10月8日まで台湾中部の嘉義にある國立故宮博物院南部院區というところに展示されているようだ。それにしても、なんでどちらも食べ物なんだろう。

國立故宮博物院の最大の見どころである翠玉白菜を見た後は、1階と2階もざっと見て回ることにした。

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

國立故宮博物院の展示物

一通り本館を見て回った後、お腹が空いたので本館を出て右側の建物の地下2階にある「府城晶華」というカジュアルレストランで遅めのランチをいただくことにした。

「府城晶華」入り口

「府城晶華」入り口

「府城晶華」店内

「府城晶華」店内

「府城晶華」は台湾料理が豊富で、メニューには日本語表記もある。オーダーしたのは担仔麺(70元)、肉燥飯(50元)と瓶ビール(190元)。いかにも台湾らしい組合せだ。博物館の中にあるレストランにしてはお手頃な価格だが、何故かビールだけ高い。

担仔麺、肉燥飯と台湾ビール

担仔麺、肉燥飯と台湾ビール

担仔麺は台南発祥の台湾を代表する料理だが、今回の台湾旅行中、南部の高雄ではなかなか食べる機会がなく、台北に来て初めて食べることが出来た。料理はどちらも小ぶりでさらっと食べることが出来る。最近は台湾旅行が人気なのか、周りにいるお客さんは日本人ばかりだ。

食事を終えて帰ろうかと思ったのだが、お土産を買っていないことを思い出し、翠玉白菜の置物でも売っていないかと思い本館へ戻ることにした。お土産屋は本館の地下1階にあり、翠玉白菜をモチーフにした商品が数多く並んでいる。

翠玉白菜の置物

翠玉白菜の置物

大きな翠玉白菜の置物もあったが、値段が高くさすがに手が出なかったので、小さな置物を2つ、自分用とお土産に買っていくことにした。他の観光客も翠玉白菜の置物やストラップを買っている人が多いようだ。この博物館は白菜で一体どれだけ儲けているんだろう。よほど日本人のお客さんが多いのか、レジ係はお客さんの国籍問わずほとんど日本語で対応している。

翠玉白菜、友人から失望した話を聞いていて期待をしていなかったこともあったが、思っていたよりも良い白菜だった。前述の通り、元々美術品にはさほど興味のない僕でも、何度でも見たいと思うような彫刻だ。白菜という身近なものだからこそ良いのだろうか。翠玉白菜のお土産も買ったし、満足して博物館を後にした。ちなみに僕は、鍋に入って柔らかくなったものを除いて、基本的に白菜が嫌いだ。

國立故宮博物院からの風景

國立故宮博物院からの風景