高雄・愛河そばのおすすめ海鮮レストラン「七美望安」でシーフードグルメを堪能

蟹さん你好

高雄最後の夜。気が付けば、高雄滞在中は毎日安い食堂や屋台でばかり食事をしている。せっかく港町に来たのだからたまには高級な海鮮(シーフード)料理でも食べたい・・・と思い、ガイドブック片手にMRT三多商圏駅近くにある高級海鮮レストラン「紅毛港海鮮餐廳」に行くことにした。

しかし、お店の前までやって来てメニューを見たところ、どれも量が多そうでいかにも宴会料理と言った感じがする。

台湾でも中国と同じように大勢で食事をする文化があるのだろうか。特に海鮮レストランなんかはグループ向けのお店も多く、なかなか一人では入りづらいところも多かった。

フカヒレや蟹がまるごと入ったおこわなんかを食べたかったのであるが、写真で見る限りどの料理も4人前くらいありそうだ。

「へい、そこの彼女!一緒にフカヒレでもどうだい?僕がご馳走するよ」と、道行く日本人観光客に声を掛けて一緒にお店に入ってもらおうかとも考えたのだが、誰も歩いていないし、そもそも僕に声を掛ける勇気はない。海外旅行中に、いきなり一緒にご飯を食べてくれと声を掛けてくる日本人なんて怪しさ満開ではないか。

結局、この高級レストランに入るのは諦め、一人でも入りやすそうな別の海鮮レストランへ向かうことにした。高雄85ビルを通り過ぎて愛河(あいが、アイホー)に向かって歩き、やって来たのは愛河のすぐそばにある「七美望安(チーメイウァンアン)」。以前ご紹介した小籠包レストラン「龍袍湯包(ロンパオタンパオ)」の近くにある。最寄り駅はMRT中央公園駅だが、駅から10分は歩かなければならないだろう。営業時間は17:30から24:00までのようだ。

高雄85ビルを背に歩く

高雄85ビルを背に歩く

「七美望安(チーメイウァンアン)」外観

「七美望安(チーメイウァンアン)」外観

「七美望安」は地元でも人気店のようで、店内はグループ客で賑わっていた。メニューはなく、ショーケースに並んでいる海産物から選んで注文するスタイルなので、台湾初心者には若干ハードルが高いかもしれない。

「七美望安」店内

「七美望安」店内

海産物が並ぶショーケース

海産物が並ぶショーケース

ショーケースの前で佇んでいると、店員が中国語で話しかけてきたので、「Do you speak English?」と聞いてみたが、話せなさそうだったので、「Menu?」と聞いてみたが「No menu.」と返ってきた。やはりメニューはないようだ。

とりあえず、ショーケースの上に鎮座している蟹を指差す。他にも色々並んでいる食材を物色していると、店員は日本人だと思ったのか「サシミ」と言ってきたので、刺身も注文することにした。

他にはアワビらしきもの、海藻を指さして注文した。調理方法は色々選べるのかもしれないが、中国語は話せないし何でも良かったので、店員に「フライ?」と聞かれた通りフライ(炒め)でお願いすることにした。

注文した後は、冷蔵庫にあるビールを自分で取って、案内されたテーブル席に座る。ビールの種類は豊富にあり、いただいたのは「生」と書いてある台湾の瓶ビール「18天台灣生啤酒」。その名の通り賞味期限が18日と短いようだ。なかなか美味しいのだが、このビールは置いていないところも多いのが残念だ。

台湾ビール「18天台灣生啤酒」

台湾ビール「18天台灣生啤酒」

テーブルに座ってしばらくすると、まずは愛くるしい姿の蟹がやって来た。

蟹さん你好

蟹さん你好

丸ごと一匹で小ぶりな蟹なので、なかなか食べづらい。蟹と格闘していると、続いて刺身がやって来た。

刺身

刺身

刺身は日本の美味しいお店で食べるのと遜色がなくとても美味しかった。さすが港町だけあって海産物が新鮮だ。続いてやって来たのは海藻の炒め物。

海藻の炒め物

海藻の炒め物

海藻は酸味が効いていてサッパリとして美味しいが、海藻がこれでもか、というほど入っている。2~3人前はありそうだ。続いて最後にアワビ(多分)の炒め物が運ばれてきた。

アワビ(多分)の炒め物

アワビ(多分)の炒め物

日本ではあまりアワビを食べる機会がないので、正直アワビなのか分からないのだが、弾力があってとても美味しく、大量に入っているニンニクとも良く合う。こちらも量が多かったが食べやすくてペロリと平らげることが出来た。きっと明日は臭いことだろう。

料理はどれも美味しかったが、特に印象に残ったのが刺身とアワビだ。合計で4品頼んでかなりのボリュームだったので、残念ながら海藻だけ食べきれずに少し残してしまった。一人でレストランに入って色々とオーダーすると食べきれないことが良くある。これは話し相手がいないことと並んで、一人旅の一番の悩みだ。

まぁまぁ高級な食材を食べたような気がするが、上記の料理4品とビール1本の合計で料金は800元(約3,000円)程度だったと思う。かなりリーズナブルだ。シンガポールの川沿いのレストランなら10,000円くらい取られそうである。

合計で800元程度と安い

合計で800元程度と安い

何はともあれ、高雄滞在最終日の夜、港町の高雄らしさを感じさせてくれるお店で新鮮な海鮮グルメを堪能することが出来た。お腹がはち切れそうになりながら、満足して帰路に就く。高雄にもいつかまた来よう。ご馳走様でした。

「七美望安(チーメイウァンアン)」所在地:高雄市苓雅區海邊路75號

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