セブ・マクタン島でのアイランド・ホッピング Vol.2~チャーターボートで2つの島巡り~

アイランド・ホッピング2つ目の島に到着

ボートに揺られながらマクタン島を出発して約30分、最初の島に到着した。と言っても島に係留するわけではなく、島から少し離れたところに他のボートと並んで係留する。揺れのせいで若干気持ち悪くなっており、出来るだけ早く陸に上がりたかっただけにこれはきつい。島に上陸するには小さなボートに乗り換えなければならないようだ。

他に係留されているボートには観光客やダイビングをする人たちが多く乗っている。中には数十人乗ってぎゅうぎゅう詰めのボートもあったりする。この揺れだときっと気持ちが悪いことだろう。

ガイドのマットによると、数十人乗っているボートでもツアーで1人あたり50ドルは支払っているのではないかと言うことだ。4,000ペソ(約8,000円)でボート1台チャーター出来ることを知らないらしい。少人数で貸し切りのボートに乗ると優雅な気分を味わえるので、出来れば自分たちでボートをチャーターすることをお勧めする。

アイランド・ホッピング最初のボート係留地

アイランド・ホッピング最初のボート係留地

係留しても揺れがあるので気持ちが悪い。小さなボートに乗り換えて島に行く気にもならず、船の中央でじっとしていた。ギルバートとマットは海でシュノーケリングをしていたが、この日は天気こそ良かったものの台風の影響で波があり、ボートがかなり動くのでボートの周りでシュノーケリングをするのも危険なようだ。

本来はここの船上でバーベキューをする予定だったらしいのだが、この揺れでは気持ちが悪くて食べられそうもない。百戦錬磨のマットでもいつもと違うこの揺れに若干気持ちが悪くなったらしく、この場所は早々に切り上げ次の浅瀬にある島に向かうことになった。

今度は波に逆らって進むのではなく、波の進行方向と同じ方向に進むので揺れが少ない。そしてどんどん浅瀬に向かっていき、ほとんど揺れはなくなった。10~20分程度で次の島に到着。浅瀬にあるかなり小さな島だ。

アイランド・ホッピング2つ目の島に到着

アイランド・ホッピング2つ目の島に到着

島には人が住んでいない

島には人が住んでいない

今回は島に係留して上陸する。上陸すると、物売りがすごい集まってきた。ココナッツジュースにマッサージ師、貝などを販売するフィッシャーマンに手作りアクセサリーを販売する女性。この人たちはどこからやってきたんだろう?小さな島を巡って観光客相手に商売しているのだろうか?

島に上陸して早々ココナッツジュースを突き出されたので、入場料のようなものだと思ってつい買ってしまった。マッサージ師も一度体を触り始めるとチップを払うまで離れない。かなりしつこいのだが、怒るよりもチップを払ってご退散いただく。これは和をもって尊しとする日本人の美徳だろうか。彼らも日本人の性格をよく分かっているようだ。自己主張の強い外国人であれば、お金を持っていても払わなかったりするのかもしれない。

物売りが提示してくる価格が市場価格よりかなり高いと舐められているような気がしないでもないが、彼らも生活がかかっている。いずれにせよ大した金額でもないので、旅行費用の一部だと思って支払うことにする。

この小さな島から見る海は透き通っていてかなり綺麗だ。人も少なく静かなので、かなりのリゾート気分を味わえる。他にも日本人らしき観光客が数名おり、海に浸かったりシュノーケリングを楽しんだりしていた。

浅瀬にある小さな島

浅瀬にある小さな島

島でしばらくのんびりしているとすっかり体調も良くなった。ボートの上ではバーベキューの準備がされている。

セブ・マクタン島でのアイランド・ホッピング Vol.3~船上でのバーベキュー~に続く