沖縄本島南部のパワースポット・世界遺産の斎場御嶽(せーふぁうたき)を観光

三庫理(サングーイ)

世界遺産の斎場御嶽(せーふぁうたき)と神の島と呼ばれる久高島を訪れることが、今回の沖縄旅行の最大の目的であった。久高島には1泊することもあり時間に余裕があったので、この日は午前中ゆっくりと斎場御嶽を見て回り、午後から久高島に渡ることにした。

斎場御嶽は沖縄本島南部の南城市にある。「斎場」は「最高位」を意味しており、「斎場御嶽」とは「最高の御嶽」という意味になる。「御嶽」とは沖縄にいるとよく耳にする言葉であるが、「聖地」のことだ。斎場御嶽は琉球開闢(かいびゃく)伝説にも登場する琉球王国最高の聖地らしい。

「斎場御嶽入口」のバス停で降り、バス停の前にある南城市地域物産館に設置してある券売機で斎場御嶽に入るためのチケットを買う。チケット料金は大人で300円(2017年1月現在)。

南城市地域物産館

南城市地域物産館

バス停まで戻り、バス停がある道路(国道331号線)を左に曲がって歩いて行くと、10分程度で斎場御嶽の入り口に到着する。

斎場御嶽へと向かう道には、カフェなどの飲食店やお土産屋が並んでいる。この日は1月末だったが、とても過ごしやすい陽気で、長袖シャツ1枚で十分であった。

斎場御嶽への道

斎場御嶽への道

斎場御嶽に入る前に、まずは入り口にある「緑の館・セーファ」で約3分間のビデオを見る。ビデオの内容は斎場御嶽の紹介、斎場御嶽に入る際のルールや心構えのようなものだ。このビデオを見ることによって改めて斎場御嶽が神聖な場所であることを認識させられる。

緑の館・セーファ

緑の館・セーファ

ビデオを見た後、いよいよ斎場御嶽へと入る。入り口には世界遺産と書かれた石碑がある。

斎場御嶽入り口にある石碑

斎場御嶽入り口にある石碑

入り口を入ってしばらく進むと、右手に現在は台風の影響で立ち入り禁止となっているウローカー(ウロー泉)への入り口がある。ウローカーは、かつて斎場御嶽に入る人たちが禊(みそぎ)を行うための場所だった。ウローカーへは現在国道331号線から入ることが出来るので、興味がある人は斎場御嶽に入る前にウローカーを訪れて見て欲しい。

参照:聖地・斎場御嶽(せーふぁうたき)に入る前にウローカーに立ち寄って禊をする

立ち入り禁止となっているウローカーへの入り口

立ち入り禁止となっているウローカーへの入り口

その先には久高島遙拝所がある。ここからは東方楽土ニライカナイへと通じるとされている久高島を望むことが出来る。

久高島遙拝所

久高島遙拝所

久高島遙拝所の次にあるのが、参道への入り口である御門口(ウジョウグチ)。道の脇に置かれている6つの石製の香炉は、斎場御嶽内にある6ヶ所の拝所を表しているらしい。

御門口(ウジョウグチ)

御門口(ウジョウグチ)

木々に囲まれた小道を進むと大庫理(ウフグーイ)と呼ばれる最初の拝所がある。大庫理には「大広間」や「一番座」という意味があり、首里城正殿の2階と同じ名前になっている。手を合わせて祈っている人も多いので邪魔にならないようにしよう。なお、石段の上に上がることは出来ない。

大庫理(ウフグーイ)への道

大庫理(ウフグーイ)への道

大庫理(ウフグーイ)

大庫理(ウフグーイ)

大庫理を後にし、道を進んでいくと突き当たりで道が左右に分かれている。まずは左の道へ入り寄満(ユインチ)へと向かう。道の途中には1945年の沖縄戦で撃ち込まれた砲弾で出来た穴があり、池になっている。

寄満(ユインチ)への道

寄満(ユインチ)への道

沖縄戦の砲弾で出来た穴(池)

沖縄戦の砲弾で出来た穴(池)

寄満とは「台所」を意味するが、当時の琉球王国では貿易が盛んだったこともあり「豊穣の寄り満つる所」と解釈されているようだ。こちらも首里城に同じ名前の建物がある。

寄満(ユインチ)

寄満(ユインチ)

道が二手に分かれているところまで戻り、もう一方の道へと進む。しばらく進むと道沿いにあるのが「シキヨダユルとアマダユルの壺」。これらの壺は2本の鍾乳石から滴り落ちる聖なる水を受けるために置かれているらしい。

シキヨダユルとアマダユルの壺

シキヨダユルとアマダユルの壺

その先にあるのが斎場御嶽の中でも最大の見所である三庫理(サングーイ)。重なり合った岩が見事な三角形を作り出している。自然に出来たものとは思えない、何とも神秘的な光景だ。この三角岩の空間の突き当たり部分が三庫理で、右側にはチョウノハナと呼ばれる拝所がある。こちらもいずれも首里城内にある場所と同じ名前を持っているようだ。

三庫理(サングーイ)

三庫理(サングーイ)

チョウノハナ

チョウノハナ

三角岩の空間を抜けたところの左側からは遠くに久高島を望むことが出来る。

三庫理から望む久高島

三庫理から望む久高島

斎場御嶽の見学は以上で終了となる。見学にかかる所要時間は1時間もあれば十分だと思う。この日は土曜日だったこともあり斎場御嶽には観光客が多く、特に三庫理周辺には人が集まっていて写真も撮りづらかった。静寂の中聖地の厳かな雰囲気を感じたいのであれば、朝早く開場(午前9時)と同時に来た方が良いかもしれない。

斎場御嶽から久高島を拝んだ後は、来た道を歩いて戻って久高島行きのフェリーが出る安座真港フェリーターミナルを目指す。

斎場御嶽から久高島行きフェリー乗り場の安座真港へ向かい、食堂「うみのそば」でランチに続く

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